人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

仕事の心理学

マネーリッチか タイムリッチか

庶民はお金と時間がシーソーする コロナウイルス蔓延の中でリゾート部門は何度か閉鎖されてました とある調理師のボヤキでは「この2年間は今までとは比べ物にならないくらい自分時間ができました」 「いいね!こっちはいつものさほど変わらないよ」と言うと…

男性のプライドの変革期

男性のプライドの昇華 「男性は精神に趣をおき、女性は現実に趣をおく」と言われます 一昔前は「思春期の娘は父親を避けがち」など言われていましたが、今は父親大好きの娘さんが多いそうです 家長としての父親がいまだに強い中国などと比べ、日本の父親はだ…

脳科学と連携したキャリア形成

母親の出産年齢と女性の好み 脳科学者の中野信子さんの説によると 「母親の出産年齢が高いと熟女好きの男性になる」そうです 「出産年齢は上がってきてるので熟女好きな男性は増えそう!」と語ってました 記憶になくても『年配の女性が面倒をみて育ててくれ…

思考のリバランシング

投資ではよく使われるポートフォリオ 株式投資をしている人は馴染みのある言葉だと思いますが〈ポートフォリオ〉とその〈リバランシング〉という言葉があります ポートフォリオとは金融商品の組み合わせのことです 「ポートフォリオを組む」とは どのような…

頑張りだけでは埋められない格差の闇

格差社会から生まれたヒーロー 私達は映画などを通してアメリカを見るため、アメリカ人は金持で豪勢な暮らしをしているというイメージをもちやすいと思います 現実のアメリカでは〈極端な格差社会〉が社会問題化しており、 ニューヨークやロサンゼルス、サン…

幸福はどう計るのか

幸福は大切だが計れない 「幸福」については古来より、哲学者・心理学者・宗教家・政治家・教育者などが様々な研究をしてきました 「お金があれば幸福か?」も年収800万辺りから横ばいになるそうです 年収1千万円も年収1億円も幸福度に差が無いというこ…

分断本能

2つのグループに分けたがる本能 〈勝ち組〉と〈負け組〉 〈富裕層〉と〈貧困層〉 人はなんでも2つのグループに分けるクセがあります 以前『人は1日10回しか選択・判断ができない』と述べたことがありますが『選択する』『判断する』というのは非常にし…

自己否定クセは大きな害

「謙虚は美徳」を考え直す もっともいけない心の習慣に『自己否定』があります 「まだまだ勉強不足」 「鍛え方が足りない」 など〈具体的に〇〇を努力すれば克服できる〉ことなら問題はありません 「何をやってもダメだ」 「外見が悪い」 「子供のころから運…

五本能の活用・・引力本能

中心に位置する引力本能 スポーツでも、ビジネス現場でも『守備力』と『攻撃力』の両方が大事です 対コロナウイルスに対しても〈マスク着用〉〈外出自粛〉〈リモートワーク〉などの守備的行動がまず求められ 〈ワクチン開発〉〈飲み薬開発〉などのウイルスに…

五本能の活用・・伝達本能

「伝える」があったから人類は発展し続けた 私達は1日生活すれば高次元・低次元に関わらず、五感でいろいろなモノをキャッチします 「学んだら伝えたい」 「知識を共有したい」 「面白かったので話したい」 などの伝達本能があり 「自分の作品を見てもらい…

攻撃本能の取り扱い

各本能は必要で備わっている 様々な本能は生きる為に備わっています それぞれに高次元・低次元があり、個人・集団それぞれの出方があります 生物生存のために必要な行為は『快楽を得る』ように出来ています 食事にしても「栄養補給をしなくては」という意識…

五本能の活用・・攻撃本能

進歩の為、挑戦してくれる本能 前回の守備本能が「静」なら攻撃・前進本能は「動」です 攻撃と言うと「攻撃本能が強い人は格闘技が好きなの?」と思われがちですが、そうではありません 格闘技を見ていても「痛い痛い!もうチャンネル変えて!」 ライオンが…

五本能の活用・・守備本能

最初の稼働すべきが守備本能 心理学というと西洋で生まれた学問と思いがちですが、人間学という点では東洋の方が優れているのではないかと思うことも多いです 道教思想の三部門〈哲理〉〈宗教〉〈神仙〉のうち神仙=自然哲学を主とし、医術・天文・歴術など…

楽観論のすすめ

日本人は悲観的な人が多い 日本人はセロトニンの量が少なく不安感が強い民族のようです 故に慎重です 南米などは逆に不安感が少なく、コロナウイルスに対しても〈ノーガード戦法=皆感染すれば集団免疫ができる〉という発想で、日本ではありえない発想です …

正しさに苦しめられる

90%以上が潜在意識 心理学や脳科学はまだまだ未開発の分野です 『人間の心の構造』はわからないことが多くあります 「人の心の仕組みをしっかり理解して苦しまずに生きたい」 「あまり知られたくない!心を覗かれたくない」 という〈知りたい・理解された…

潜在意識はあなどれない

1日6万回考えている 以前、人は一日に6万回『考える』と『想う』を行っていると述べたことがあります 「俺はぼ~っとしていて6万回も考えてないよ」 と言うかもしれませんが 「おっお昼になった」「ランチは何食べよう」「A店がいいな」「混んでるな」「…

サバンナ思考

最も重要な守備本能 はじめて社会に出る時、転職して新しい会社に行く時、新しい部署に行く時・・・ 新しい場所で新しい人間関係を築く時にまず稼働するのが『守備本能』です どんな場所かわからない どんな人達かわからない どんな困難があるかわからない …

選択の回数を減らす工夫

人は1日10回しか選択きない 分単位で多忙な人は〈同じ服〉〈同じ食事〉が多いと言います 人は1日10回ほどしか選択に頭を使いたがらないそうです 「今日はどの服装で行こう」 「今日の朝食は何食べよう」 それだけで朝2回選択に頭を使います 言われて…

陽族と陰族

人は吐く言葉の温度が大切 新年あけましておめでとうございます 一年の最初は初詣に行く人もいかない人も「運気をあげたい」と思う方が多いいのではないでしょうか? 言葉には〈プラスの言葉〉〈マイナスの言葉〉があります 『吐く』とは『口』から『+』『…

主体的でなかった部分のツケ

原因自分論 勉強を怠けたツケ 運動を怠ったツケ 好きなだけ食べたツケ 寝不足のツケ 人それぞれですが何かしらのツケが廻ってきている人は多いです 「一生懸命勉強したが駄目だった」 「人一倍練習したが部活で活躍できなかった」 ならいいです やってダメだ…

言葉の棚卸をしよう

メンタルトレーニング コロナ下で在宅時間が多くなったことにより〈増えた時間の使い方〉で大きく個人差があります 周りを見ても「読書量が増えた」はよく聞きますし、実に良いことだと思います 私も増えましたが「月に5冊ペースが15冊になったよ!」など…

9割は社会不適合

努力は1割しか解決をしない 世の中は〈努力〉を非常に評価します 「どんなことでも努力で解決できる」という意識高い系の人は多いです 努力して何かを成し遂げる姿は美しいからです 私の唯一上司に恵まれたと思う点は 「やってダメだったら方向転換しろ、人…

知の恩恵

情報に恵まれた時代 幼稚園からの同級生と久しぶりに長々と話しました 「最近は知識が安価に幅広く習得できるようになり、いい社会になった」とお互いにつくづく感心しております 学校で教えてもらえることは堅苦しく形式的 テレビ・新聞は免許事業だから決…

自分の心の陰陽バランスを見直してみる

日常で陰の氣は浴びている 前回、長く人事をしていた課長が「陰陽のバランスで人を評価している」ことを述べました 陰の氣が組織に蔓延することの恐ろしさをよく理解していました SNSによるコメントを見ていても、〈極めて陽の人〉〈陽の多い人〉〈陰の多…

継続のみが力なり

スキルは簡単に身につかない 「継続は力なり」はインパクトが弱いと思います 「継続のみが力なり」だと思います 知識でも、仕事でも、スポーツでもチビリチビリしか成長していきません 「アルバイトを6時間で一人前にする」という某大手外食チェーンのマニ…

言葉にできない

一番強いのは根拠のない自信 私達は1日に約6万回の〈考える〉と〈想う〉を繰り返しているようです ぼ~っとしているようで、脳には絶えず電流が流れています 「マイナスなことは考えるな!ポジティブに考えろ」 「悪いニュースは見るな」 などは「陰の氣を…

心に良い感情とは

どんな時に幸福感を感じるのか 私達の多くは「幸せ」を追求して生きています 「自分は幸せだな」と感じるときに大きな満足感を得ます 不幸は嫌だし、避けようとします 幸福感とは〈非常に安定した持続的で穏やかな心理状態〉のことを言います 「宝くじに当た…

人はどのように心を認識しているか

心は感情の動きで認識する 感情が豊かな人は人間味があり好印象です 一方〈感情的な人〉〈感情に走る人〉は引かれたりします 私達は目で見えない自分の心を、感情の動きによって知覚しています 脳は右脳左脳の2重構造です この2つのコンピューターは役割が…

どのように自分を理解しているのか

セルフとソーシャルセルフ 私達は〈自分〉という人間をどのように理解しているのでしょうか? 大きく分けると〈セリフ〉と〈ソーシャルセルフ〉の2つの視点から自分を理解しています 自己理解(セルフ) 「自分とはこのような人間だ」と自分を自分で理解し…

手のしぐさで観る相手の心理

手は豊かな表現力をもっている 手は私たちの想いをより強く伝える力があります 反面、相手に不快を与えてしまうこともあります 不快に感じる手のしぐさは ①相手を指さすしぐさ ②手招きで相手を呼ぶしぐさ ③会話中に服についたごみをとるしぐさなどです 悪気…