働くを考える
昭和の時代は当たり前だったが 連日ビックモーターの問題が報道されていますが、諸悪の根源はきついノルマにあるようです ノルマは社会主義で国が労働者を管理していたロシアで生まれたものです 「一定の時間内に個人、または集団に割り当てられる作業量」とい…
日本はまだ副業を認めない企業は多い 「副業・兼業を認めている企業は約5割」と聞くと「ずいぶん増えたな~」と思いますか?「まだまだそんなレベルなの?」と思いますか? X世代は「本業一本に専念すべきだ!」という意識はまだまだ強く、それより上の世…
仕事は変わり続ける 第一次産業革命については歴史で学びます 機械化により移動・生産が大きく進歩しましたが「機械に仕事を奪われた!」という人が暴徒化して機械を壊したりもしました しかしこの怒りは思いのほか早く鎮静化します 産業革命により『今まで…
安い日本 平成初期の頃は海外のビジネスマンは皆、日本への出張を嫌がっていました 「日本に1週間も滞在したら給料の半分近くがなくなってしまう」とよく耳にしました 当時は『高い日本』でした コロナがあけてハワイに行った家族が「とても値段が上がって…
華僑は中国古典の実践者 華僑とは『中国を離れて他国で長期的にビジネスをする人』です 中国古典の中には素晴らしい知恵や考え方などが詰まっていますが、華僑の世界では中国古典は単なる読み物ではなく、実践に活かされている知識です 中国古典から知恵を学…
昭和モデルから令和モデルの人生 昭和の時代は『学校出たら就職し55歳まで働き、後は退職金と年金で暮らす』というものでした 学習期20年・労働期35年・晩年期15年というのが昭和の人生モデルです 年金は15年支給で計算されていると言われます 戦…
昭和のキャリア論は風化した バブルの頃は「転職するなら20代」と言われていました 新卒と年齢差がないほどいいという考え方からで、転職ばかりしている人は難民のように見られていました 『自分を磨いて次の職場に高く売る』という投資のような考え方がだ…
勤労の義務 国民の三大義務は ①教育の義務 ②勤労の義務 ③納税の義務 です 「日本人の識字率は世界一」「日本人は皆、引き算ができる」と世界では賞賛されているらしいです 「はっ??」と思いたくなる内容ですが、日本人は学力の平均値は高いです 勉強が大嫌…
共働きがスタンダードに 北関東の支店に配属されたころ、隣の支店の支店長が「奥さんをパートで働かせている」で他の支店長に責められていました 「奥さんを働かせるなんて甲斐性がない!」 聞けば、双子の子供が東京の私立大の医学部に進学し、男女の双子の…
賃上げ過去最高の勢い 2年ほど労働組合の中央執行委員をしていたことがあります この期間は組合の専従と同じくらいのいろいろな会社の情報が入ってきました 賃上げ交渉・賞与交渉などの「給料を増やせ!」は社員の最も関心の強いものです 時はリーマンショ…
70歳まで働くはスタンダードになる 60歳定年後も働く人が年々増え続けています 60歳でリタイアすることを『プチFIRE』と呼ぶらしいです 「60歳で働かなくていいなんて羨ましい」とプチ贅沢な人生のようです 総務省の調査によると60歳以上の就…
未来のことに多くの脳のエネルギーを使う 人はまだ起こってもいない未来のことに脳を43%も使うそうです 「人生100年時代になる」と言われれば 「少子化もあいまって年金が危うくなる」という声が上がり 「労働期間を延ばせばいいだけのこと」と経済学…
稼げる職業も変わってくる X世代の私の世代は大学で、稼げる資格は『文系は弁護士』『理系は医者』とハッキリ言われてました 当時弁護士になる司法試験の受験者は4万人で、合格者は1500人前後ですから「司法試験の合格率は3%」です 司法試験を受けよ…
仕事があるは超重要 私はここ数年はリゾート部門の採用をしていますが、室内清掃やレストランの洗い場などのパート、アルバイトの人員が本当に足りません 採用情報誌の担当も「コロナ後は人手不足が深刻」と言います 新卒や正社員採用よりも現場の人手不足採…
シルバーが多い会社は増える 私が以前いた会社で地方の企業をM&Aした会社があります 最盛期は4支店ほどあったようですが、現在は本店のみで70歳以上がほとんどの会社です その時に一緒に地域マネージャーをしていた元同僚Hから久々に連絡がありました…
年金問題は燃える フランスでは年金引き上げ問題が暴動に発展していました 年金支給年齢を62歳から64歳に2年引き上げようとするマクロン政権に対して激しい反発が起きています 日本も過去1994年に基礎年金・2000年に厚生年金の比例報酬分を段階…
気が付けば消滅している 「ググるって言葉、もうすぐ使わなくなりますね」 チャットGPT4.0の登場をみた新入社員に言われました 3.5から4.0・・・レベルの違いも驚きですが、なによりその進化スピードの早さに脅威をおぼえます 「金曜ロードショーって…
昭和の就職観は風化していく ここ10年ほど新入社員と話していると「就職観が年々変化しているな」ということに気づかされます 特に親との就職観の違いです これから日本を支えるZ世代の親は、その多くがバブル経済崩壊後の日本を支えたX世代です Z世代…
なぜリスキリングが大切なのか 世の中では「リスキリング=学び直し」が叫ばれています なぜ リスキリングが必要なのかと言えば 「変化する社会で今後必要なスキルや技術を学ぶ」ことで、必要のなくなりつつある仕事から、新たに必要になる仕事へ移るためで…
雇用変化に悩むX世代 50代の転職が活発化しているそうです その要因は ・終身雇用制度の崩壊 ・役職定年への不満 ・労働条件や仕事内容・給与に関する不満 ・人間関係など所属する会社に対する様々な理由 ・キャリアアップの変化に対する嫌悪感 ・自身の…
自分中心ではやっていけない 2回でまとめるつもりが3回になってしまいました 新入社員の教育は「知識」「やり方」「考え方」の大きく3つのカテゴリーがありますが、今回は考え方の一部をまとめたものです あくまでも個人的なものです 13.自分を大切にする…
60・20社会を生きる 新入社員入社研修の準備が始まりましたが、社会に出るに辺り毎年研修で伝えていることを書き綴っていきたいと思います あくまでも個人的な考え方です 7.経験のないことは上手くいかない 全く初めてやったスポーツ、初めて触った楽器…
入社研修で伝えてきたこと 新卒で社会に出る人はいよいよカウントダウンですね 入社手続きを行う人事担当者や教育研修担当者は準備に追われる頃です 新入社員の研修を長年やっていると、年々伝えたいことが多くなりますが、本日は絞って私なりに知っておいて…
競走馬の早さ 競走馬にはブリンカー(遮眼革)というマスクのようなものが装着されています ブリンカーを用いて視野を制御し、馬群を気にすることなくレースに集中するようにしています 視野を狭くすることによりゴールまで速く走れるのだと言います 私は最…
能力主義の階層組織 営業に配属された同期でTOP3が最初に支店長になりました 当時はバブル経済崩壊後の長く暗いトンネルの時代ですから支店など増えない時代です 昇格基準は『営業成績のみ』です 出身校の差別も、好き嫌いもないわかりやすい線引きです …
現実を受け入れる苦痛 「これからは衰退分野から成長分野へ労働力の流動が必要」 「変化が激しくなるのでリスキリング=学び直しが必要」 「労働期間が60年間になれば終身雇用は不可能」 「学び直して異業種への転職が何回か必要になる」 「終身雇用は経済…
日本人の7割が賃金交渉をしない 皆さんは会社に対して「賃上げ要求・交渉」をしたことがありますでしょうか? 私はありません 賃上げ交渉など労働組合任せでした 「この年俸では納得いかない!退団する」とか言っているスポーツ選手を冷ややかな目で見てい…
力が支配していた時代 古今東西万古不変、戦争を起こすのは大部分男性です 戦争の大義名分も勝った負けたも抜きにしてみれば、多くの死者を出し人口を減らす行為です 逆に女性は人間を生み出す力を持っており、男性は逆立ちしても新たな命を生み出す能力を持…
企業都合で生まれた制度 戦後の日本は「東洋の奇跡」と呼ばれるほどの経済復興を成し遂げました 「アメリカ人のような豊かな生活がしたい」 冷蔵庫・洗濯機・掃除機・テレビ・自動車・エアコンなどなかったものが大量に生産され、消費されていきます 当時、…
具体的すぎる真実はなぜかバッシングされる 9月8日に放映されたNHKスペシャル“中流危機”を越えて「第1回 企業依存を抜け出せるか」は終身雇用は終わりこれからどう働くべきかを非常にわかりやすくまとめたドキュメンタリーだと思います かつて一億総中…