人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

年金大丈夫??

「年金払いたくない」という若者 私の会社では入社式は一斉にやりますが、入社研修は全国各施設で行います 年金制度に不信感を持つ若者が年々増えてきているので、半義務的に年金の話も研修で皆しています 「私達の老後の日本では今のような年金制度であるわ…

シルバー格差

新しいシルバーライフ 先日70代の元社員のTさんと話す機会がありました 現在の会社に吸収されるまでは「いつまでも働けるうちはうちにいていいよ」と前社長に言われていたらしく「80歳まではお世話になろうかと考えていたそうです」 会社が吸収合併され…

寿命はどこまで伸びるのか

人生100年時代? 「今の中学生の半分以上は107歳まで生きる」 「これから生まれてくる子供は120歳まで生きる」 一昔前まで平均寿命が延びると喜んでいた日本人も 寿命が延びる度に老後の3K=健康・お金・孤独を考えるようになってきています 個人…

辞めやすい新人は共通点がある

勝てば官軍の競争社会 私のようなⅩ世代は人数も多いせいか入社後は『競わせて競わせて脱落者置き去り』という競争社会の原理が企業を支えてました 若者の数が多い時代はこの方が社会は伸びていきます 「営業の○○はなんであんな僻地に転勤なの?」 「この2年…

100年前の人々が想い描いた現在

予測が当たっているもの 子供の頃の少年雑誌には〈未来の世界〉という車にタイヤがなくなっていたり、チューブの中を電車が通っていたりする世界が描かれていました 大人になるころは宇宙旅行も普通になっているなど書かれていると未来が待ちどうしくもなり…

日本は人材流出がおこるか?

人材流出国家 「388万人が国外に流失したらしい」 これはウクライナ国民ではありません ロシアから国外に流失した数です ロシアとの関係を絶つことを決めた国際企業は雪だるま式に増えており、エール大学経営大学院のジェフリー・ソネンフェルド教授がま…

徳川家康もうらやむ生活

幸せは考え方を変えることから 「徳川家康もうらやむ生活をしているのに何が不満なんだ!」 祖父の口癖でした 言われるたびに「たしかにそうだ!」と子供心に思ってました 社会は少しずつ快適になっているが、新しい快適さも最初は喜んでもすぐに当たり前に…

理解できないものには手を出さない

投資家は一匹狼が多い 前回「最初は投資を理解できなかった」と言いましたが、今のように学校教育に『金融の授業』がなかったので金融知識は家庭教育がメインになります Ⅹ世代・Y世代の親は「貯金しとけば間違いない」「お年玉は郵貯に入れなさい」が多く、…

日本人はなぜ投資をしないのか

投資は「危ない橋」だという思い込み 日本人の家計の金融資産構成の投資の占める割合は15%前後です 対して米国は50%強 ユーロ圏は32%前後 日本人は株式などの投資を「危ない橋」だと思ってる方が多いです 日本人の現金・貯金は53%前後 米国は1…

摺り込まれたマインドをチェックしよう

成功も金持ちになるのもマインド次第 前回のアリとキリギリスに関連しますが、摺り込まれた考え方はマインドとなっていきます 「とにかくアリのように勤勉で安定した組織行動が一番いい生き方」と幼少期から摺り込めば多くは従業員として生きる道を選びます …

これからの時代のアリとキリギリス

童話も多様化する 台湾の大学院生に教えてもらったのですが「アリとキリギリス」は最初「アリとセミ」だったとのことです ヨーロッパにセミがいないのでキリギリスになったそうですが、アリから見ればどちらも歌ってばかりいる存在には違いありません アリが…

夜型人間はダメなのか

成功者は皆、朝型? 「成功者は朝早起き」 「早寝早起きが人間の能力を高める」 朝型のリズムを奨励する書籍がほとんどです 元総理大臣の田中角栄は「私は母親の寝顔を見たことが無い」と言います 朝は5時に起きていたが既に母は起きて仕事をしていた 夜中…

じっくり時間をかけて成功する

継続だけが力なり 「どうして金持ちが少ないのか?」という質問に対して、世界三大投資家のひとりローレンバフェットは「皆、急いで金持ちになろうとするからだ!じっくり時間をかけて金持ちになろうとする人は本当に少ない」と語っていました FIREに関…

現代の年貢制度も「五公五民」

百姓という言葉の意味 「お百姓さんのお陰でご飯が食べれる」 子供の頃はよく言われましたので『百姓=農民』というイメージが強いですよね 百姓とは「百の姓=百人の姓を持つものたち」つまり一般市民全員を表す言葉であったようです 医師・美容師・僧侶も…

確実に伸びていく人生への対策

長寿も喜べない時代になってきた 10年ほど前、長野県で支店長をしている頃、スタッフの女性が「また今年も沖縄を抑えて長野県が長寿NO1だ!」と喜んでいました 「我が家はリタイアした父が野菜を作ってますので、無農薬の野菜のお陰で皆元気なんだと思…

差別は仲間想いの気持ちから・・

人は異なる考え方を受け入れられない 「差別」と言うと良いイメージではありませんが、世の中には差別が多くあります 大多数の人は「差別は良くない」と理解していながら知らず知らずのうちに人と人の間に線を引いたりします ソフトな線引きだったり、激しい…

無くなる仕事は何か?は意味のない予測

テクノロジーは困ったことを解消する為に進化する 「将来この仕事はなくなる」 「この仕事はAIに奪われる」 などの予測が頻繁に論議されているようですが、未来は予測した通りにはならないことが多いです 『今の小学生の7割は今現在存在しない仕事に就く…

定期的にチェックが必要な生存機能

必要な機能は快楽になっている 人間が生存していくうえで必要な機能は快楽で誘発されるようになっています 例えば肉体の成長・維持には食物を取り入れなければなりません 美味しいものを食べるという行為は脳から快楽物質が出るよう出来ています いちいち教…

抜群に強いシニア世代

Ⅹ世代より前の世代はやはり強い 新卒採用し育成していくのが仕事のせいか〈若者に肩入れしすぎ〉のブログ記事が多いいかな・・・と反省しています 役職定年を伝える時はやはり辛いものがありますが、生きてきたキャリアを聞くにあたりX世代より前の世代はや…

生涯現役・・トリプルキャリア

生き方は多種多様になっいてくる 昭和のキャリアモデルとしては、学習期が終了したら企業に就職して定年まで勤めあげるのがスタンダードでした 昭和の時代は55歳だった定年も、60歳⇒65歳⇒70歳となっていき、年金は危うくなってきています 老後200…