人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

『甲辰』の年は障害を乗り越えて進む年

甲辰ってどんな年?

新年あけましておめでとうございます

今年はいきなり元旦早々地震で始まりました

私も日本海側に赴任中の新潟県長岡市中越大震災を経験しましたので、この寒い季節の避難生活は心が痛みます

長野県長野市新潟県長岡市の知人に聞いたところ「報道にあるような大きな被害はない」とのことでしたが、日本海側の方は被害にあわれた方も多いと思います

今年の六十干支は甲辰で東洋の暦では

「春になり古い殻から新芽を出していくという意味だが、まだ余寒が厳しいため勢いよく芽が伸ばすことができないさま」

甲は殻や兜を表し、旧体制を破って歩みを始めなければならないが、旧体制の抵抗や妨害にあって、なかなか前に進まない状態とのことです

日本の歴史で甲辰の年を見てみれば

1784年 田沼意知刀傷事件・奥州大飢饉で旅人の記録では死体を踏んで歩く状態

1844年 江戸城火災

1904年 日露戦争開戦

1964年 新潟を中心に大地震発生2250戸が全壊・東京は異常渇水で水不足・東京オリンピック開催・景気急上昇でオリンピック景気と呼ばれる・池田内閣総辞職佐藤栄作が首相

などが記録されています

試練や災難もあるが、それを乗り越えなければならない年と言えそうです

一年の計は元旦にあり 

普段流されるままに生きていますが、元旦くらいは精神をリセットしたいですね

X世代の怖いところは自分を諫めてくれる人が少なくなってくることではないでしょうか?

キャリアと人生経験を積み、上の世代はどんどん引退していき、いても役職定年で隠居生活のように働いている・・・

中には「俺の考えは正しい!俺の言うことに間違えはない!」とバカ殿まっしぐらな環境にいる人もいます

こうなると成長は止まります

若い世代に「老害」と言われたり「終わった人」「学ぶべきものがない人」などと見られたりします

人生のがいなくなっても今の世の中、良書にあふれています

どんどん書籍は出版されるのですが、どんどん消えていくので、廃版にならず残った書籍には金言が詰まっていると言えます

私の知り合いの某大手企業の元役員さんは、70歳後半ですが歴史の偉人を学ぶ講義を毎週聴きに行っています

「生き方を学ぶべき人は学びきれないほどいる」と言います

謙虚に自分の改善点を見ようとすれば、100や200では終わらない気がしますが『持続可能』ではないので、3つに絞ろうと思います

今年心掛けること3つ 

1.陽の言葉を多用する

「できる」「必ず良くなる」などで、毎年1月1日ブログに書いてますが凡人の私はついつい陰の言葉がでたりします

人は「口」から「+」「-」の言葉を出すので「吐く」という字があります

「-」をとると叶うという字になります

周りを見回しても、陽の言葉が多い人は陽転していきます

2.人に変化を求めず自分が変化する

人間の多くは自分は変化することを嫌うのに人には変化することを求めるところがあります

親がこうだと子供の成長は阻害されますね

そもそも人の性格は大きく変化せず短所を直すより長所を伸ばす方が自分らしい生き方ができると思います

人に変化を求めない』『人のいいところを見つけ、いかにそれがいいことか伝えることを心掛けようと思っています

どこの誰がつくってくれたのかわかりませんが世の中有難いにあふれていると思います

今日も音楽聞きながら車の運転をしていたら、いきなり車のナビ画面が変わり「地震発生!海から離れてください」と緊急地震速報に切り替わりました

太平洋岸なので関係なかったですが、どこかの誰かが人命救助に役立つはずだと開発してくれたのだと思います

人生は喜ばせ合戦だ!』というのが生き方の真理だと信じています

3.継続を最重要視する

以前、スポーツジムのインストラクターが新しく入る会員さんに「○○さんブログを10年続けているんですか!続ける能力が最も大切です!きっと素晴らしい身体になりますよ!」と言っていました

私もコロナ下でブログを始めた時はほぼ毎日投稿していましたが、月20になり、コロナが終息すると月10になりました

「継続こそが力なり」というより継続だけが力なりです

毎日ブログ更新している人、毎日ランニングしてる人、毎日朝散歩を30分している人・・・こういう人は何かを成し遂げる才能がある人といえます

続かない人、減らす人は基本言い訳の天才が多いです

「だって!」「しかたがない」を良く吐きます

続ける能力が最も大事ということが最近よくわかってきました

「水曜日と日曜日は筋トレ」と決めているので、今日も「正月だから・・・」とせず、重い足を引きずり行ってきました

継続している人に敬意をはらい、自分の継続していることを止めない減らさないも心掛けたいと思います

以上『持続可能な一年の計』でした

 

本年もよろしくお願いいたします