人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

マネジメント

非正規雇用者のキャリア支援

非正規労働者の現状 新卒正規労働者の話になりますが 私が新卒で入社した企業の元部下だった後輩と久しぶりに会う機会がありました 仕事も優秀で部下からの信頼も厚い優秀な人間ですが現在はチーフ(主任)です 「僕は就職氷河期ど真ん中の入社なんですが も…

外国人移民のキャリア支援

増え続ける外国人労働者 私が海外からの留学生の採用を担当しだしたのは3年前からです リゾート事業部の採用担当になってからです 韓国の大学生 台湾の大学生 はそれぞれ韓国語・中国語の話せる人材が必要とされたからでした 観光専門学校からもサービス職…

障がい者のキャリア支援

日本理化学工業株式会社に学ぶ 神奈川県川崎市に日本理化学工業株式会社という会社があります 主にダストレスチョーク(粉の飛ばないチョーク)の製造を行っている会社です 従業員50名のうちの70%以上が障害者の会社です はじまりは50年前 近くの養成…

若者へのキャリア支援ー1

若者の自立と包括的支援 平成になってから ニート フリーター ひきこもり など「若者の社会的孤立」が問題視されるようになりました 「経済が低迷しているせいだ」 「核家族で大人と接する機会が少ないのが問題」 「ゆとり教育のせいだ」 いろいろと言われて…

女性へのキャリア支援ー2

男女の歴史的変化 私がまだ社会に出たての頃 当時NHKのアナウンサーだった鈴木健二さんが「日本もアメリカのように離婚率が上がってきた なぜなんでしょう?」という問いに 「好きで結婚するからですよ!」 と答えてました 時はもう平成 「好きだから結婚す…

女性へのキャリア支援ー1

女性の就業状況 平成11年に男女共同参画社会基本法が施行され 男性も女性も平等に社会活動に参画する機会が確保されました 現在の日本の労働総人口は約6380万人 うち女性は3015万人で44%強を占めます 最も多い年代が45歳~49歳 次いで40…

FBI式 科学的会話法

心理学はまだまだ進歩していく学問 大学時代 心理学の講義の最後の日 担当教授が「心理学ほど未完成な学問はない」と言ったのが印象に残ってます 「人間の心理についてはこれからも次々に解明されていく 解明するのは心理学者や精神科医だけではない アンテ…

行動と幸福

「静」と「動」 「待つ」の重要性の後は「動く」の重要性を考えたいと思います 「待つ」というと静止状態のようにとらえがちですが 行動しているときより「五感」は動いています 五感と思考の直結=待つ 五体と思考の直結=行動 です 英国の政治家 ディズレ…

「待つ」というスキル

高等動物ほど待てる ネズミは「おあずけ」ができない 猫も「おあずけ」ができない それに比べ 犬は20秒 サルは1分 チンパンジーは5分 「おあずけ」ができるそうです 高等動物ほど待てるようです 子供に対して 会社の後輩に対して 部下に対して もう少し…

聴けば人は生きる

人を活かす4つのポイント 管理職や監督職の立場になってくると「人間音痴じゃいけない」と企業は様々なそれに対処する研修や教育を行います 「名選手 名監督にあらず」 仕事のスキルが高い 業績が素晴らしい からイコール人財育成が素晴らしいではないから…

WILLがすべての出発点

発火すれば燃え広がる アメリカのサミュエル・フィンリー・ブリース・モールス(1791年生まれ)は電報で妻の危篤を知り、急いで駆け付けますが 到着した時はすでに埋葬されていたそうです モールスはこれを非常に悲しみ 後に電信機を発明し、モールス符号を…

両立の重要さ

矛盾は不幸の始まり マネジメント職になってから頭が痛かったのが両立です ・メンバー間の競争と和合性の両立 ・新規売上と顧客売上の両立 ・営業時間延長と時短の両立 ・仕事量増とシンプルなマニュアルの両立 商品開発にいた同期がよく言っていたのが ・高…

未来に対して肯定的な思考をもつ 

過去は都合よく上書きする 人間は 過去は美化する が 未来は不安視する という特徴があります よほどの嫌なことでない限り 過去の嫌なものは忘れ いい思い出だけを記憶に残すようです これはいい機能だと思います 家では親にうるさく言われ 学校でも先生に注…

一極二元論で社会を観る

人は陽転を目指して行動する 「お金のない悲劇 お金のありすぎる悲劇」 たまに聞きます 遺産相続で兄弟の争いが激化した 「あんなに仲の良い兄弟だったのに・・・」お金がありすぎたばかりで悲劇が起こったなどの例は多いのかもしれません 一極二元論・・・…

子と部下の共通した使命とは

子は親を剋すのが自然界の法則 親孝行とはなんでしょう? 「感謝の言葉や行為を示す」 「体の不調なところを気遣う」 人それぞれいろいろと言うでしょうが まとめると似たような内容になるのではないでしょうか 中国道教の老子の自然哲学で学んだことです(…

短所を直すか 長所を伸ばすか

人が成果を上げるのは強みを活かすこと ピータードラッカーの言葉に 「人が成果を上げるのは強みによってのみである」とあります 「強みのみが成果を生む 弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである」 ようは短所はいいから長所を伸ばせ ということです 新…

忠言は耳に逆らう 臨界期を知る

適性な時期に適正な刺激 元住友生命保険相互会社常務取締役 金平敬之助さんが私の最初にいた会社で講義をしてくれた時の印象に残った言葉です //////////////////////////////////////////////////////////////////////// 脳生理学では、臨界期と言う言葉を…

自己成長は仕事の重要項目

職場とは何か 私が新入社員の時受けた入社研修の中で「職場とはどういう場であるか」という講義がありました 社長自らの講義でした 職場とは 1.経済安定の場 2.人間関係の場 3.自己成長の場 「これらが不安定だと安定した社会参加にならない」つまり退…

「つもり」が多い現実

つもり20ヶ条 高いつもりで低いのが 教養 低いつもりで高いのが 気位 深いつもりで浅いのが 知恵 浅いつもりで深いのが 欲望 厚いつもりで薄いのが 人情 薄いつもりで厚いのが 面皮 強いつもりで弱いのが 根性 弱いつもりで強いのが 自我 多いつもりで少な…

人財育成と組織改革とはなにか

マネジメント研修を担当した時 得たこと 新卒で入社した会社での5年目 教育企画部教育企画課に配属されました 新入社員教育のプランニング・研修担当が主な仕事でしたが、支店長・課長以上を中心に年4回のマネジメント研修も補助で担当となりました 5年目…

「いい仕事がしたい」と思い入社してくる

若い世代を異質に見ないこと 人間の気質は弥生時代からほとんど変わってないそうです 「最近の若い奴らは・・・」という発言は明治時代から繰り返されているようです どうも人間は他者の分類が好きなようで、自分と違う気質を警戒する習性があります 確かに…

人が行動を起こす発火点2つ

行動を起こすまでに壁がある いい話を聞いたり いい本を読んだり 「これはやるべきだ!」と心に響いても行動に移すのはまた別次元です 私の場合でも 読みかけの本は多いし、年間計画の改善案は手つかずのものがいくつかあります 「忙しい」「仕事で疲れた」…

資格と稼げるは別物

腕があれば資格は不要 とある大学のキャリアセンターの室長と話していた時 「最近の学生は『どんな資格を取ると就職に有利ですか?』と聞いてくる また職員も『こんなのいいんじゃない!頑張って!』などと言うから『無駄だからやめろ!就職は自分の素材の勝…

頼れるのはコーチング型・好かれるのはカウンセラー型

管理監督職にコーチングスキルを導入する企業は多い 富士通がピープルアナリティクスを活用してコーチング型マネジメントの浸透を図る取り組みをしているそうです 私の新卒入社で以前いた会社もそうでしたが、コーチングスキルを活かしマネジメントの質を上…

やりたいこと できること 求められてること

キャリアアンカー3つの構成要素 以前、シャインの理論であるキャリアアンカーをご説明させていただきました tomohiro358.hatenablog.com そのキャリアアンカーには3つの構成要素があります ①才能・能力⇒自分にできること ②動機・欲求⇒自分がやりたいこと ③…

人財育成に活かすサンドイッチトーク

人の批判はしないほうがいい科学的根拠 コーチングスキルの浸透などで、人間関係の構築の仕方も進歩してきてるように思えます 管理職も「ハラスメントがうるさいから」などの消極的改善型 「もっと部下を伸ばしたい」「いいチーム環境を作りたい」という積極…

ピグマリオン効果は人を育てる

人は扱い方で成長が違う 台湾のIQ180で知られるオードリー・タンがドイツの小学校にいた頃、同級生が皆、自分よりだいぶ年上に見えたそうです 自分のことは自分で判断し決めることができる これは大人たちが子供を大人として扱うから 子供はその期待に応…

五本能の高次元・低次元

守備本能の高次元・低次元 以前、人間の持つ五本能を述べました 東洋思想から来ています 東洋の心理学とも言えます 各五本能は必要で備わっているので いい悪いはありません 高次元で発揮されるのか、低次元のものなのかの問題です 低次元で発揮されると稚拙…

人財育成に役立ったニワトリ飼育の話

なぜニワトリの卵に違いが出たのか 新潟県に農業研究家のNさんという方がいます 非常に優れた研究家であるためNさんの元へは多くの方がその高度な農業技術を学ぶために訪れます Nさんはニワトリの飼育でA舎・B舎の2つで飼育をはじめ、ひとつはNさん、ひとつ…

ふれあいなしに生きていけない ストロークについて

ある管理職の惨劇 とある大型リゾートホテルの採用を受けもったことがあります 大型リゾートにありがちな「施設は大きくて場所は僻地で人が住んでない」 とにかく人手不足で何とかしてほしい・・・と白羽の矢が立ちました 採用担当者が嫌がる部署です 和洋レ…