人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

2024-01-01から1年間の記事一覧

自由を追う人 逃げる人

自由=皆が求めているものではない 「自由」というと、圧力やいらぬ規則などから解放された人間らしい素晴らしい状態と感じます ですが、職場の同い年の男性でも「従業員という奴隷所得の方がいいです」「人の命令されて動いている方がいいです」という人も…

「子持ち様」と「独身様」の評価

見る人の立ち位置により評価は分かれる 私の新卒で入社した会社は、昭和末には『出産休暇・出産勤務・介護休職・介護勤務』の制度ができていました ただ、実際に配属されると先輩社員に「男が育児休暇?とれるわけないだろ!」という状態で、徹底され始めた…

カスハラはどうなっていくのか

カスハラしやすい人とは カスタマーハラスメント=カスハラとは、カスタマー=顧客から受ける理不尽な要求や暴言・暴力などのことで、 サービス業に従事する人などは特に被害にあいやすいです カスハラにあい、精神的なストレスやトラウマになることもありま…

X世代は前頭葉を鍛えることが大切

新人類と言われた世代も古くなってきた 「なぜ1965年生まれ以降から、世界基準でX世代と呼ばれるようになったのか?」 ゼネレーションXのXは「数学の方程式のX」「謎の生命体X」などの「答えや正体が不明なので、これから答えを導き出そう!」のX…

選別されていた命・・優生保護法

社会は人を格付けする 中学生の時「天は人の上に人をつくらず人の下に人をつくらず」と教えていた先生が「日本は人口がどんどん増え続けて困っている!勉強できない奴や社会のルールに従えない奴から消される時代になるぞ!」と言われたのを覚えています 令…

本当に日本人の幸福度は低いのか?

「感じるもの」は測りにくい 「あなたは今、幸福ですか?」と聞かれても返答に困ります 「幸福です」と答えたところで「どのくらい幸福ですか?」などと聞かれるとさらに返答に困ります 感じるものは測る基準がなくわかりにくいです 「暑いですか?」「寒い…

Ⅹ世代の生きずらさ

X世代ってどんな世代? 世代分類にはいろいろありますが、日本独自の「バブル世代」「さとり世代」などのものと、世界基準であるX世代・Y世代・Z世代・α世代などがあります この2種類は元号と西暦のようなものです 最近、年長者に「1964年以上前に…

報償心理

苦労は報われるべき論 「こんなに頑張ったのにこの結果はひどい」 「努力や苦労は結果とは比例しない」 人にはいろいろな考え方があります 一般的には子供や若者には「努力した分、結果は良くなる」と教え、年齢が進むにつれ「努力してもダメなものはダメ」…

キャリア研修では習得できないキャリア知識

若い世代は何を求めているのか キャリアモデルは5年前から入社案内にも表示しています いわゆる「〇年後はこんなスキルが身について、こんな仕事を任されて、こんな役職で」というものです これは学校側から「働いている自分、将来の自分がイメージ出来ない…

引き継ぐということ

2代目は2代目の苦しみがある もう30年も前の話ですが、私の叔母が夫の姉にお金を借りてお店を出しました 気さくな人柄と天性のアイディアマンなので、お店は非常に繁盛していました ところがお金を貸してくれた義理の姉は、事あるごとに「私がお金を出し…

就活と業界選択における差異

業界により採用は違う 長男がただいま就活真っただ中です 長女は社会に出たので、来年三番目が就活に入り終わると、大学の学費とそれぞれの家賃がなくなり一気に家計が軽くなります 22年間の学習期を終えれば、親はぐんと楽になります 「採用の責任者なん…

60歳以降の仕事の現状

くう・ねる・あそぶ 前回の「伸びた人生をどう生きるか」の続きです 今日も話題になりましたが「平均的に自営業の人は長生きだね」ということです 仕事で幸福度&長生きの高い条件は ①自由さがあること ②達成感があること ③モチベーションタイプが合っている…

伸びた人生はどう生きるべきか

ライフモデルは平均寿命からつくられている 初めて中国を統一した秦の始皇帝が次に求めたのは『不老長寿=永久に生きられる身体』です 中国統一も部下たちにとっては難題だったと思いますが、不老長寿薬を手に入れろという命令はそれをしのぐ難題です 「不老…

退職代行サービスにみる若者の意識変化

新しい仕事は増えていく 退職代行というサービスがあるそうです 本人に代わって「会社を辞めます」と伝えてくれるサービスですが、最も強烈なカスハラ=カスタマーハラスメントを受ける仕事の一つだそうです 初めて退職代行業を聞いた時は「なんでそんなこと…

空想幸福

幸福を目指す人間 「働かざるもの食うべからず」という言葉がありますが、支配者の都合の良い貧しい考え方です 戦争に負けてからの日本人は「勤勉は美しい」という思考が摺り込まれていますが、これも国にとって都合のいい思考です 勉強するために生きてるの…

時代は逆行せず新しい安定を求める

常に人生の安定は違う 人々は 常により良い安全・安心・安定した人生を創ろうとします 昭和の終身雇用・年功序列がいい例で「新卒で入った会社が一生面倒をみてくれ、役職と賃金は年齢と共に誰もが上がっていき、老後は高額な退職金と年金で安心した人生」と…

変わるのは自分

世の中はどう変化するかわからない 「子供の頃よく遊んだ公園が、今はお年寄りだらけになっている」 日本の風景も少しづつ変わってきています 長野県では「公園で遊ぶ子供の声がうるさい」というクレームから、公園が閉鎖されニュースにもなりました お年寄…

子供は資産から負債になり次は・・

昔は子供は資産だった パナソニック(松下電器)の創業者・松下幸之助さんは9歳から丁稚奉公だったのは有名です 故郷の和歌山県から大阪に旅立ち、商売の本場である船場で丁稚として働くことになります なんせ10歳にも満たない子供ですので、幸之助さんは「…

経験で磨かれる知性

教えられたことと経験では違う 「やる気が大事」「やる気しだい」と幼少期より何度も言われます 実際は始める前からやる気がある場合は少なく、やりだすうちにやる気がわいてくる場合が多いです 社会人の経験が長くなるうちに変化していく教えは多々あります…

欲求と消費の関係

消費活動は社会の血液循環 以前、欠けた部分が気になる人、欲求が強い人は俗人という内容を書きました 「あれが欲しい」「ここが不満だ!」などの欲求が強すぎると強欲な人物に見えます 常に満たされない状況は幸福度を下げます とはいえ、この底なしの欲求…

人事の重要な業務とは何か

本社はコストセンター 「営業マンは増やせば売り上げが上がるけど、事務職は増やしても売り上げは上がらない」 という現実があります これをかつて「本部はコストセンター」と言い切り、ひんしゅくをかった役員がいました 慌てて別の役員が「営業は筋肉!本…

日本は資本主義であり社会主義?

最も成功した社会主義国家 まだ中高生だった頃、ソ連のゴルバチョフが来日し「日本は最も成功した社会主義国家」と述べていました 「えっ、日本は資本主義でしょ?何言ってんだろ?」と浅い知識ながら疑問に思います 長らく社会で活動して、他の資本主義国家…

山の人と谷の人

感謝と不平不満 おそらく道教思想の言葉だと思いますが 「自分の顔の○○が気に入らない」「うちの会社は○○が不満だ」など、欠けた部分にばかり目が行く人を『谷の人』=俗人といい 「五体満足で感謝している」「うちの会社は○○が良く有難い」など、ありがたい…

すぐ辞める若手の脳

定着率が悪いのも良すぎるのも問題 「若手社員がすぐに辞めてしまう」と悩む企業は多いと思います 「最近の若い奴らは・・・」と原因他人論で済ましてしまっては、翌年も同じ愚痴を言う羽目になりますので、まずは原因自分論で考えることから始めます 採用担…

思考と行動の断捨離

自分にできることは何だ! 悩みは幸福度を下げます 悩みは『人と比べる』行為から発生もします 悩みの中には妄想的なものもあります 妄想的な悩みは『未来予測からの不安』からも発生します とにかく人は中庸的な言葉より、偏った言葉に刮目してしまいがちで…

人生100年時代の問題点

まだ来ていない『100年時代』 雇用延長を議論する時に必ず「いったい何歳まで生きるんだろうね?」という話が出ます 「国は今は70歳まで雇用しろと言ってるけど、必ず75歳、80歳まで雇用しろと言ってくるよね」 「労働所得一本の人は85歳でも雇用…

苦痛から逃れる知恵

人は辛い経験を糧にできる 「子供が傷つかずに大人になることはない」といいます 子供が傷つかないように大人はいろいろ配慮しますが、現実問題それは難しく、時が経てば子供も「辛かったけど必要な経験だった」と悟るようになります 人間以外の動物は『10…

人生を狂わす長すぎる住宅ローン

モノの値段は不透明 学生時代はファミレスでアルバイトをしていました コーヒーが250円で、お代わりし放題・・・・・ 「喫茶店でも一杯500円くらいとるのに大丈夫なのか?」と疑問に思います 退職が決まったアシスタントマネージャーに聞いてみると「…

リーダーのレベルは国民のレベル

政治家のレベルは国民のレベルと比例 『国民はみずからの程度に応じた政治しかもちえない』というのは松下幸之助 さんの言葉です 松下幸之助さんは 「国民が政治を嘲笑しているあいだは嘲笑い値する政治しか行なわれない」 「民主主義国家においては、国民は…

もうひとつのステップアップ

摺り込まれた雇われ人生 働き方の変化について書き綴っていますが、今回もその続きになります かつてナウル共和国という国を紹介したことがあります 働かなくても大丈夫ですよ 税金は不要 日々の生活費までも支給 医療費・学費・水道光熱費までタダ 家事でさ…