採用を考える
ある支店のスタッフの問題 私が初めて支店長になったのは新潟県の中越地方にある絶不調の支店でした 私の前もその前も支店長は業績が悪く降職でした 当時は長引く景気低迷で支店が増えるわけではなく、誰かが降職をしないと私たちのような若手は支店長にはな…
なぜ生活困窮なのに生活保護を利用しないのか 「新しい資本主義の実現」などと言いながら、どんどん社会主義化しているように見えます 給料は伸びない分、失業率が低いのが日本の社会民主主義の良いところかもしれません 給料が伸びない分、失業率は低く格差…
餅は餅屋 Z世代ビジネスはZ世代に 昭和の日本人労働者を評してイギリス人は「ウサギ小屋の働き中毒」と言いました 粗末な家に住み、長時間労働をしている民族と見ていたようです バブル期の日本は「24時間戦えますか?!」というCMが流れており、学生…
ファンケルスマイルの素晴らしさ 前回、日本理科学工業の障害者雇用の話をしましたが障害者雇用に素晴らしい姿勢の会社は多く存在します 法政大学大学院教授の坂本光司さんは横浜にある株式会社ファンケルスマイルも紹介しています 化粧品や健康食品の通販会…
何故か人が定着しない 私のキャリアで一番長かったのは営業部門ですが、次は採用教育部門です 採用にいると『若手社員の退職理由』に非常に興味をもちます 営業だと長期的な成績低迷が原因であることが多く、支店長時代も「売上が悪いと辞めてしまうかも?」…
新卒採用は3億円の先行投資 新卒で入社した会社で採用をやっていた頃「新卒採用は3億円の買い物」と役員に言われたことがあります 当時は終身雇用&年功序列が当たり前だったので、生涯賃金・退職金・年金企業負担分・企業年金・教育研修費・交通費・赴任…
昭和の就職・令和の就職 前回は「就職するなら大企業は正解でなくなった」 前々回は「定年制&終身雇用はなくなっていく」という話でした さらにその前は「FIREを目指す人も増えている」という内容でした 男女差別はなくなり、年功序列もなくなり、外国…
自社のカラーを語れますか 毎年新卒用の入社案内を作成しています その時に一番苦労するのが入社案内の見開きに来る言葉『コンセプト』『理念』『キャッチフレーズ』などの 「どんな会社?」 「何を目指しているの?」 「この会社は何のために存在しているの…
感動した父親が子供に「おまえここへ行け」 よく社長の書いた本が出版されています 大概は理念だったり経営戦略だったりします 私の同級生もいたく感動した某社長の本を読み、娘に「この会社に行け!」と言い続け、娘さんも晴れて入社 私は内心「この子の大…
オンライン面接の実際 「オンラインでの面接は見逃す点が多い」 という面接官は多いです 人間はアイコンタクトで判断できる部分が多いのと、リアル面接なら入室から退出までのしぐさが観れます オンラインはシステム上アイコンタクトはできません ただ、オン…
未来は若者が作る 私が最初に選んだ企業は〈週休三日制を目指している〉〈30歳モデル賃金が高かった〉ことがポイントでした グループの関連会社は既に完全週休三日制でしたが、自分の会社は隔週週休三日にしかなりませんでした とはいえ、給料はまずまず高…
一昔前は参考程度だった適性検査 「面接ではよかったんですが、適性検査で不合格となりました」と言われたらどう思いますか? 「えっ、適性検査でそんなに人物がわからないでしょ?!」 「面接がほとんどのウエイトを占めるんじゃないの?」 「適性検査など…
ペットの好みも変化する 昔、私の祖父は猫の首根っこをつかみ持ち上げ「足がだらーんとする猫はネズミを捕るのが下手だ!」「おっ!この猫はいい!ピシッと足を折りたたむ」などと選別していました 猫はネズミを捕る能力が重視されていました 猫の採用基準で…
社会とのパイプ役 現在の会社は学校のキャリアセンター・就職課に顔を出す方針なので、私もよく学校には足を運びます 大学は就職のサポートに関する専門の部署が設置されていますが、専門学校や高校は担当の先生を決め対応しています 教育現場におけるキャリ…
サラリーマンという言葉はいつ生まれた? 明治時代は給与生活者と呼ばれていましたが、大正時代中期にサラリーマンという言葉が生まれます 企業はこのサラリーマンを採用→雇用するわけですが、その採用形式も学校を出たての社員=新卒採用 社会経験のある人…