人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

変化を求める自分・変化を嫌う自分

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リモートで判明した仕事の実態

コロナ社会も1年半経過しました

日常生活も変わりました

仕事の仕方も変わりました

リモートワークはデメリットももちろんありますが

・交通費が激減

・コピー代が激減

・リースしていた会議室代がゼロ

・出張費ゼロ

などのメリットもありました

様々なコストを見直す機会にもなりました

オフィスワークだと意外に隣の人の仕事を知りません

パソコンに向かっていれば仕事をしているように見えます

この辺もあぶりだされます

この人たいして仕事していなかったんだ

というベテラン社員も多かったです

いやおうなしに仕事の見える化がなされました

仕事の仕組みが大きく変わった職場

ほとんど変わらなかった職場

様々だったと思います

コロナウイルスの蔓延では〈早く・大きく〉変化を余儀なくされましたが

そうでなくとも 仕事は少しずつ変化していきます

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人間の脳は2重構造

「もっとこうして欲しい」

「ここはこうすべき」

人は周りには変化を求めます

それが快適で便利な社会を作ってきました

不平不満が社会を良くすると口癖の上司がいました

調理師が〈大根のかつらムキ〉や〈キャベツの千切り〉に取り組みます

最初は大脳で考えながらやります

やがて大脳から小脳に落とし込まれていきます

そうすると 他のことを考えながら出来るようになります

パソコンも「Gはどこだ?」「Uはどこ?」

キーボードの位置さえも戸惑いながら操作します

何でも考えずにできるようになるのは 小脳に落とし込まれたからといえます

マスターした

身につけたとも言えますが

変化を嫌うようになります

そういう仕組みで固まってしまってるからです

若いから新しいものを取り込めるのではありません

何もスキルがないから取り込めるのです

身につけたものが多いからこそ変化を嫌うとも言えるし

人には変化を求め 自分は変化を嫌うとも言えます

・変化をさせてはいけないもの

・少しずつ変化していくもの

・早く変化しなければならないもの

と分類されます

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 問題は「人生が長くなること」と「変化スピード」

問題なのは

人生が長くなること変化スピードのアップです

2030年から加速度を増し

2040年には今とは別世界

と言います

これを悲観的に見てはいけないと思います

社会をより快適にするために変化は起こるからです

例えば〈培養肉〉もスタンダードになります

・動物を大量に殺傷する問題

・環境的問題

・動物から発生するウイルスが70%なので それを防げる

社会を良くするための取り組みなのです

報道は視聴率を稼ぐために〈世の事件〉ばかり流します

それにより〈世の中は悪くなっている〉と思いがちですが

世界はどんどん良くなっているのです

とはいえ消えていく仕事も出てきます

・自動運転が標準化すれば〈ドライバー〉が消え

・培養肉になれば〈畜産業者〉

ブロックチェーンで〈金融機関〉

〈AI〉や〈3Dプリンタ〉などはかなり幅広く職業を変えていきます

進歩には犠牲はつきものなのかもしれません

昭和末期に書かれた書籍にも

少子高齢化になる」

「テクノロジーはますます変化し仕事が消えるものもある」

と警告しています

学生の私はしっかり赤線を引いてあります

「こんな頃から言われてたんだ!」

今になって気づきます

凡人は「夏に冬のことは考えない」ようです

周りに変化・改善を求めるのと同じくらい

自分も変化・改善をすればよい

と言われてます

平安の頃より諸行無常=この世に変化しないものはない」とわかっているわけです

最も刮目しなければならないのは「自分の変化に対する関心度」のような気がします

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました