人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

内定率大幅低下と人事の実情

12月1日締め内定率▲5.6% 企業の求人数と経済は連動します 人を雇うとはかなりの長期スパンで観るべき企業の投資なのです 文部科学省と厚労省の発表した12月1日時点での学生の内定率は80.6% 前年同月比▲5.6Pです 学校別の内定率と前年同月比でみると 大学生…

キャリはとはなにか

終身雇用が終わったからこそキャリアを考える 日本は高度成長期が終わり低成長期に入りました これは別に悲観すべきことでなく、人の身長が成長期を終わると伸びなくなるようなものです それに伴い 終身雇用も終わりました 終身雇用が終わったからキャリアア…

結果を出すために全てがある 百行は一果に如かず

成果を出して禄(給与)をもらっている 営業職時代、屈辱も味わいましたが なんとか売り上げ実績も伸びていきました 伸びればより実績の作りやすい支店に異動になります 実績のある人はさらに実績の作りやすいところへ 悪い人はさらに苦しい環境へ・・・・ …

百考は一行に如かず 行動なくして何も始まらない

動かねば現実は変わらない 百見は一考に如かず は 百考は一行に如かず に続きます いくら多く考えても行動に移さなければ目の前の現実は変化しないということです 「評論や分析だけして 前に踏み出さなければ、失敗はしません でも 成功することも絶対にない…

百見は一考に如かず 思考力の大切さ

情報収集と活用 古今東西 負けた戦にある共通点は 情報不足・思い込み・慢心 だと言われています 「敵がどのくらいの兵力で、将は誰で、装備はどうなのか・・・」情報不足は最大の負ける要因です 「百聞は一見に如かず 」は前漢の名将 趙充国の「戦には情報…

百聞は一見に如かず 体験学習の大切さ

百聞は一見に如かず 「百聞は一見におよばない 前線は遠いので戦略を立てにくい 私自身が馬で現地に行き、戦略を申し上げたい」 は前漢の将軍 趙充国(ちょうじゅうこく)の言葉です 「敵軍は我が軍の3倍です!」と報告を受けても ・老兵ばかり集めたただの…

見て話す・頭で話す・心で話す

コミニュケーションは最初が肝心 初めて支店長になり首都圏から新潟県の中越地方に異動になりました 日本屈指の豪雪地帯です その時、滅多に話すことのない社長に声を掛けられ何を言われるかと思えば 営業数字でもなく 戦略・戦術でもありません 最初のコミ…

インプットはアウトプットと連動させる

読書は大切な習慣 現代はネットをはじめ様々なテクノロジーの発展により新聞・本などの紙媒体が減りつつあります しかし読書には様々な効果もあります 創造力が磨かれる 教養がつく 知識が増える 視野が広がる などです 脳が活性化 や ストレスが解消 にも良…

人の心は言葉でなく行動に表れる

言葉は人間の生み出した道具にすぎない 行動心理学というものがあります しぐさや表情などから相手の心理を見抜くものです FBIなども使用してます 取り調べで「あれは嘘」「これは本当らしい」などを判別する為です 行動心理士の資格は心理カウンセラーの後…

元号の意味するもの

過去の元号を観る 言葉には言霊が宿ると言われています だから良書を読むことはいいことだとも言われました 特に何十年も使われる元号には強い言葉が宿ると言われています 明治は明るく治めようとした時代 大正は大いなる正しさを求めた時代 昭和は日=世界…

人の成長は3年×4クール

3×4=12の法則 1年は 12ヵ月なのは西洋の太陽暦 東洋の太陰暦でも同じです 別に東西のすり合わせが無くともそうなりました 冬3ヵ月・春3ヵ月・夏3ヵ月・秋3ヵ月でクールが分けられます 12時間 12支 12星座 ・・・色々なものが12という単…

行きたい会社がない! これからの社会参加のカタチを考える

若者から見て日本の企業は魅力がないのか 戦後の日本から見るとアメリカ人の生活は夢のように見えたらしいです テレビや冷蔵庫、掃除機や車・・・企業に勤めれば安定的な生活を一生保障してくれる 戦後の日本はアメリカに追い付け追い越せで懸命に働き続けた…

新卒と中間採用の2種類を考察する

サラリーマンという言葉はいつ生まれた? 明治時代は給与生活者と呼ばれていましたが、大正時代中期にサラリーマンという言葉が生まれます 企業はこのサラリーマンを採用→雇用するわけですが、その採用形式も学校を出たての社員=新卒採用 社会経験のある人…

2020年入社の新入社員は「厚底シューズ型」

育った時代環境をパロッた「今年の新入社員」 人事労務分野の情報機関である産労総合研究所が毎年入社年度別の新入社員のタイプを発表します その時の環境からどういう新入社員になるのかパロったネーミングになっています 「令和2年度新入社員のタイプ」は…

サイコパス対処法

女性にも存在するサイコパス 前回お話しした男性とは別に女性でも同じ会社にいました 2名いたことになります 大企業時代は気づきませんでしたが、中小企業だと目立ちます やはりハツラツとして実績もよく 発言内容も前向きで好ましい人物に見えました 男性以…

サイコパスを採用してしまった時の話

サイコパスって何? サイコパスとは『反社会性パーソナリティ障害』の人間です 精神病者というと何か落ち込んだ人のイメージですが 見た目、快活でビジネス有能なイメージの人が多いです 良心、善意、愛情が大きく欠落した人と言った方がわかりやすいでしょ…

精神は美しくあろうとする日本文化

日本独自の民族気質 東洋思想は陰陽2方向で語られます 以前韓国の大学を出た社員とのミーティングで「日本人はお金を稼過ぎる人を良く思わない様に感じる」と言われたことがあります 新入社員は外国人の大卒も採用しているのでしばらくすると日本人独特の気…

ふれあいなしに生きていけない ストロークについて

ある管理職の惨劇 とある大型リゾートホテルの採用を受けもったことがあります 大型リゾートにありがちな「施設は大きくて場所は僻地で人が住んでない」 とにかく人手不足で何とかしてほしい・・・と白羽の矢が立ちました 採用担当者が嫌がる部署です 和洋レ…

未来を作るのは人材育成 米百俵の精神

長岡市で出会った米百俵の精神 私が初めて支店長になったのは新潟県長岡市です 業績は悪く今年悪ければ10年連続目標未達という悲惨な支店でした その年は会社の業績も悪く支店長昇進は2人だけ もう一人昇進した同期もやはり苦しい秋田支店 「もう一か八か若…

人は自分の性格と異なる運命には出会わない

運命は自分の性格が創る 日本人は運命論者が多いようです 「これも俺の運命か・・・」 幸田露伴は 「人間は自分の性格と異なる運命には出会わない」 と言っています つまり今の現状は自分自身の性格が作ったんだよ・・・ということです 未来なんか決まってな…

モチベーションはいらない

モチベーションって周りが上げてくれるの? 「モチベーションがあがらない」 会社の環境が悪い 上司のマネジメントが悪い チームの雰囲気が悪い そもそも何故「モチベーションがあがらない」と言うのでしょうか? それは「モチベーションがあがらない」とい…

猫は警察犬にならない 長所を伸ばすことに専念する

素材の良さを生かすのが育成 「猫は警察犬にならない」 主任時代にうかつに会議で発言してしまったことです 完璧主義の上司に「あいつはもっとここをこうしろ」「あいつはここを直せ」など部下のことをいろいろ言われてのプチ反論でした なぜか何気なく放っ…

心にもある超回復・・・心は強くなる

筋肉肥大は痛めつけるから起こる 筋トレをやると筋肉がつく 原理は筋トレで筋肉が傷めつけられ→身体が「もっと強くしなければ!」とさらに強くして筋肉を作る→超回復により筋肥大するからです 筋トレ自体は筋肉の破壊行為なのです これは心も同じだと思いま…

自殺は10歳から・・・脳と心は変化し続ける

人間脳は2重構造 脳の発達は主として「新しい脳」である 「古い脳」は生まれた時から発達済みといってよい このことは赤ちゃんを観察すればよくわかる。「古い脳」の働きは、快楽、不快、恐れ、怒りなどである赤ちゃんを見ていれば 怒ることも知っている暗闇…

コーチング と カウンセリング 似て非なるもの

コーチングとカウンセリング この二つは似て非なるものです 私が最初に学んだものがコーチングで会社が費用をすべて持つから希望者は公休を使用して学べというものでした 当時は新潟の支店長だったので東京本社の合計10回分の往復新幹線代を会社がもってく…

仕事には執念が必要 執念から工夫が生まれる

「会社は会社の都合ばかり教育してくる」 若い頃はそう感じていました 教育・研修を担当するようになると いかに経営者や部室長、支店長達が若い世代を立派に成長させたいかを望んでいることがわかりました ワーキングスキル・・・自社で役立つ能力を伸ばす …

世の中は少しずつ良くなっている

FACT FULNESS 読みました Amazonの聴く読書Audibleが出来てから通勤電車の中ではイヤホンで、車の中ではBluetoothで聞くので本を読む(聴く)数が格段に増えました 世界が良くなっていることを統計的に示した書籍です 良くなったということは幸福な生活が出…

営業職は人間的に成長できる仕事

某メガバンクが3,000人の事務職を営業職に配置転換するというニュースは各社の事務職に少なからず影響を与えたようです 「あれは実質リストラ」 「事務職はAIに仕事を奪われる」 「経理部は真っ先に減らされそう」 当社でもいろいろ悲観的な声が飛び交ってい…

適者生存…強いから生き残るわけではない

適者生存 生物は、環境に最も適したものが生き残り、適していないものは滅びるという イギリスの哲学者・社会学者ハーバード=スペンサーによって提唱された生物進化論です 地上で最強の動物は虎だが虎は絶滅の危機に瀕している ウサギは弱い動物だが世界中…

2021年「陽」の言葉を多用する

私たちの発する言葉には言霊が宿ると言われてます 言霊が存在するか否かは別にして私たちの脳に影響があるのは確かです 人間は言葉で考えるからです 笑ったり、楽しかったり、やりがいを感じたりすると脳から微量ですがマリファナに似たものが出ます 脳内マ…