人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

脳の若返りは可能

増え続ける高齢者

先日確定申告に行ってきました

ラインで予約を取っているにもかかわらず1時間以上待たされるので、予約なし来場はかなり待たされると思います

待たされて怒っている人もチラホラいるし、税務署の若い職員相手にキレてる人もいたりします

確かにお役所仕事は四角四面で「面倒くさいな」と感じることも多いですが、たかだか年に一度の事務的な手続きです

若いながらも税務署の職員は聡明で丁寧に対応してますが「あんたは俺たちの税金で給料もらってんだろ」「インボイス制度?また面倒なこと始めやがって」「責任者呼べ」など言ってはいけない言葉を発する人もいます

キレる老人は社会現象になりつつあります

担当してくれた若い税務署職員に「これからは少子高齢化でああいう人増えるね」というと、苦笑いしながらうなずいていました

周りに合わせようとせず頑固な老人

人の話が理解できずキレる老人

にはなりたくないものですね

防ぐ手立てはあるのでしょうか?

 

「片足立ち診断法」で脳の老化状態を診断 

飢えのない社会をつくり、医学が日進月歩進歩していくので寿命はどんどん延び続け、人生100年時代など言われるようになりました

長寿は全人類の望んだことです

文明・文化が成熟してくると少子化になっていきます

若者が少なくなり、老人は増えていくのは先進国全ての問題です

アメリカのように移民を多く受け入れればいいじゃないか」という意見も多いですが、アメリカの白人比率は近い将来16%になると予測され、それはそれで新たな問題が生まれそうです

「平均寿命は延びているが健康寿命は延びていない」⇒「だから運動習慣を!」は昭和にはあてはまらず、令和にはマストな習慣です

私の母親も晩年は貯金と貯筋と口を酸っぱくしてアドバイスしていました

寝たきりになったら筋トレもウオーキングも出来ません

『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』の著者の西剛志さんは「老人脳を測る簡単な方法がある」と言います

それは片足立ち診断法で脳の老化状態を診断 できます

簡単な方法なので、ぜひ自分の状態を知るためにやってみてください

診断方法 は

その場で立ち上がり、目を閉じた状態で片足立ちをしてください

何秒間片足で立っていられるかを計ってください(転倒の危険もあるので注意してください)

 たったこれだけで診断できます

目安は30秒だそうです

目を閉じて30秒以上片足で立っていられれば、脳はまだまだ若い状態です

逆に30秒未満の人は老人脳が進んでいます

・平均58・8秒 → 脳年齢30代

・平均32・9秒 → 脳年齢40代

・平均23・7秒 → 脳年齢50代

・平均9 ・4秒 → 脳年齢60代

・平均4 ・5秒 → 脳年齢70代

・平均2 ・9秒 → 脳年齢80代 

やってみましたが、私の場合右足は結構ぐらつきますが左足は長く安定していました

脳はクロスしているので、直観・感性・創造を司る右脳は元気で、言語・計算を司る左脳はやばいのかもしれません

ちなみに私は『うさうさ脳』のチェックでは『右脳で考え左脳で発信する』うさ型です

『うさうさ脳』のチェック法は下の過去記事に記載してあります

  脳の老化には気づきにくいものです

「かなり老化してた!ショックだ!」という人も、目をつぶって片足立ちトレーニングを続ければ、しだいに脳はバランス感覚を養い若返っていくそうですのでご安心ください

バランス感覚脳の若さは比例しています

プラス、脳が老化するネガティブな言葉を使わないようにすることも大切なようです

 

いつまでも脳の若さを保つ 

考えてみれば終身雇用は恐ろしい制度かもしれません

「学校を出て同じ会社でずっと過ごし、偉くなってオレ様管理職となり、定年すれば趣味も友達もなく一人で家の中にいる」はステップアップの勉強もせず、偉くなれば部下の気持ちも考えようとしない『老人脳まっしぐら』な環境です

令和に社会に出る若者が終身雇用を『飼い殺し制度』などと呼ぶのが少し理解できます

『老人脳』とは

周りが気にならなくなり社会変化に無関心

記憶力・理解力があいまいになる

同じ主張を繰り返す

感情的になりやすい

傾向の人だそうです

対して70歳でも80歳でも変わらむ若々しさの脳の持ち主をスーパーエイジャーと呼ぶそうです

頑固な老人・キレる老人とは大きく違う、温和で優しい老人の方々です

『老人脳』は日々の様々な習慣の積み重ねによって変えることができるそうです

年を取っていくのはしかたなくとも、脳はいつまでも若々しさを保つことができます

私達の脳は30代から少しずつ委縮が始まります

「新しいことをするのが億劫になる」

「物忘れが多くなる」

「無配慮になる」

「ミスが多くなる」

「耳が聞こえなくなる」

などがその原因です

周りが気にしなくなるようで、ファッションなども気にならなくなり、部屋着でコンビニに行ったりするようになります

「着替えるのが面倒」+「どんどん人目が気にならなくなる」が要因です

人の気持ちを読む能力も衰えていき、失礼な老人・キレる老人になったりします

家族に対して横暴な態度、店員に対する乱暴な言葉などがそうです

自分の思い通りにならないことに腹を立てるようになっていきます

40歳の後半になったら『相手の気持ちを考える』ことを意識すべきだそうです

人の気持ちを読む力が衰えない人は、温和でやさしそうな老人が多く、脳が若々しいようです

勉強などの学習能力は18歳ぐらいがピークとされています

人の気持ちを読む能力は48歳くらいがピークだそうです

ただ語彙力は67歳がピークだそうです

言葉の力など年齢と共に蓄積されていく結晶性知能は伸びる人は80歳過ぎても伸びていくようです

勉強に対する能力は劣ったとしても『人の気持ちを読む能力』は意識して安定させ、若者より大きく勝る『語彙力』に磨きをかけていくが人生100年時代を幸福に生きる自己改革だと思います

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました