人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

定年再雇用を選択すべきか

「そんな死んだような目で生きなくていい」 とある元部長は60歳で役職を降り70歳までパートで再雇用する道を選びました 「住宅ローンもあるし、下の子はまだ大学生だから延長は助かる」と当初は言ってました いつも新入社員研修を講師として手伝ってもら…

運がいい人になりたい

運がいいってなんだろう? 人は割と瞬間を切り抜いて「今日はついてない」「運が悪い」と考えたりします ちなみに「自分は運がいい」「自分は運が悪い」と思っている人の宝くじの当たりはずれには全く差が無いそうです 運の良し悪しは感じ方・・・が真理かも…

鉄の凡人

問題児ではないけれど・・・ どこの組織にも問題社員はいますが、そのレベルは多くの段階に分かれます 最悪なのは懲戒免職などで解雇される人 そこまでいかずとも、遅刻が多い、よく欠勤する、ミスがやたら多いという周りに迷惑をかける人 隠れパワハラ等の…

レヴィン関数と人材の質

同じ人間でも環境で大きく変わる リンゴの木を青森県で育てるのか沖縄県で育てるかで育ち方が違います 同じくサトウキビを沖縄県でなく青森県で育てるとなると、暖房設備などが大変そうです 動植物には適正環境があります 本を読むのが好きな子供がいたとし…

テクノロジーの正体を知っておく

テクノロジーは少しづつ仕事を奪っている 「人の仕事はテクノロジーにどんどん代替えされていく」 「AIに仕事は奪われる」 頻繁に言われています 「でも国や企業はそうはいってないよね!コンサルタントや評論家の戯言じゃない?!」 ところが水面下で企業…

変化対応型の育成法

森英恵さんの大切にしたもの 日本のファッションデザイナーのパイオニア森英恵さんが96歳で死去いたしました アジア出身のデザイナーの名は西洋のファッションの中心地でほとんど知られていなかったにもかかわらず、世界で活躍したファッションデザイナー…

アメとムシ

人財育成に優れたパターン 前回に引き続き「日本人気質に合った人材育成」を考えてみたいと思います 親や管理職や人を教育する立場の人は「どう育成するのがいいのか?」と悩んでいると思います 東洋には性善説・性悪説などもあり「人は自主的にいい仕事をす…

日本人とセロトニン

日本人を知るには・・・ 「日本人ってどんな人種?」「日本人の特徴は?」と聞かれたら何と答えますか 「島国だから保守的」 「侵略された歴史が無いのでお人好し」 ○○だから■■・・・という言い方を私たちはよくします 脳科学者の中野信子さんは『セロトニン…

竹には節がある

竹は節があるから強い 本田技研の創業者・本田宗一郎氏の言葉です 竹には節がある その節があるからこそ雪にも負けない強さをもつ 企業にも節がある 困難な時が一つの節だ この節の時期が大切だ 竹の強度は一定の間隔で存在する節目によって支えられています…

EQによる人間関係管理

アサーティブ 前回の『EQ=心の知能指数を高める』の続きです EQを高める為に 『自己理解』を高め 『感情管理』を訓練し 『共感力』を磨く という人財育成コンサルタントの三浦将さんが4つ目にあげるのが 『人間関係管理』の重要さです ①本音でポジティ…

感情を見える化する

IQを変えるのは大変 IQと聞くと「元々の頭の良さ」いわゆる「もう変えられない」というイメージが強いです IQというのは人の知能を数値化したものであり、知能指数と呼ばれ『intelligence quotient』の略語です IQが20違うとお互いが理解できない…

競争社会になじめない人たち

資本主義は競争が原動力 私達は資本主義社会に生きており、原動力になっているのが『競争』です 「A社の製品はこんな機能がついていて優れている」 「B社は他社よりも安い」 企業間で競い合うことにより社会はどんどん良くなっていきます 「営業1課に負け…

就職氷河期

西暦2000年ってどんな時代 西暦2000年・・・1000年に一度の区切りのいい年です 2000年というと「今まで年を桁で計算していたコンピユータが誤作動を起こすのでは?」という2000年問題があった年でした 会社のシステム企画部は何人かが泊…

自分で考えるスキル

追い込まれると思考停止する 先日、自分の事業で270万追加でかかることが判明しました 「物価高騰で当初の計画より様々なものが値上がりしてしまい金額が跳ね上がってしまった」とのこと 急に世間で騒がれている物価高騰が現実的になります この金額にな…

仕事=楽しいものは正解か

仕事がつまらないと辞める若手社員 管理職が長いと様々な退職者に会います 『会社に口にする退職理由はすべてが真実ではない』とも言われます 若手社員の場合は比較的正直です 「入社してみたら思っていた仕事と違う」 「目標がキツイ」 「この仕事続けられ…

中庸を保つのが理想

評価された時期もあった日本の終身雇用 「終身雇用崩壊」 「終身雇用が日本経済をダメにしている」 国内・国外を問わず諸悪の根源とされている終身雇用制度ですが、評価された時期もあったのです バブル景気までは 「終身雇用だから日本企業は団結力が強い」…

人づくりは国づくり

新潟県長岡市に残る思想 新潟県の長岡市に行ってまいりました 新潟県の社長が日本一の長岡花火の桟敷席を用意してくれ、絶景でした コロナで2年中止となり、今年は立ち見客なしの招待客のみの開催でしたが街のホテルはすべて満室です 以前4年半ほど転勤で…

4つの時代を生きる

多産少死の時代を生きる 先日、祖母の妹が息を引き取りました 99歳、大正・昭和・平成・令和という4つの時代を生きたことになります 10人兄弟で、生存しているのは一番下の弟だけになります ちなみに祖母の妹は叔祖母(おおおば)と呼ぶそうです 本人の…

雇用はどう変わるのか・・・

環境変化が雇用変化へ直結 経団連の中西会長が「もう終身雇用は維持できない」と発言してから3年が経ちました トヨタの社長も「終身雇用は難しい」 サントリーの社長も「定年を45歳にすべき」 と次々に超大手企業の社長が「終身雇用の維持は不可能」と発…

老後リッチな人を見て見ると

観察して真似ることから 先のこととはいえ老後は不安があります 稼ぐ力は無くなるし、体力は無くなるし・・・ グループ会社の運営してる老人マンションの価格を見て仰天しました 「こんな月〇十万円も払うお年寄りいるの?」 「それがいるんだよ!この仕事し…