人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

シニアの働くを考える

働き方4.0を目指す

これからの働き方 時代と共に働き方は変わってくるのもわかります 私が入社した時は支店長155人いて女性は2人でした 大手企業の管理職も多くは男性で、政治家もほとんどが男性だったので「人の上に立ち指導するのは男性」という価値観が強かったです 今…

学歴は高卒の方が有利な時代になる

大卒は20%でいい 昨今の人手不足から企業側も「もう高校出たら社会に出てほしい」という企業側の声をよく耳にします 「弁護士や医者や教師などの特殊分野以外は全員高卒でいいのでは?」 「大学生の半分以上は4年間が無駄で、その分早く社会に出てほしい…

肩書がなくなったときどう生きるか

労働期間延長&役職定年時代 年金制度が破綻することはありませんが、受給年齢はどんどん後になることと、受給金額は減るので「もう年金だけでは生活できない」という時代になってきます 少子化で若者が減り続けているのももちろんありますが、長寿化も大き…

氷河期世代からの老後

氷河期世代の年金は月8万円 先日の報道番組Msサンデーで「氷河期世代の年金は月額8万円」という予測数値に愕然としました 実際は支給額などが遅れて、もう少し多いとは思いますが「年金だけでは暮らせない」というのは事実です 高度成長期は9人で1人の老…

日本の労働参加率は最高水準

働きアリ気質は誇るべき 子供のころ「日本は資源がない国」と教わります それに対し政治家が「日本の資源は勤勉に働く国民だ!」といったのを覚えています 戦後復興に向けて懸命に働く日本人を見たイギリス人は「ウサギ小屋の働き中毒」と笑いました 本来の…

管理職の寿命

いつまで管理職でいられる? 昭和の常識は ・新卒で入社した会社に終身雇用で最後まで勤める ・初任給は低いが年功序列で役職と給料は自然に上がっていく ・55歳定年退職時には高額な退職金がもらえる ・それ以降は悠々自適な年金暮らし と摺り込まれて働…

キャリアプランは何歳まで設定するのか

キャリアプランは劣化している 大まかな人生のキャリアプランは『学習期20年・労働期40年・引退期15年』です 寿命が延びると学習期20年と引退期15年は固定されて、労働期のみ50年、60年、70年と伸びていきます 伸び続ける労働期を嫌う人たち…

日本にもある世代間の分断

人手不足と雇用延長 どこの企業でも「雇用延長はしなければならない」ということは理解していると思います 「採用が苦しいし、人手不足だから延長してくれるのはありがたい」 という組織もあれば、新卒採用の力があり 「延長するなら新卒の若い世代を活用し…

住む場所も考える時代

人気リゾートだが採用ができない 少子高齢化と言われてもまだまだ実感はありませんが、過疎化が進んでいる地域は深刻になってきているようです とある地方のグループのリゾートホテルを中国資本に売却することになりました 非常に人気の高原リゾートでお客様…

中国を観察しながら年金の未来を学ぶ

中国の少子高齢化の四重苦 先進国では多くの国が少子高齢化問題を抱えています その中でも中国の少子高齢化は四重苦といわれています まずどこの国でも文化・文明が成熟すれば医療技術が進歩し、社会保障も充実し、食も豊かになり、人々も健康への知識が上が…

定着率が良ければいいというものではない

一所懸命は武士の文化 私の新卒で入社した会社の入社研修で「一生懸命だはなく一所懸命」と講義を受けます この頃から時代は「石の上にも3年はもう古い」と転職をあおるようになってきます 私のいた会社でも転職者こそいないものの、自己申告書に転勤希望を…

高齢者の定義をアップデート

健康寿命も延びている 小泉進次郎が「年金支給は80歳からでいい」という声に「死ぬまで働けということか!」と反発の声が上がっています 小泉ブランドはストレートに歯切れ良い発言と、強権的に実現をするところが人気ですが、現在の男性の平均寿命は81…

若い世代は50代をよく観察しよう

人口予測で観るキャリア 社会で活躍しているZ世代は、年々仕事をおぼえ活躍していると思います 今から老後のことを考えろと言っても無理がありますが、同じ会社の50代後半の方をよく観察しておいた方がいいと思います 昭和であれば55歳は定年で、平成前…

右脳感情と左脳感情

頭がいい人って? 『南方正義と北方正義』の後は右脳と左脳を考えてみたいと思います 自然界は昼と夜、暑いと寒い、男と女など対で出来ており、人工物で動くものも動くと止まるスイッチ、アクセルとブレーキと対で出来ています 人間の性格も心も脳ですが、そ…

専業主婦はもういなくなる1億総労働者時代

昭和の女性の就職は専業主婦だった X世代の私が大学生の頃は、同級生の女性の多くはキャリアプランは専業主婦でした 23歳で社会に出て、25歳で結婚するのならなぜ大学に来たの?と聞くと 「四大卒と結婚する為」 「大手企業に入社できるから結婚相手を…

従業員の二刀流・三刀流の時代

就職温暖期はかなり長期化する バブル経済崩壊後には長きにわたる就職氷河期が続きました 世の中は相場で動いますので、バブル崩壊前と後では求人倍率に雲泥の差があります 同じ大学の同じレベルの学生でも、入社できる会社や条件が時代により大きく変わると…

48歳&82歳でみる人生の幸福度

幸福とは 「あなたは幸福ですか?」と聞かれても、幸福の基準があいまいで答えにくく、気分でもだいぶ違います ただ、過去を振り返ると「あの時期は受験に失敗して暗かったな」とか「社長賞をもらうほど成績好調で輝いてたな」などはあります 同じことを経験…

70歳定年・80歳定年・90歳定年

平均寿命-15年=引退年齢 もうすでに『70歳定年時代』だと思います 終身雇用&年功序列の昭和の雇用モデルをまだ少し引きずっている人がいる日本ですが、この2つは55歳定年だからできたことです 日本は世界一年金支給年齢が遅いですが、それは世界一…

生き様だけでなく死に様も考える

人は必ず死を迎える 報道を見ていると殺人事件が多く流れるので「物騒な世の中だ!」と感じますが、日本は世界トップクラスの殺人の少ない国です 見ず知らずの人に殺される確率は14%です ただ、親族は51%なので「親子関係は危ういモノ」「夫婦はいつま…

Ⅹ世代の生きずらさ

X世代ってどんな世代? 世代分類にはいろいろありますが、日本独自の「バブル世代」「さとり世代」などのものと、世界基準であるX世代・Y世代・Z世代・α世代などがあります この2種類は元号と西暦のようなものです 最近、年長者に「1964年以上前に…

伸びた人生はどう生きるべきか

ライフモデルは平均寿命からつくられている 初めて中国を統一した秦の始皇帝が次に求めたのは『不老長寿=永久に生きられる身体』です 中国統一も部下たちにとっては難題だったと思いますが、不老長寿薬を手に入れろという命令はそれをしのぐ難題です 「不老…

人生100年時代の問題点

まだ来ていない『100年時代』 雇用延長を議論する時に必ず「いったい何歳まで生きるんだろうね?」という話が出ます 「国は今は70歳まで雇用しろと言ってるけど、必ず75歳、80歳まで雇用しろと言ってくるよね」 「労働所得一本の人は85歳でも雇用…

リタイア後の自由が苦痛

趣味がないのは懸命に働いてきた証 寿命が延びたことによる働き方の変化について2回にわたり書き綴ってきましたが、今回はリタイアした後の問題を考えてみたいと思います 定年延長をしている社員は『お金の為』という人が7~8割だと思いますが、中には「…

寿命の延びとキャリアモデル

いつの時代も未来は暗い セロトニンが多い南米やアフリカの人は楽観的ですが、少ない東アジアの人は不安症になります 東アジアの中でも日本人は特に少なく90%近くの人が不安を抱えやすいハートをしています これは非常に損な性格に感じますが ・日本の製…

AIの時代に人の脳の価値はどうなるか

脳の使い方に関心をもつ わずかの期間の間にAIは「こんなことも出来るようになったの?」という進化を遂げます 人間の頼もしいパートナーであると共に、仕事を奪う存在でもあります AIに奪われる仕事以上に、新しく生まれる仕事の方が多いので『変化に対…

もはや定年ではなく契約期限

もはや老後はない 現在、企業には定年後も65歳までは雇用の機会を確保することが義務づけられており、本人が希望すれば基本的に65歳までは働けるようになっています さらに70歳までの就業確保が努力義務とされており、会社は本人の希望によって70歳…

生き方の過渡期のX世代の雇用と年金

年金の現状とこれから 昭和の終身雇用&年功序列が摺り込まれ、平成の低成長時代を生き続けたのがX世代です 昭和の時代は世界的に評価の高かった終身雇用&年功序列の雇用システムも、令和になると「企業と人の成長を阻む悪しき仕組み」などという評価にな…

肩書のなくなった自分とどう付き合うか

昭和の価値観で来られると苦しい 「上司は10歳ほど年下になりますがよろしいですか?」 最近キャリア採用(中間採用)の面接でよく口にすることに気づきました 就活中は「生活を安定させねば!」という想いが強く働いているので「年下の上司でも気にしません…

無冠と実力とキャリア

無冠の帝王 私が生まれる前に現役だったプロレスラーに『神様カールゴッチ』がいます 神様と呼ばれるぐらいですから相当強い人で、アントニオ猪木さんやUWF選手のような実力重視派のレスラーには師匠として慕われていました カールゴッチがハワイにいると…

本当の自由は引退後から

日本は労働信仰の国 引き続き60歳以降の労働について考えたいと思います フランスの年金受給延長による暴動を見るにあたり『労働から人生における価値は見いだせない』と考えさせられます 日本人は勤勉思想が植え付けられているので「元気なら労働をするも…