人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

無意識な依存症

f:id:TOMOHIRO358:20210910192856j:plain

社会の進歩と人類の進化のずれ

人類は250万年も狩猟採集生活をしていました

農耕がスタートしたのは1万年前からです

産業革命は250年前です

社会は急速に進歩していきます

対して生物的進歩は遅く

人間の脳や体は狩猟生活の頃から大して変わっていません

ビタミン接種は非常に重要である為『果実を接種』する機能として『甘いものを求める』ように出来ています

甘いものを食べると脳から快楽ホルモンが出るのです

ビタミン=果実⇒甘いものという機能がまだ残っているのです

果実の糖分に比べ人工的に作られた〈 添加糖 〉は非常に体に悪いにですが〈 脳からの指令 〉により甘いものを求めます

「甘いものは別腹」

「甘いものは脳に良い」

ということはなく

得られるのは〈セロトニン〉〈ドーパミン〉などの幸せホルモンです

f:id:TOMOHIRO358:20210910201146j:plain

マウス実験から見る依存性

実験用マウスをレバーのある容器に入れます

レバーを叩くと望みのものが出てきます

例えば10回たたくと〈甘いもの〉が出るとします

次は20回・・・など叩く回数をどんどん上げていきます

100回ほどで諦めるものもあります

依存度が高いとかなり叩きます

1000回超えても叩き続けるものがアルコールです

アルコール依存症が最も恐ろしい依存症です

甘いものをいくら食べても性格は激変はしません

ニコチンもそうです

対してアルコールは「顔が赤くなる」など人体に変化があったり

なにより〈 判断能力を失う 〉〈 性格が荒っぽくなる 〉など脳に変化があります

睡眠にも障害が出ます

質のいい睡眠が出来ず〈成長ホルモン〉がでません

疲れが残るのです

さらに老化が進み

DNAまで傷つける唯一の飲食物です

古代中国に『新』という国がありました

国王は酒税からもっと税をとるために酒は百薬の長」=健康にいいもの

とアピールします

いまだに使用されている恐ろしいキャッチコピーといえます

私の会社に出入りする産業医の先生までも

「酒は百薬の長と言いますから少量ならいいと思います」

と言います

日本も明治政府以降酒税は貴重な財源でした

日清・日露戦争は酒税が主な戦費でした

テレビも「酒は悪い」とは絶対に言いません

気付くと思いますが『酒類のCM』は非常に多いです

大切なスポンサーなのです

アメリカは過去「酒は国民を堕落させる」酒類を全面禁止したことがありました

アルコール依存症の国民は多く

なんとしても酒を確保しようとします

裏ルートができます

結果〈 アルカポネ 〉に代表されるマフィアが力をつけていきます

〈甘い食べ物〉も〈アルコール〉も快楽ホルモンを得る代償に健康を害するものといえます

f:id:TOMOHIRO358:20210910205425j:plain

新たなる依存症 

はじめて緊急事態宣言が出た昨年の4月「必要最低限の外出はしないように!」と寮生にきつく命じました

「エネルギーが有り余ってる若者が我慢できるわけがないか・・・」

と思っていましたが 意外にコンビニ行く以外の外出はありません

「まじめだな・・・」

と思っていると寮の「Wi-Fiが通じない!」と大騒ぎになる日があります

「外出制限中にスマホが使えないのは辛すぎる!」

なんと多い人間は14時間もスマホをいじってます

完全なるスマホ依存症

スティーブ・ジョブズも自分の子供達にはスマホiPadも持たせません

台湾のIQ180のオードリータンもガラケイです

明晰な頭脳から〈 スマホの害 〉がわかっているようです

私達の身体自体は石器時代から大して変わっていないのに

次々に社会では〈 快楽を得るもの 〉が出来てきます

かく言う私もお酒は大好きですが『飲み会は月に2回まで』としました

甘いものは『筋トレした日のみ』とし

スマホは(通話以外)『1日2回しか触らない』

としました

依存症は自分との戦いのようです

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました