人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

サラリーマンは視野が狭い方がいい?

競走馬の早さ 競走馬にはブリンカー(遮眼革)というマスクのようなものが装着されています ブリンカーを用いて視野を制御し、馬群を気にすることなくレースに集中するようにしています 視野を狭くすることによりゴールまで速く走れるのだと言います 私は最…

名選手・名監督にあらず

能力主義の階層組織 営業に配属された同期でTOP3が最初に支店長になりました 当時はバブル経済崩壊後の長く暗いトンネルの時代ですから支店など増えない時代です 昇格基準は『営業成績のみ』です 出身校の差別も、好き嫌いもないわかりやすい線引きです …

考えるはエネルギーを消耗する

原始共産主義が支持されたりする カンボジアのポルポト政権時代は『原始共産主義』を唱えて「原始時代の自給自足の社会に戻す」という政策により、都市部に住む人々をすべて農地に移住させます 1975年ですから、日本はもう今と変わらない社会の頃の話で…

運の悪さはうつる?

意外に重視されてきた運の良さ 明治の海軍大臣官房主事に任命された山本権兵衛は「今の海軍では海外列強に太刀打ちできない」とを痛感しており、 海軍の組織再編成を行うため局長、部長クラスを含む海軍士官計97名をリストラするという大改革を行いました …

安心・安定・安全のAAAを望む民族

現実を受け入れる苦痛 「これからは衰退分野から成長分野へ労働力の流動が必要」 「変化が激しくなるのでリスキリング=学び直しが必要」 「労働期間が60年間になれば終身雇用は不可能」 「学び直して異業種への転職が何回か必要になる」 「終身雇用は経済…

どう生き、どう学ぶか

今日が人生の最後の日だとしたら 「寝室を出るときから今日は死ぬ番であると心に決めなさい! その覚悟があればものに動ずることがない」 藤堂高虎の言葉です 弱肉強食の戦乱の世だからこその言葉ですが「今日死ぬかもしれない」と思えば何をすべきかの優先…

視野が狭いと運気を落とす

信じるものは救われる? 「この人は運命の人」 「この思想は絶対真実」 「この教えは唯一正しい」 「この組織にいれば間違いない」 人間には『信じたい欲求』『信じること・すがることで安心する』性質があるそうです 強く信じるということは思考をシンプル…

対立構造と分断本能

なぜか対立構造にしてしまう トヨタ自動車の豊田章男社長が「これからは電気自動車でなく水素自動車ですか?」という質問に対して 「なんで皆○○VS■■の対立構造にしたがるのだろう?」 「水素自動車も選択肢の一つ、電気自動車もハイブリッドもすべて選択肢…

今年の世界のリスクを議論すべき

発表された今年の世界10大リスクを子供と議論する アメリカの調査会社「ユーラシア・グループ」が「今年の10大リスク」を発表しました 1.ならず者国家ロシア 2.権力が最大化された習近平国家主席 3.テクノロジーの進歩による社会混乱 4.インフレ…

人生3段ロケット時代

昭和と令和の見た目格差 明治に統計を取り始めた日本人の平均寿命ですが、明治は40代なのに対し令和は90歳に届きそうです ただ社会環境もあり、明治は乳幼児の死亡率や戦争がありましたので「天寿を全うした平均年齢」は正確には測れませんが、寿命は延…

規則はきびしい方がいいのか?

コロナ対策も各国それぞれ 総じて学校の強いスポーツ部は規則が厳しいです 難関大学に進む進学校は生徒自らが自分に厳しいようです とはいえ厳しいと言っても3年間の我慢ですが、大きな組織や国家の規則はきびしい方がいいのでしょうか? 各国のコロナ対策…

今年こそ陽の言葉で満ちた年に

人の心は陰も陽も生み出す 新年あけましておめでとうございます あっという間に1年が終わる年齢になってきました 東洋の60干支は年ごとに陽の干支、陰の干支と交互に続いていきますが『陽干支は海外の事情に政治が引っ張られる』『陰干支は国内の事情に政…