人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

仕事の心理学

退職理由 本音と建前

気を遣う退職理由 新卒で入社し24年間いた会社は退職者が出ると〈労働組合〉と〈社員相談室〉からそれぞれ退職者の自宅にアンケートが届きます 問題ありの管理職を調査するためだと言われています 場合によっては〈事故調査委員会〉という組織も動いたりし…

ビジネスで活躍する内向的な人

ビジネス有能=外交的という思い込み 社会人大学で3泊3日の『リーダーに必要な人間力』という授業を受けた時のこと、講師が『社内コミュニケーションを活発にするロールプレイング』を行いました 必ず、講義→ロープレ→レポートを繰り返しで進めていきます …

脳の二院制と独裁制

脳は二階建て構造 人間の脳は大脳と小脳の2階建て構造です 大脳は「人の脳」小脳は馬の脳に似ており「馬の脳」と呼ばれるらしいです 小脳は生きることに直結した脳で動物は皆同じですが、人間のみ大脳が非常に大きく発達しています もちろん犬などにも大脳…

完璧主義は素晴らしいことなのか?

完璧主義=パーフェクト? 完璧主義という言葉にどのようなイメージを持ちますか? 「仕事はミスなくパーフェクトにこなす人」 「細かくて重箱の隅をつつく人」 「ミスを極端に嫌い仕事が遠回りな人」 「大雑把な俺の天敵」 捉え方は人それぞれです 履歴書の…

口癖は運命を変える

東大行けるかも現象 2005年に放映されたドラマ『ドラゴン桜』のあとに『にわか東大受験ブーム』がおこり、東大にチャレンジする人が増えたそうです 3流高校の生徒が東京大学にうかるというドラマは「俺だって頑張れば東大に受かるかも」と高校生に希望…

論破について考察する

論破と言えばソクラテス ギリシャの3大哲学者と言えば、ソクラテス、プラトン、アリストテレス でしょうか 特に西洋哲学の父と称されるソクラテス は現代で言えば『論破王』として有名です ソクラテスは「迷妄をなくし、誤りを見極めるためには議論を交わす…

思考は運命となっていく

マーガレット・サッチャー イギリスの新しい首相のトラス氏は2代目の女性首相と呼ばれています 初代の女性首相はマーガレット・サッチャーですがご存じでしょうか? 「女性のリーダーもどんどん活躍させよう!」という今と違い、まだまだ世界は男尊女卑で「…

改めて感じる大義名分の大切さ

企画が却下され続ける日々 本社の営業企画部にいた頃、様々なイベントを企画する責任者でした 当然企画したイベントには経費が掛かります 「かけたコストは利益として回収しなければならない」はよくわかっています 営業部や商品本部の人たちは好意的でした…

脳をだまそう!

意外に簡単に騙される私たちの脳 前回、松下幸之助さんの言葉で「いい会社に入ったと言い続けよう」という話をしました 「会社が好き」という人は思いのほか出世します 一種の暗示のようです 女の子に「〇〇ちゃんは可愛いね」 男の子に「〇〇くんはカッコい…

運がいい人になりたい

運がいいってなんだろう? 人は割と瞬間を切り抜いて「今日はついてない」「運が悪い」と考えたりします ちなみに「自分は運がいい」「自分は運が悪い」と思っている人の宝くじの当たりはずれには全く差が無いそうです 運の良し悪しは感じ方・・・が真理かも…

アメとムシ

人財育成に優れたパターン 前回に引き続き「日本人気質に合った人材育成」を考えてみたいと思います 親や管理職や人を教育する立場の人は「どう育成するのがいいのか?」と悩んでいると思います 東洋には性善説・性悪説などもあり「人は自主的にいい仕事をす…

日本人とセロトニン

日本人を知るには・・・ 「日本人ってどんな人種?」「日本人の特徴は?」と聞かれたら何と答えますか 「島国だから保守的」 「侵略された歴史が無いのでお人好し」 ○○だから■■・・・という言い方を私たちはよくします 脳科学者の中野信子さんは『セロトニン…

EQによる人間関係管理

アサーティブ 前回の『EQ=心の知能指数を高める』の続きです EQを高める為に 『自己理解』を高め 『感情管理』を訓練し 『共感力』を磨く という人財育成コンサルタントの三浦将さんが4つ目にあげるのが 『人間関係管理』の重要さです ①本音でポジティ…

感情を見える化する

IQを変えるのは大変 IQと聞くと「元々の頭の良さ」いわゆる「もう変えられない」というイメージが強いです IQというのは人の知能を数値化したものであり、知能指数と呼ばれ『intelligence quotient』の略語です IQが20違うとお互いが理解できない…

中庸を保つのが理想

評価された時期もあった日本の終身雇用 「終身雇用崩壊」 「終身雇用が日本経済をダメにしている」 国内・国外を問わず諸悪の根源とされている終身雇用制度ですが、評価された時期もあったのです バブル景気までは 「終身雇用だから日本企業は団結力が強い」…

共感力を養う

子供は共感能力がまだ低い とあるヨーロッパの小学校で「差別を体感させよう」という試みをさせたそうです 「今日は目の青い子は遊具を使って遊んでいいけど、目の茶色い子はダメ」 次の日は「目の茶色い子は絵本を読んで良いけど、目の青い子はダメ」 とい…

心の奥深くにある人生脚本

潜在意識にある人生脚本 「いつも同じような理由で友人との関係が悪くなる」 「いつも仕事を同じ理由で辞めてしまう」 「いつも恋人と同じ理由で別れてしまう」 皆さんはこのような経験はないでしょうか? 人には『無意識に繰り返される人生のパターン』があ…

価値観をバージョンアップする

知らぬうちに植えつけられた価値観 「民主主義の発想は自由だ!自分で選択・決断している」 のつもりのようで、親・教師・先輩・友人・恋人・マスコミにかなり多くの価値観を摺り込まれています その影響を受けて選択・決断をしていることも多いです 情報民…

ファーストペンギンに敬意をはらう

挑戦することの大切さ 新入社員が入ってくると教育・研修責任者も現場の先輩社員も「考えてばかりいないでやってみろ」と行動させて学習させることに苦労します 彼らは長きにわたって受け身の学習を続けてきましたから『実技より座学』の頭になっています 昭…

静止摩擦が最大摩擦

わかっていても始めるまでに時間がかかる 岸田首相が「令和版所得倍増計画」を打ち出しました 成長させて分配・・・「池田隼人内閣の時と状況が違うけど大丈夫?」と思いきや「皆さん投資をしましょう!」にすり替えてきました 「経済成長は諦めたの?」と思…

二分割思考で苦しまない

幸福を妨げるもの 前回は『幸福』について考えましたが、今回は不幸に視点を当ててみたいと思います 人の力ではどうすることも出来ない〈自然災害〉〈経済の急な低迷〉〈予期せぬ病気〉などの突発的不幸ではなく、日々の生活の積み重ねから招いた不幸につい…

幸福ってなんだ?

幸福は哲学の分野? 「人は幸福を目指して生きている」と言います 他の動植物は〈生命維持〉〈子孫繁栄〉の活動しかほぼしません 幸福を目指して生きるがゆえに〈喜び〉も〈苦しみ〉もあるような気がします 「幸福の追求ってなに?」は物心ついた時から考え…

「いい人」願望

集団の中で生きる為に遺伝子に組み込まれている 「擬態」という能力を持った生物がいます カメレオンが周りと同化したり、昆虫が植物と一体のようになったり、捕食されるのを防ぐための能力です 擬態は単独で動く生物に多く、人のような集団で動く動物は『周…

「生きづらさ」の正体

自責思考への比率の高さ 「すべての責任は自分にある」 「成長するために努力する」 原因自分論の人は成長もし、仲間からも支持されます 「俺の教え方・伝え方がまずかった」 「私の計画が甘かった」 責任は私にあるという上司のチームは成長し、上司も部下…

与えた分だけ魅力は増す

人間には引力本能が備わっている 「人の魅力とは何だろう?」と考えると、基準も解釈も幅が広すぎて難しいです 人間には『引力本能=魅力本能』があり、人を引き付けたい欲求が心の奥底にあるようです この本能が『愛情・奉仕』を生み、これがないと親切・人…

人により異なる視点

戦争の観方も人それぞれ 人によってものの観方は〈関心〉〈立場〉〈都合〉で違ってきます ロシアのウクライナ侵攻も観方は人それぞれです 人道的見地から話す人が最も多いですが、違う方向から見ている人もいます 「自衛隊の毎年行う"富士総合火力演習"って…

徳川家康もうらやむ生活

幸せは考え方を変えることから 「徳川家康もうらやむ生活をしているのに何が不満なんだ!」 祖父の口癖でした 言われるたびに「たしかにそうだ!」と子供心に思ってました 社会は少しずつ快適になっているが、新しい快適さも最初は喜んでもすぐに当たり前に…

摺り込まれたマインドをチェックしよう

成功も金持ちになるのもマインド次第 前回のアリとキリギリスに関連しますが、摺り込まれた考え方はマインドとなっていきます 「とにかくアリのように勤勉で安定した組織行動が一番いい生き方」と幼少期から摺り込めば多くは従業員として生きる道を選びます …

夜型人間はダメなのか

成功者は皆、朝型? 「成功者は朝早起き」 「早寝早起きが人間の能力を高める」 朝型のリズムを奨励する書籍がほとんどです 元総理大臣の田中角栄は「私は母親の寝顔を見たことが無い」と言います 朝は5時に起きていたが既に母は起きて仕事をしていた 夜中…

定期的にチェックが必要な生存機能

必要な機能は快楽になっている 人間が生存していくうえで必要な機能は快楽で誘発されるようになっています 例えば肉体の成長・維持には食物を取り入れなければなりません 美味しいものを食べるという行為は脳から快楽物質が出るよう出来ています いちいち教…