人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

選択の回数を減らす工夫

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人は1日10回しか選択きない

分単位で多忙な人は〈同じ服〉〈同じ食事〉が多いと言います

人は1日10回ほどしか選択に頭を使いたがらないそうです

「今日はどの服装で行こう」

「今日の朝食は何食べよう」

それだけで朝2回選択に頭を使います

言われてみると世界の超多忙な人たちは同じ服装が多いです

イチロー選手も毎日同じもの食べていたと言います

歴史的な天才も1日のルーティーンが決まっており、カントのような早起き型か、ピカソのような昼過ぎまで寝ている夜型に分類されるようです

ルーティーンワークのような人はいいですが、マネジメント職・営業職・企画職のように毎日の動きが大きく違う人は朝の選択は最小限に抑えた生活の方がいいようです

主婦の3食の献立を考える作業もなかなかしんどい作業だし

子供に何を着せるか?

亭主のネクタイは?

折りたたみ傘を持たせるか否か?

など考えればほとんど『10回の選択するエネルギー』を使い切ってしまいます

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相手の選択エネルギーに配慮する 

私も考え直すと企画職の時は会社でかなりの回数いろいろな選択に脳のエネルギーを消費していました

このような仕事をして帰ってきた人に、さらに家であれこれ選択を求めるのも酷です

「真剣に考えてない!冷たい人だ」となりかねません

主婦なら朝と夕・亭主は昼間それぞれ選択にエネルギーを使っています

使い切った相手に選択思考の稼働を要求すれば「適当にしか考えてない態度」に見えるかもしれません

お互いに配慮が必要です

管理職も会議で多くの選択思考を消耗することが多いです

会社の会議してから部の会議、次に課の会議、消耗しきったところに「課長、ご意見を求めたいんですが・・・」とくると深く突っ込んで考えられない場合があります

考えてもらいたいことについては会議前

「わかったそれでいいよ」と誘導したいことはすべての会議後がベストかもしれません

ナチスドイツのヒトラーは演説のうまさでのし上がっていきましたが、彼の演説は大概20時以降だったそうです

大衆も深く考えられず「そうだ!そうだ!」となりやすいです

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脳が幸せを感じる状態をつくる 

新しい年を迎えるにあたり「今年は良い年でありますように・・」と祈るばかりでなく、具体的に幸せな現実を作る行動を考えてみたいと思います

同じ現象でも「それを幸せと感じる人」とそうでない人がいます

幸せを感じやすい状況

幸せを感じにくい状況

を脳で考えてみます

前回『陽の言葉を吐き出そう』『陽の氣を発する人と付き合おう』という話をしましたが、『幸せ脳』が幸せループを生み出します

何でもいいので不平不満より幸せなことを見つけていきます

「今日も寒いな」より「晴天で気持ちいい」

「ホントに使えない奴らだ」より「仕事の仲間に恵まれた」

「満員電車辛い」より「日本人は勤勉でありがたい」

こう考えていくと、プラスの方向にニューロン=脳の神経細胞が育っていくそうです

そうすると、記憶力・思考力・発想力・適応力が高まり自然に仕事や勉強の成果が上がっていくようです

心の余裕も出てきます

その分、他人にやさしくできたり、感謝することも増え人間関係は良くなります

周りに明るく親切に対応することにより脳から快楽物質が分泌され「幸せ脳」になるそうです

これが幸せループです

幸せとはささいなものの見方・考え方の積み重ねのようです

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました