人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

天才は置き去りにされやすい

IQが高いと生きずらい

東大生のIQは120以上と言われています

フランスのある調査によるとIQが高いからいい大学に行くわけではないという調査結果があります

IQ140以上の若者を調査したところ

1/3は終始成績優秀で超難関校に入学している

1/3は勉強に興味はもってもらえず、他の分野で天才ぶりを発揮している

1/3はひどく人間嫌いで引きこもりのような状態

だそうです

共通して友人が少ないかいない人が多く、睡眠なども脳のエネルギーを使うせいか『睡眠障害』のような特殊な睡眠形態をしているそうです

IQが高ければ誰しも難関校に進学するわけではないですね

「IQが20違うとまったく思考が違い、話がかみ合わず、友人関係は築けない」と言います

IQが120の人はボリュームゾーンの85~110くらいの中の高いグループと友人ができそうですが、140ともなると猿の集団の中にいるような状態なのでしょうか?

結果我が道を行くような人生になります

 

天才を使いこなせない日本社会 

最近はN高等学校・S高等学校などの通信制高校のネットの高校ができ、生徒数も両校合わせて約2万5千名もいますが、一般的には『集団行動力を養う』『コミニュケーション能力を養う』で通学しながら勉学に励むがスタンダードです

日本の場合

そこそこコミニュケーションができて

しっかり時間管理ができて

ある程度の理解力が合って

平均前後の仕事をこなすレベルにある能力フローチャートのバランスがいい人が良しとされます

天才的な能力があっても「コミニュケーションがまともにとれない」「睡眠が特殊で朝時間通りに来れない」では集団行動ができない問題児に分類されます

よほど難関大学でも出ていればなんとかなる場合もありますが、大概の組織では許されません

営業企画部という部署にいた時、クリエーターなどの仕事の人はほとんど遅い出勤で夜遅くまで働く出勤形態を選んでいました

「18時以降は人が減り集中できる」

「夜の方が頭が働く」

「朝は苦手」

と述べる人が多いです

クリエイティブな仕事の方は7:3で夜型が多い気がします

 

思い当たる3人 

私が新卒で入社した会社は昭和文化も色濃く残っており『上長は一番早く来て、一番最後までいる』という社風でしたが、ぎりぎりに来たり、少し遅刻する上長も2人いました

ただ、2人とも斬新な戦略家で支店の数字は良かったです

横浜で支店長時代に朝がまるでダメな新入社員の女性がいました

さらに通勤は1時間以上かけてきています

幸い朝から出勤シフトと12時から20時出勤シフトがあり、夜型が足りなかったのでALL夜出勤にしていました

営業課長時代、女性支店長が「遅刻常習犯の新入社員の女性に手を焼いている」と聞きます

ネットサーフィンをしていると朝になってしまうとかで、そこの西東京の支店は早と遅の出勤はありません

営業部長時代も業績が優秀なので支店長に上げたい社員がいましたが「朝が弱く、たまに遅刻がある」という理由で社長が見送りと判断しました

もちろん、ただ性格がだらしないとか、不眠症で朝起きれないなどの理由が遅刻魔の大多数だと思いますが『抜群に数字分析に長ける』『素晴らしいデザインセンスがある』などの天才的要素を想った人も多いです

日本の場合

・日の出とともに目覚め、日の入りと共に眠くなるクマ型

・日の出前に目が覚め、日の入りと共に眠くなるライオン型

が7割近いようです

・夜になると活動的になるオオカミ型

・とにかく特殊な睡眠傾向のイルカ型

は3割しかいない少数派ですから、社会のルール・常識は早起きです

組織はルールにのっとって活動しているので、フローチャートの偏っている天才型はなかなか活躍しずらいかもしれません

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました