人事からみた採用
若者は天然記念物並みに減る リゾート部門の採用になってから初任給の低さに苦戦します 大学のキャリアセンターに貼り出されている自社の求人票を見ると、外食産業と並び格段に低いので見るたびに憂鬱になります 社会に出て大卒採用業務に配属された時は「営…
リアリティショック 企業は商品やサービスを売り込む宣伝では当然「いい商品」と「いいイメージ」を発信します 採用も同じく企業のいいイメージを売り込みます 「うちの会社はブラックで、昨年も多くの人が辞めた」などを発信する企業はありません 採用の基…
中小企業も賃上げしている 人手不足が少しづつ始まりつつあり、連合が公表した今年の春闘の最終結果によれば、平均賃上げ率は5.1%と大幅な賃上げでした 「大企業は賃上げができるが中小は出来ない」など報道されてますが、中小企業の賃上げ率も4.45%と日…
「人を雇う」はかなりのコストになる 日本人の給料は上がり始めてます 特に大卒の初任給や20代・30代の年収は上がっています 50代は役職定年などで下がってますが、若い世代は上がり続けていくと思います 先日、人事内で驚きの数字が出て2040年を…
求人も独特なブラック企業 現在は求人媒体に、求人者も性別や年齢が記載できません それでも20代が欲しい場合は「20代が活躍している職場です」などは記載できますが「20代求む!」などは求人媒体の会社からNGをもらいます ずらりと並ぶ求人に「社員…
労働力不足1100万 「働き手不足1100万人」の衝撃という本が話題になってます 少子高齢化の進展に伴う労働力人口が減少する中、労働力の需給ギャップによる人手不足が顕在化し、 団塊ジュニア世代が65歳以上になる2040年には企業などで働く人の不足…
人件費はコスト 「社員は会社の宝」 「社員あっての会社」 と言いますが、間違いではありません ですが会社が大きな利益を上げた場合、株主と経営者に分配されます 社員はせいぜいボーナスが良くなるだけです 「社長なんてゴルフばかりしている」 「株主なん…
一所懸命は武士の文化 私の新卒で入社した会社の入社研修で「一生懸命だはなく一所懸命」と講義を受けます この頃から時代は「石の上にも3年はもう古い」と転職をあおるようになってきます 私のいた会社でも転職者こそいないものの、自己申告書に転勤希望を…
解雇は自由にできる方がいいのか 労働法を改正して「解雇規制を緩めたい=米国のように自由に解雇を出来るようにする」ことにより人材の流動化を活発にしたいという声が高まっています その一方で「弱者切り捨てだ!」「いらなくなったら簡単に解雇できてし…
人手不足はさらに深刻化する 人手不足は求職者から見れば有難いことで、採用責任者からすれば 厳しい状態です お隣の韓国や中国が仕事がなくて失業者に溢れてる状況をみれば、日本は求人天国です 5年前に実家に戻りリゾート部門の採用責任者になりましたが…
東西南北の色の意味 東洋では東西南北を色で分けて表していました 「今はもう消滅した文化だよね」というかもしれませんが、意外にそうでもありません 現実=肉体の始まりは日が昇る東=青で、終わりは日が沈む西=白 精神=心の始まりは南=赤で、終わりは…
組織は人という細胞の集合体 「優生思想は人権侵害だ!」と言われればその通りなんですが、企業からすれば優秀な人材が欲しい=そうでない人材は採りたくないのも事実です 企業は人という細胞の集合体なので、優れた細胞の集合体なら優れた組織になります 求…
劣等遺伝子の拡散を防ぐ 以前、日本で施行されていた『旧優生保護法』について書き綴りましたが、周りと議論してみると意外に「優生思想」に賛成派が多く驚きました 1883年イギリスの科学者フランシス・ゴルトンが「優生学」という『劣等な子孫の誕生を抑…
平均寿命-15年=引退年齢 もうすでに『70歳定年時代』だと思います 終身雇用&年功序列の昭和の雇用モデルをまだ少し引きずっている人がいる日本ですが、この2つは55歳定年だからできたことです 日本は世界一年金支給年齢が遅いですが、それは世界一…
本社はコストセンター 「営業マンは増やせば売り上げが上がるけど、事務職は増やしても売り上げは上がらない」 という現実があります これをかつて「本部はコストセンター」と言い切り、ひんしゅくをかった役員がいました 慌てて別の役員が「営業は筋肉!本…
学歴フィルターは都市伝説ではない 「当社は人物本位で採用をしておりますので、学校名にはこだわっておりません」 と大概の企業は述べると思います 企業は人という細胞で出来ているので、利のある人を採用するのが企業にとってもメリットがあります 「人物…
学校名不記載で面接したら大反響 最初の会社の社長は、私にはみじんも見せませんでしたが、部長・本部長には見せる顔で「非常に出身大学名を重視する」人だったようです 次の会社の社長は小さい会社ということもあり、全くその辺は気にしませんでした 非常に…
嫉妬深い大企業の採用担当者 私が入社したのはギリバブルでしたので採用業務についた時は超売り手市場で、圧倒的に学生優位でした 最初の配属先は採用企画部の新卒大学生を採用する採用1課の東京採用本部が私の社会人としてのスタートです 面接に駆り出され…
すべてのスタートはどんな人材を獲得できたかということ 商品が売れない誰が悪いんだ! 「商品が悪いから売れないんだ」 「売り方が悪いから売れないんだ」 多くの企業で議論されてることかもしれません 営業企画部にいた頃は会議の時は、商品開発側と営業側…
すぐに人が辞める 前回Z世代の扱いずらさを述べましたが、とにかく本社から送られてくるのは「Z世代を定着化・育成・戦力化」などの内容が多いです 「Z世代に対してX世代以上が注意すべき点」のような内容もしばしば発信されてきます 私の席の周りはX世…
雇用変化に悩むX世代 50代の転職が活発化しているそうです その要因は ・終身雇用制度の崩壊 ・役職定年への不満 ・労働条件や仕事内容・給与に関する不満 ・人間関係など所属する会社に対する様々な理由 ・キャリアアップの変化に対する嫌悪感 ・自身の…
ある支店のスタッフの問題 私が初めて支店長になったのは新潟県の中越地方にある絶不調の支店でした 私の前もその前も支店長は業績が悪く降職でした 当時は長引く景気低迷で支店が増えるわけではなく、誰かが降職をしないと私たちのような若手は支店長にはな…
新卒採用は3億円の先行投資 新卒で入社した会社で採用をやっていた頃「新卒採用は3億円の買い物」と役員に言われたことがあります 当時は終身雇用&年功序列が当たり前だったので、生涯賃金・退職金・年金企業負担分・企業年金・教育研修費・交通費・赴任…
ペットの好みも変化する 昔、私の祖父は猫の首根っこをつかみ持ち上げ「足がだらーんとする猫はネズミを捕るのが下手だ!」「おっ!この猫はいい!ピシッと足を折りたたむ」などと選別していました 猫はネズミを捕る能力が重視されていました 猫の採用基準で…
わたしがコロナウイルスの感染拡大に危機感を持ったのが、2020年の1月愛知県の中小企業大学で3泊3日で研修を受けていた時です 中小企業大学はほとんど東京の立川に行くことが多いんですが、この時だけはなぜか愛知校に行かされてました 従業員の教育やキャ…
皆さんは本日の円相場がいくらなのかわかりますか? 2020年11月24日現在1ドル104円27銭です! 日経平均株価は2万6165円 相場は日々変化していきます わかりやすいもので言えばマスク コロナウイルスの影響で3月、4月、5月は大幅上昇 …
日本は資本主義です 資本主義社会は競争の原理で成り立ってます 逆の共産主義は平等な社会を目指してます 競争社会の最悪のカタチが戦争です 従って政治家の最重要業務は国家の平和・安全です しかし戦争時にはテクノロジーは飛躍的に発展します 第一次世界…
今はリクナビ・マイナビなど多数のネットを使用しての採用活動になりましたが、私が社会に出た時の採用媒体はリクルートが学生に送る百科事典のような分厚い採用情報誌でした 段ボールで住んでいるアパートにある日突然ドカンと届きます あまりの豪華さにリ…