ステージが変わると集まる人も変わる
人生に行き詰ったときは
①住む場所を変える
②人間関係を変える
③考え方を変える
のが良いとされています
私は以前は24年間、全国転勤のサラリーマンだったので、望む望まないに関わらず「住む場所」と「人間関係」は定期的に変わっていました
いい面もあり、悪い面もあります
家を購入し、定住生活をしてみると『刺激のなさが脳を固く、視野を狭くしている』ことに気が付きます
とはいえ、会社の辞令1つで明日はどこに行くかわからない生活に戻る気はありません
定住生活は良くも悪くも変化が少ないです
サラリーマンでいえば『ステージが変わると景色が変わる』とも言えます
どんなに偉い役職でも、違う場所に行けば新参者になります
多かれ少なかれ、新たな緊張と刺激があります
ステージにより住人が違う
一度、今後の存続をどうするのか問われているような老舗の支店に転勤したことがあります
行く前に初めて転勤をごねました
営業数字は急転直下落ちていき「支店長候補になる大事な時期にこれはやばいぞ!」と焦り始めます
人がこのような目に合うと「サラリーマン人生なんて冷や飯を食わされることはあるさ」などといってましたが、いざ自分ごとになると全く腹落ちしない言葉だとわかります
本社の全国のチーフが集まる会議では、営業成績のいい社員達を避けるようになります
代わりに万年うだつの上がらない人たちが近づいてきます
ステージが変わると人間関係も変わるということを強く実感しました
会議後に飲みに行く人たちもそのステージの人達になります
飲みながら話す内容も変わってくると言うことは、考え方が違うということです
『仕方がない』という言葉をよく使います
「成績が悪くなる環境にいる」
「良い商材は廻ってこない」
「良い部下も配属されない」
「ろくな上長が来ない」
などなど、そうかもしれませんが成績上位者は「どうする?」「良い成功例ない?」などの会話ばかりでした
ランクが下のステージは『どこ・なぜ』までで思考が止まる
ランクの上のステージは『どこ・なぜ・どう』まで思考が進むことに気が付きました
「朱に交われば赤くなる」この人達と交わるのはまずいと気が付きます
飛び交う言葉で人は変わる
人にとって周りの人間関係は非常に大事で、飛び交う言葉はやがて考え方になっていくので、底辺にいると底辺の考え方になっていきます
「太っている人といると太ってくる」と言いますが、太っている人は太る行動や太る考え方をしています
人間にはミラー効果があり、無意識に周りを真似る性質があります
ある意味非常に恐ろしい性質といえます
万年成績低迷な人たちは、傷をなめ合う環境を創るので居心地の良さを感じる場合もあります
降職をして給料が大きく下がり、かなり年下の上長が来ても我慢できる神経もしています
後輩のAが一気に営業成績を伸ばして抜け出したことがあり、理由を聞くと「子供が生まれ、このままじゃこの子を大学に行かせられなくなる」と思ったからだと話していました
『守るべき未来ができた』という刺激が変化を生んだようです
環境を変える⇒人間関係を変える⇒考え方を変えるは良くも悪くも人を変えていきます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました