人の心は陰も陽も生み出す
新年あけましておめでとうございます
あっという間に1年が終わる年齢になってきました
東洋の60干支は年ごとに陽の干支、陰の干支と交互に続いていきますが『陽干支は海外の事情に政治が引っ張られる』『陰干支は国内の事情に政治が引っ張られがち』などと言われています
3年前は陽干支でコロナウイルスの世界的感染で海外事情に引っ張られ
2年前は陰干支で東京オリンピックや国内の感染対策で国内事情に引っ張られ
昨年は陽干支でウクライナ情勢やワールドカップ、北朝鮮のミサイルの報道が多かったです
今年は陰干支なのでどちらかというと国内情勢に政治が引っ張られる年になりそうです
どちらにしろ国家がどうあれ、人の心は常に幸福に向かっています
人の心はほっておくと陰の氣の方を多く発生しがちというので、意識して陽の氣・陽の思考・陽の発信をしていきたいですね
これで3年続けて1月1日は同じことを言ってますが、また新しい年を迎えた今日想うということは自分自身、陽になり切れていないということですね
好きに生きるか豊かに生きるか
「人は仕事をするために生まれてきたのではない!幸福になる為に生まれてきたのだ!」
こう考えるようになったのはごく最近のことです
「目標数字を達成にすることこそ生きがい」
「勤勉・忠誠・熱意をもって生きる」
という考え方が強かったです
間違った考え方ではないですが、企業や国にとって都合のいい考え方を植え付けられているとも見れます
以前はFIREなど受け入れられない生き方でした
戦前の日本は
将棋師・・・将棋ばかりしている人
文学作家・・小説ばかり書いている人
などなど好きな事ばかりして生きている人が多かったようです
「どうやって生計を立てていたの?」と考えてしまいますが、当時の生活費はさほどかからず、物々交換なども多かったためなんとかなったようです
今の時代の人から見れば「働かず、好きなことして遊んでいる人々」に見えます
『戦前は好きなことをして日々過ごす人が多かったが、戦争に負けてから仕事中毒になりだした』そうです
どちらにせよ、好きなことをして楽しく生きている人は心は若々しいです
大量生産・大量消費時代から労働がスタンダードになったのだと思います
「お金を得るために働くのだから好きを仕事にできない」
とは誰もが自覚し、仕事は苦行のようになっていきました
自分の時間を切り売りし、苦行である仕事をすることにより豊かさを手に入れたことになります
電気がない・水道がない・ガスがない・冷蔵庫がない・洗濯機がない・お風呂がない・クーラーがない・水洗トイレがない・テレビがないという家庭もほぼなくなったと言えますが、引き換えに好きな事ばかりして生きる楽しさはなくなりました
心の老いこそ恐れるべき
仕事が苦行であると捉えた場合、好きに生きることは難しくなります
中国に
身体の老いは恐れないが
心の老いは恐ろしい
という言葉があります
人には「物理的な年齢」と「心の年齢」があり、生後の年数で示される年齢と心のありようで変わる年齢のことです
心の年齢が若い人は「できる」「やろう」「きっと良くなる」などの陽の言葉を多く発信する人のようです
心が老化してくると「どうせ」「ダメだ」「やるだけ無駄」などの陰の言葉が多くなります
生きた年齢と心の年齢は比例しません
陽の氣に満ちた人はチャレンジする行動も増えていき、失敗もありますが幸福も手にします
失敗も「こういうことをするとこうなるから次からこうする」という体験学習になっていきます
北欧圏に
楽しい人には草も花
いじけた人には花も草
ということわざがありますが、人は心が陰か陽かで世界が明るく見えたり暗く見えたりします
新年はある意味心のリセットをする時なので「自分の心を陽の氣にリセット」することを強く意識したいと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
本年もよろしくお願いいたします