人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

固定観念を捨てライフプラン作りを

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創業者の年齢

行きつけの整体師の先生はあまりにも上達が早く、学校を出るとすぐに開業したそうです

腕の良さは先生たちが「10年に一度の逸材」と太鼓判を押したほどで、本人も自信満々の20歳の開業だったそうです

しかし来院者は「えっ、こんなに若い先生なの?大丈夫?」でだいぶ苦戦したようです

腕のいいベテランはミドルやシニアという思い込みです

米国を代表するGAFAの数字です

Google  25

Amazon 31

Facebook  19

APPLE  21

これは創業時の創業者の年齢です

創業時の平均年齢は24歳です

Microsoftまで加えれば、ビルゲイツ18歳での起業です

日本では大卒の新入社員の年齢にほぼ近く、いわゆる「ひよっこ=まだ使えない」とされる年齢です

ケンタッキー・フライド・チキンのハーランド・デービス・サンダースの創業時の年齢は65歳です

ライフネット生命を立ち上げた時の出口治明さんも60歳

和田京子さんは合格率16%の宅建の資格を80歳で取得し、不動産会社を立ち上げました

一般的に定年退職の年齢です

「若造に会社運営ができるか!」

「シニアになってから創業?!」

このような固定観念に縛られていると、変化の激しいこれからは付いていけなくなります

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人生100年時代のシニアの働き方

現代は健康寿命はどんどん伸びていき、85歳までは働ける身体になると予想されています

平均寿命が100歳の社会では、学習期20年・労働期65年・引退期15となりそうです

18歳や22歳で学校を卒業し、入社した社員を企業が85歳まで面倒をみるかというと、かなり難しいと思います

現在、シニアの起業が増えてきているそうです

理由には働けるうちはいつまでも働きたいと思うシニアが増えていることが挙げられます

内閣府の調査によると、60代以上の40%が働けるうちは働きたいと考えているそうです

雇われない生き方は、会社員時代と比べて自由で楽しく、生きがい・やりがいを実感できるので、毎日が充実している と言います

一昔前の60台に比べると、体力気力共に高いようです

働きながら年金受給される場合、毎月の報酬+年金の月額の合計が28万円 が上限だったのが、45万円以上に伸びる動きです

株式投資や不動産投資で安定的な収入があり元気なうちは目いっぱい遊ぶという生き方もあります

ライフプランは大きく変わる時代に来ているのはたしかです

 

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シニア起業のポイント 

人生100年時代のシニアライフは考えておいた方がいいと思います

「俺は身体が弱いし」

「オヤジは60歳前に亡くなったから俺も短命だよ」

などの予測は医学の進歩で外れる可能性が高いです

「シニアを雇ってくれる会社を探すよ」

株式投資・不動産投資で不労所得を作って引退後は遊ぶ」

「好きな仕事を自分でつくりだしたい」

選択技はたくさんあると思います

本当にやりたいことは何なのか?」

自分にできることは何なのか?」

を思いつく限り書き出してみると、強みが徐々に明確になってきます

書き出したらその項目が世の中で求められているかのフィルターにかけてみます

夢でも妄想でも構いません

逆に「世の中の人が困っていること(社会の課題)」を書き出してみる方法もあります

その中から「自分のできること」「やりたいこと」を探すということです

起業でも就職でもやってみてください

長寿社会は人類が〈飢え〉〈病気〉と戦い続けた結果であり、喜ぶべきことだと思います

ただ、今までのライフプランは当てはまらず、新たに考えなければなりません

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました