人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

マネジメント

規則はきびしい方がいいのか?

コロナ対策も各国それぞれ 総じて学校の強いスポーツ部は規則が厳しいです 難関大学に進む進学校は生徒自らが自分に厳しいようです とはいえ厳しいと言っても3年間の我慢ですが、大きな組織や国家の規則はきびしい方がいいのでしょうか? 各国のコロナ対策…

一騎当千の組織創り

精鋭を揃えた強さ 古代中国で漢と楚が戦っていた時代、楚の彭城が56万人の漢軍に落とされます 斉に遠征していた楚王の項羽は戦力を割けず、仕方なく精鋭3万で彭城奪還に向かいます 文武に長けた項羽の指揮の元、楚軍3万は56万の漢軍を完膚なきまでに叩…

「叱る」って依存症だったんだ!

依存症はいろいろある 薬物依存症 アルコール依存症 ギャンブル依存症 昔から世の中には多くの依存症があります ネット依存症 ゲーム依存症 スマホ依存症 などは近年の新しい依存症です 依存とは『心身の健康や生活を脅かしているにも関わらず、特定の物質や…

教えるは「ほお~」と「へえ~」がポイント

企業の研修は学校の授業とは違う 採用企画部から教育企画部に異動し、新卒の教育・研修担当になり最初のデビュー戦は2週間の『新入社員入社研修』でした 初日から先輩社員に洗礼を浴びます 「学校の授業じゃないんだから」 テキスト・レジメを淡々と読むな…

今は使うべきでない貧しい時代の言葉

言葉は風化する 大学時代「儒教は国の立ち上げの時には大いに重要視されるが、国が栄えてくると必要とされなくなる」と教わったことがあります 明治時代の日本でも儒教を非常に重んじていたようですが、次第にフェードアウトしていきました 秦も中国を統一す…

情報のさばき方で大きく変わる時代

恵まれた情報民主主義時代 現代は『18世紀の人が一生を掛けて得る情報を2週間で得ることが出来る』と言われています これを『情報の民主主義の時代』という人もいれば『情報洪水の混乱期』と呼ぶ人もいます 「誰でも簡単に情報を得ることが出来る有難い時…

退職理由 本音と建前

気を遣う退職理由 新卒で入社し24年間いた会社は退職者が出ると〈労働組合〉と〈社員相談室〉からそれぞれ退職者の自宅にアンケートが届きます 問題ありの管理職を調査するためだと言われています 場合によっては〈事故調査委員会〉という組織も動いたりし…

改めて感じる大義名分の大切さ

企画が却下され続ける日々 本社の営業企画部にいた頃、様々なイベントを企画する責任者でした 当然企画したイベントには経費が掛かります 「かけたコストは利益として回収しなければならない」はよくわかっています 営業部や商品本部の人たちは好意的でした…

原因他人論か自分論か

部署によって大きく違う新人定着率 現在4つの施設の採用を担当しています 4つ合わせると毎年の新卒採用は約100人 まったく人が辞めず「今年は新卒いりませんので教育研修をしっかりお願いします」という部署もあれば「昨年入った10人の新入社員が8人…

やる気は存在しない

目的の為にはやる気が必要?? 「子供にやる気を起こさせて勉強させねば」 「どうしたら部下がやる気を出してくれるだろう」 「選手にやる気を起こさせて次の試合には勝ちたい」 何かを成し遂げる 目標を達成する 良い成果を出す その為には『やる気が必要』…

狡兎死して走狗烹らる

優秀な人間も不要となる日が来る 私の仕事のパソコンには 狡兎死して走狗烹らる と貼ってあります 「なにそれ?」というものの読み方がわからないらしく、誰もググれません 先日来た同じグループ会社の採用教育マネージャーが「わかります、採用責任者として…

風化しない企業理念

自社のカラーを語れますか 毎年新卒用の入社案内を作成しています その時に一番苦労するのが入社案内の見開きに来る言葉『コンセプト』『理念』『キャッチフレーズ』などの 「どんな会社?」 「何を目指しているの?」 「この会社は何のために存在しているの…

脳科学と連携したキャリア形成

母親の出産年齢と女性の好み 脳科学者の中野信子さんの説によると 「母親の出産年齢が高いと熟女好きの男性になる」そうです 「出産年齢は上がってきてるので熟女好きな男性は増えそう!」と語ってました 記憶になくても『年配の女性が面倒をみて育ててくれ…

2世帯住居型企業

50代と20代の同居組織 最初に新卒で就職した会社は新卒採用しかしていないので、毎年入ってくる新入社員がミルフィーユのように重なっていく組織でした 競争を原動力にするには都合のいい組織です 転職してリゾート部門の採用を担当するようになってから…

モチベーション格差

働く価値基準は団塊世代前の人が作った 前回は収入格差により社会がバランスを壊れていくことを述べましたが、今回は『モチベーション格差』について述べていきたいと思います 働く従業員のモチベーションは非常に大事ですから、管理職やリーダーは「いかに…

強みで勝負する

弱みは頭痛の種しか生まない 「努力することにより目標達成できる!努力は大事!」 は学生でも社会人でもよく言われる言葉です 努力する姿は美しいです 「なんでも成果が出ないのは『やり方が悪い』か『努力が足りない』からだ」はビジネス現場でもよく聞き…

サイコパスは不必要ではない

取扱注意のサイコパス 以前「サイコパスを採用してしまい苦労したこと」を述べたことがあります A支店は女性のサイコパスで女性社員がかなり離職し、支店長が3代にわたり苦悩していました B支店は支店長がサイコパスだったので、採用しても採用しても次々…

独裁政権は悪なのか

イメージの悪い独裁者 「独裁者」と聞くと大概の人はいいイメージをもちません 「歴史上 多くの人を殺した」 「自分の欲望のままに世界を混乱させた」というイメージが強いです いわゆる「悪」です 対してヒーローは「皆の指示を受けてトップになった」 「皆…

過去に戻るは愚策

人は過去を美化する 「あの頃は良かった」 「あの時代に戻りたい」 企業でも 「原点回帰すべきだ!」 などはよく聞きます やってみてダメだったことを止めるのはいいですが、時代をさかのぼって昔の時代の体制に戻すのは上手くいきません 人は『過去は美化す…

自分の生息に適した環境

動植物はすべて適した環境が違う 前回は「社会に適合してない人は約9割」「自分だけが・・・と悩む必要は無い」「適した環境なら大輪の花を咲かせることができる」と書きました 新卒で入社した会社で同じ大学からもう一人同期入社のS君がいました 私よりも…

9割は社会不適合

努力は1割しか解決をしない 世の中は〈努力〉を非常に評価します 「どんなことでも努力で解決できる」という意識高い系の人は多いです 努力して何かを成し遂げる姿は美しいからです 私の唯一上司に恵まれたと思う点は 「やってダメだったら方向転換しろ、人…

日本人の賃金は上がるのか?

横ばいの賃金 日本の賃金を上げることが政治の課題になっています 引かれる税金や社会保障費は少しづつわからないレベルで上がっています 総理は「まず成長して、次に賃金UP」と言います 見方を変えると「成長しなかったから賃金UPできなかった」と言わ…

部下を見て上司を計る人事

本部にいてもどんな上司かわかる 最初に24年間お世話になった会社の人事課長が60歳で定年となります 実直で気配りのできる人です 1月からは有休消化だそうです 直接働いたことは有りませんが、人事部とは採用企画部・教育企画部時代によく絡みました 「…

競争と平等

格差を排除した組織 私が新卒で入社した会社は、新社長になり「数字での評価を撤廃する」となったそうです(もう離れて8年経ちましたが) 「社員の話をよく聞き、会社の構造改革を断行する」 というスローガンを行っているせいです この新社長は〈格差嫌い…

行動心理学でみる不快な時のしぐさ

行動心理学から読み解く不快感情 会社からの指示で『コーチング』『心理カウンセラー』の資格は取りましたが『行動心理士』は自費で学びました 人のしぐさから心理を読み解くスキルです 「FBIも犯罪捜査に使っている」と聞き面白そうなので心理カウンセラ…

人の人生は習慣の塊

習慣化の重要性 コロナウイルス蔓延で就労時間が大幅に減り〈ブログ〉という習慣がプラスで出来ました だいたい19時~20時に帰宅しブログを書きます 帰宅が21時過ぎたら「その日は無し」です 月に20記事が目標 習慣化すれば苦痛ではなくなります そ…

「遊ぶ」は高度な知能を持つ証明

自分の時間が多いは重要 私が学校を出て最初の企業を選んだのは『休日の多さ』でした 昭和40年代から〈 週休二日制 〉を導入しており 平成の時代には〈 週休三日制 〉が導入間近でした グループ企業の一部はすでに〈 完全週休三日制 〉が実現できておりま…

人を見抜く技術

面接ではすべてはわからない 社会人としてキャリアを積んでくると〈 人を観る目 〉はそれなりに養われてきます 子供のころから〈 人を見抜く目 〉が長けた子は ちょっと人と距離を置いて周りを観察している子が多いようです 私の会社では使っていませんが 選…

なぜ性格で「運」が変わるのか

性格改善は難しいことではない 毎年の新入社員入社研修で幸田露伴の言葉 「人は自分の性格と異なる運命には出会わない」 つまり「性格が運命を創る」と講義しています 説明不十分のせいか 半年たった先日のフォローアップ研修で 「自分の性格では運のいい人…

私たちは喋りすぎ

社外顧問に言われた意外なこと 社外顧問がいた時期がありました 「人を活かして企業を活性化する」という立派な方です たしか70歳を越えていましたが頭脳明晰な紳士です 営業本部は当時15のエリアに分かれてました 最初は最も予算規模の大きい私のいる首…