働くを考える
世界の失業率 「日本だけが給料が上がらない」 「一人当たりのGNPがビリ!」 と国や会社を責める前に世界に失業率を見てみましょう 2021年に〆たものです(%) 1位 南アフリカ 34.3 アフリカ 2位 スーダン 28.33 アフリカ 3位 パレスチナ 2…
なぜ生活困窮なのに生活保護を利用しないのか 「新しい資本主義の実現」などと言いながら、どんどん社会主義化しているように見えます 給料は伸びない分、失業率が低いのが日本の社会民主主義の良いところかもしれません 給料が伸びない分、失業率は低く格差…
餅は餅屋 Z世代ビジネスはZ世代に 昭和の日本人労働者を評してイギリス人は「ウサギ小屋の働き中毒」と言いました 粗末な家に住み、長時間労働をしている民族と見ていたようです バブル期の日本は「24時間戦えますか?!」というCMが流れており、学生…
ファンケルスマイルの素晴らしさ 前回、日本理科学工業の障害者雇用の話をしましたが障害者雇用に素晴らしい姿勢の会社は多く存在します 法政大学大学院教授の坂本光司さんは横浜にある株式会社ファンケルスマイルも紹介しています 化粧品や健康食品の通販会…
シンプルに働くを考える 「働くを考える」と言ってもテーマの幅が広いですよね 「テクノロジーの進化で仕事が変化していく社会に対応する」 「人生が100年に伸びてライフプランを見直す」 「少子高齢化社会を考える」 「終身雇用からジョブ型雇用に変わっ…
50代でのうつ病は再起が難しい 友人が同級生の精神科医の先生に『50代でうつ病になり重くなったらそのまま死んでしまいますよ』とショッキングなことを言われたようです ここのところⅩ世代のうつ病予備軍が増えているそうです Ⅹ世代は1965年~198…
「退路を断つ」はかっこいいけれど よく企業では『背水の陣』という言葉が好んで使われます 特に決算期などの売上の追い込みに「この3ヵ月は背水の陣で挑む!」と私も営業本部長などに何度か言われたことがあります 漢の名将・韓信(かんしん)が趙と戦いを…
とにかく雇用の安定 世界的物価高&コロナでの打撃&円安という苦境に中でも多くの企業が『賃金アップ』を模索しています 利益が苦しい状況下でも給料をあげようと試行錯誤している企業は多いです 長年、労働組合の連合で労使関係を話し合ってきたベテラン社…
人生3段ロケット 大学のキャリアセンターでの話 「働き方も多様化してくるのはわかりますが、先日など『投資家になる』という学生がいました」と言います 最初から起業したいという学生が増えてきたのはわかるとしても、投資家になるという大学生がいるとは…
給料をあげず内部留保ばかり増やす企業 「給料は全然伸びないのに企業の内部留保は過去最高!なぜ社員に還元しない!」 という声をよく聞きます 「会社が苦しいならいいが、儲かってるのに社員には回さず貯めこんでばかりいる」という給料が伸びないことへの…
終身雇用維持が不可能なのはわかるけど 「日本が三流国に落ちる前に45歳定年制の導入を!」 サントリーホールディングスの新浪剛史社長(62)の発言により人事関連の社員のみならず、多くのサラリーマンが「もし45歳定年になったら・・・」を考え始めま…
ビジネス有能=外交的という思い込み 社会人大学で3泊3日の『リーダーに必要な人間力』という授業を受けた時のこと、講師が『社内コミュニケーションを活発にするロールプレイング』を行いました 必ず、講義→ロープレ→レポートを繰り返しで進めていきます …
近代日本の栄枯衰退 「日本は失われた30年から失われた40年に向かっている」 「安い日本」などいろいろ言われている日本ですが、日本は大きな壁を乗り越えて世界第2位の経済大国になったのです 大きな壁とは『資源が無い』ことです 太平洋戦争は「アジ…
息子が無職を目指してる!と狼狽する親 前回は「企業への就職だけが労働ではない」という内容でしたが、労働を否定しているのではありません 団塊の世代から見たらFIREなど受け入れがたい生き方らしく、定年した前の会社の先輩に「息子が将来は株式投資…
就職せずに起業はありだと思う 大学のキャリアセンターの方々と「最近の学生の就職への志向」を話していると「年々起業相談が増えている」そうです キャリアセンターの方々は生真面目な人が多いので「まず企業に就職しなさい!サラリーマンは安定している」…
戦後しばらくは勤め先もなかった 先日、大叔父が会長を退き完全にリタイアしました 「なんで会社を作ったのかだって?勤め先が無かったんだよ」と語ります 兄が沈められた軍艦の鉄を引き上げる商売を始めます 軍艦の鉄は分厚く、鉄不足の当時は非常に高く売…
同じ人間でも環境で大きく変わる リンゴの木を青森県で育てるのか沖縄県で育てるかで育ち方が違います 同じくサトウキビを沖縄県でなく青森県で育てるとなると、暖房設備などが大変そうです 動植物には適正環境があります 本を読むのが好きな子供がいたとし…
テクノロジーは少しづつ仕事を奪っている 「人の仕事はテクノロジーにどんどん代替えされていく」 「AIに仕事は奪われる」 頻繁に言われています 「でも国や企業はそうはいってないよね!コンサルタントや評論家の戯言じゃない?!」 ところが水面下で企業…
資本主義は競争が原動力 私達は資本主義社会に生きており、原動力になっているのが『競争』です 「A社の製品はこんな機能がついていて優れている」 「B社は他社よりも安い」 企業間で競い合うことにより社会はどんどん良くなっていきます 「営業1課に負け…
追い込まれると思考停止する 先日、自分の事業で270万追加でかかることが判明しました 「物価高騰で当初の計画より様々なものが値上がりしてしまい金額が跳ね上がってしまった」とのこと 急に世間で騒がれている物価高騰が現実的になります この金額にな…
仕事がつまらないと辞める若手社員 管理職が長いと様々な退職者に会います 『会社に口にする退職理由はすべてが真実ではない』とも言われます 若手社員の場合は比較的正直です 「入社してみたら思っていた仕事と違う」 「目標がキツイ」 「この仕事続けられ…
環境変化が雇用変化へ直結 経団連の中西会長が「もう終身雇用は維持できない」と発言してから3年が経ちました トヨタの社長も「終身雇用は難しい」 サントリーの社長も「定年を45歳にすべき」 と次々に超大手企業の社長が「終身雇用の維持は不可能」と発…
会社の状況はいつ変化するかわからない 「終身雇用崩壊」はよく目にします 現実、大企業では終身雇用は非常に難しいと思います 皆さんの会社が中小企業の場合『新卒入社の採用力』をよく見てください 「うちは毎年高い倍率を勝ち抜いた新入社員が大量に入社…
産業革命で仕事は増える 現在は第4次産業革命といわれています 「AIなどのテクノロジーによって仕事が奪われる」は全世界の労働者の間で騒がれています 実際は工場の労働者、事務職、銀行員、路線バスなどの運転手など世界で850万人の仕事が奪われると…
未来に悲観的な日本人 諸行無常 万物流転 私達は「すべてのものは変化する」ということを知っています 寒い冬に耐えれば暖かい春が来て、その温かさはやがて暑さに変わり夏になる 猛暑に耐えればやがて涼しい秋になるが、その涼しさは寒さに変わっていく 時…
作ると同じく売ることは重要 欧米では「モノを作る仕事」と「モノを売る仕事」は同格です 日本は「モノを作る仕事」に比べると「モノを売る仕事」は低く見られがちです 日本の親は「うちの子は商品開発者」「うちの子は本社勤務」を喜ぶ傾向にあります モノ…
所得が上がり続けていたころの日本 参議院選挙に限らず 短期的問題は『物価の高騰』 中期的問題は『給与アップ』 長期的問題は『少子化による人口減』 となりそうです その他にも〈環境問題〉〈ジェンダー問題〉〈防衛問題〉いろいろありますが、諸外国が伸…
この仕事無くなる議論は憂鬱しか生まない 「○○の仕事はロボティクスに代替えされる」 「○○の仕事はAIに奪われる」 という議論が活発ですが『奪われるとされている仕事に就いている人の気持ち』を考えたことがあるでしょうか? 傾向を語るのはいいとしても…
終身雇用は維持されている日本の労働市場 万物流転 諸行無常 「世の中のすべてのものは変化する」ということを表す言葉は古来よりあり、風化していません 自然災害のように一瞬にしてすべての日常を変えてしまうものもありますが、大概は気が付かないほどゆ…
黒字リストラはまだ10年続く リーマンショックの時も『早期退職制度という名のリストラ』が多かったですが、現在大企業を中心に行われている早期退職は『黒字経営でもリストラをしている』という点が異なります 「未来を見据えて体力のあるうちに不要な人…