人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

働くを考える

ビジネスで活躍する内向的な人

ビジネス有能=外交的という思い込み 社会人大学で3泊3日の『リーダーに必要な人間力』という授業を受けた時のこと、講師が『社内コミュニケーションを活発にするロールプレイング』を行いました 必ず、講義→ロープレ→レポートを繰り返しで進めていきます …

裕福な国から貧しい国へ

近代日本の栄枯衰退 「日本は失われた30年から失われた40年に向かっている」 「安い日本」などいろいろ言われている日本ですが、日本は大きな壁を乗り越えて世界第2位の経済大国になったのです 大きな壁とは『資源が無い』ことです 太平洋戦争は「アジ…

アンチ労働

息子が無職を目指してる!と狼狽する親 前回は「企業への就職だけが労働ではない」という内容でしたが、労働を否定しているのではありません 団塊の世代から見たらFIREなど受け入れがたい生き方らしく、定年した前の会社の先輩に「息子が将来は株式投資…

将来独立するなら最初の就職はどんな会社がいいか

就職せずに起業はありだと思う 大学のキャリアセンターの方々と「最近の学生の就職への志向」を話していると「年々起業相談が増えている」そうです キャリアセンターの方々は生真面目な人が多いので「まず企業に就職しなさい!サラリーマンは安定している」…

キャリアは組織の時代から個人の時代へ

戦後しばらくは勤め先もなかった 先日、大叔父が会長を退き完全にリタイアしました 「なんで会社を作ったのかだって?勤め先が無かったんだよ」と語ります 兄が沈められた軍艦の鉄を引き上げる商売を始めます 軍艦の鉄は分厚く、鉄不足の当時は非常に高く売…

レヴィン関数と人材の質

同じ人間でも環境で大きく変わる リンゴの木を青森県で育てるのか沖縄県で育てるかで育ち方が違います 同じくサトウキビを沖縄県でなく青森県で育てるとなると、暖房設備などが大変そうです 動植物には適正環境があります 本を読むのが好きな子供がいたとし…

テクノロジーの正体を知っておく

テクノロジーは少しづつ仕事を奪っている 「人の仕事はテクノロジーにどんどん代替えされていく」 「AIに仕事は奪われる」 頻繁に言われています 「でも国や企業はそうはいってないよね!コンサルタントや評論家の戯言じゃない?!」 ところが水面下で企業…

競争社会になじめない人たち

資本主義は競争が原動力 私達は資本主義社会に生きており、原動力になっているのが『競争』です 「A社の製品はこんな機能がついていて優れている」 「B社は他社よりも安い」 企業間で競い合うことにより社会はどんどん良くなっていきます 「営業1課に負け…

自分で考えるスキル

追い込まれると思考停止する 先日、自分の事業で270万追加でかかることが判明しました 「物価高騰で当初の計画より様々なものが値上がりしてしまい金額が跳ね上がってしまった」とのこと 急に世間で騒がれている物価高騰が現実的になります この金額にな…

仕事=楽しいものは正解か

仕事がつまらないと辞める若手社員 管理職が長いと様々な退職者に会います 『会社に口にする退職理由はすべてが真実ではない』とも言われます 若手社員の場合は比較的正直です 「入社してみたら思っていた仕事と違う」 「目標がキツイ」 「この仕事続けられ…

雇用はどう変わるのか・・・

環境変化が雇用変化へ直結 経団連の中西会長が「もう終身雇用は維持できない」と発言してから3年が経ちました トヨタの社長も「終身雇用は難しい」 サントリーの社長も「定年を45歳にすべき」 と次々に超大手企業の社長が「終身雇用の維持は不可能」と発…

正社員は解雇できない?知っておきたい雇用知識

会社の状況はいつ変化するかわからない 「終身雇用崩壊」はよく目にします 現実、大企業では終身雇用は非常に難しいと思います 皆さんの会社が中小企業の場合『新卒入社の採用力』をよく見てください 「うちは毎年高い倍率を勝ち抜いた新入社員が大量に入社…

AIの台頭で仕事は減らない

産業革命で仕事は増える 現在は第4次産業革命といわれています 「AIなどのテクノロジーによって仕事が奪われる」は全世界の労働者の間で騒がれています 実際は工場の労働者、事務職、銀行員、路線バスなどの運転手など世界で850万人の仕事が奪われると…

未来を明るく見るか暗黒に見るか

未来に悲観的な日本人 諸行無常 万物流転 私達は「すべてのものは変化する」ということを知っています 寒い冬に耐えれば暖かい春が来て、その温かさはやがて暑さに変わり夏になる 猛暑に耐えればやがて涼しい秋になるが、その涼しさは寒さに変わっていく 時…

営業は自己成長できる職種

作ると同じく売ることは重要 欧米では「モノを作る仕事」と「モノを売る仕事」は同格です 日本は「モノを作る仕事」に比べると「モノを売る仕事」は低く見られがちです 日本の親は「うちの子は商品開発者」「うちの子は本社勤務」を喜ぶ傾向にあります モノ…

賃金上昇する社会・知っておいて欲しいこと

所得が上がり続けていたころの日本 参議院選挙に限らず 短期的問題は『物価の高騰』 中期的問題は『給与アップ』 長期的問題は『少子化による人口減』 となりそうです その他にも〈環境問題〉〈ジェンダー問題〉〈防衛問題〉いろいろありますが、諸外国が伸…

ゲームチェンジャーは意外なところからやってくる

この仕事無くなる議論は憂鬱しか生まない 「○○の仕事はロボティクスに代替えされる」 「○○の仕事はAIに奪われる」 という議論が活発ですが『奪われるとされている仕事に就いている人の気持ち』を考えたことがあるでしょうか? 傾向を語るのはいいとしても…

環境は変化する

終身雇用は維持されている日本の労働市場 万物流転 諸行無常 「世の中のすべてのものは変化する」ということを表す言葉は古来よりあり、風化していません 自然災害のように一瞬にしてすべての日常を変えてしまうものもありますが、大概は気が付かないほどゆ…

ミドル世代の新しいキャリアプラン

黒字リストラはまだ10年続く リーマンショックの時も『早期退職制度という名のリストラ』が多かったですが、現在大企業を中心に行われている早期退職は『黒字経営でもリストラをしている』という点が異なります 「未来を見据えて体力のあるうちに不要な人…

若い世代がシニアから学ぶべき点

シニアの生きてきた時代 以前、81歳で転職した女性が過去最高の収入を得たという話をしました このHさんは中学を出て長野県から集団就職で東京へ出て働いているので65年間の労働期間になります 本人の話だと親に「口減らしの為に東京へ出てくれ」と言わ…

黒字でも早期退職制度を積極的に行う

Y世代によく聞く言葉 「もう何度も転職しましたが、まともな企業に勤めたことがありません」 Y世代によく聞く言葉です Ⅹ世代もバブル崩壊を社会人として生きてきていますが『晩秋』と言う季節で、まだ熱っぽさが残っていました Y世代ともなると日本経済は…

心理的安全性の確保

意外に悪い日本の職場の人間関係 新入社員や就活生が抱く日本のサラリーマンのイメージは ・礼儀正しい ・真面目 ・勤勉・寡黙 ・平和的 ・慎重 だそうで、実際の日本人とずれていません 『大いなる和の国大和』と言われるくらい『和』を重んじてきた長い歴…

シルバー格差

新しいシルバーライフ 先日70代の元社員のTさんと話す機会がありました 現在の会社に吸収されるまでは「いつまでも働けるうちはうちにいていいよ」と前社長に言われていたらしく「80歳まではお世話になろうかと考えていたそうです」 会社が吸収合併され…

これからの時代のアリとキリギリス

童話も多様化する 台湾の大学院生に教えてもらったのですが「アリとキリギリス」は最初「アリとセミ」だったとのことです ヨーロッパにセミがいないのでキリギリスになったそうですが、アリから見ればどちらも歌ってばかりいる存在には違いありません アリが…

サラリーマンはオワコンではない

昭和型モデルが終わるだけ Z世代を中心に「サラリーマンはオワコン」という声を聞きますが『安定したポジション』であることに今も変わりはありません 但し終身雇用・年功序列・多額の退職金などの昭和型サラリーマンは消滅していくと思います 「■■会社が〇…

人生100年時代のキャリア・・起承転転

昭和のモデルは終了した 『起承転結』という言葉があります 漢詩の四句からなる絶句における構成法の一つです 第一句=起句でうたい起こし 第二句=承句でこれを受けて発展させ 第三句=転句で場面や視点を転じ 第四句=結句でこれらを受けつつ全体をしめく…

働かざるもの食うべからず??

労働しないは許せない 小学校3年生の時の担任が「働かざるもの食うべからず」という言葉の説明をしました 「親が働いているから君たちは食べていける」・・これは良いとして 「将来働くために今は勉強しなければならない」 と説いていました 私達の多くはレ…

組織は小さいほど良い?

大企業を目指す大学生は多い HONDAの本田宗一郎社長は「組織は小さいほどいい」と語っていました HONDAといえば日本を代表する大企業「大きい方がいいに決まってる」と大学時代は考えていましたので大いに疑問な思想でした ・会社が安定している …

定年制度を考える

定年制度の賛否両論 昭和の時代に終身雇用が確立した日本では、どこまで雇用するかの線引きとして定年制度が同時に生まれました 終身雇用とはいえ企業も死ぬまで面倒はみれないので、年齢を区切る必要がありました 終身雇用などが無い米国では「〇歳で会社を…

石の上にも三年

他人が思うより本人は深刻 新卒で入社して入社研修も終わり、仮配属の営業支店での3日目に「これは思っていたのと違う!」と『辞める』が脳裏にを横切ったのをはっきり覚えています 同期入社で最初の退職者は3ヵ月目でした 3年経過するとチーフに昇給する…