努力する姿は美しい
大概の教師や親は〈 子供の努力 〉を評価します
子供も「努力すると褒められる」と摺り込まれていきます
他者を見ても「努力する姿は美しい」と感じます
全く努力せずに結果が良くても『すごいな』と思っても『美しい姿だ』とは感じません
①チャレンジすること
②努力すること
③いい結果を出すこと
の順に重要で
結果のみを評価しているとチャレンジしなくなってきます
世の成功者も〈 努力したことをアピール 〉することが多いです
「運が良かった」
「タイミングが良かった」
「周りのお陰」
「元々得意なこと=才能があった」
では周りの評価がいまいちだからです
社会人になると〈 結果 〉にウェイトが置かれてきます
仕事に余裕がない上司だと
「結果を出せ!結果が全てだ!」
「いい報告待ってるぞ!」
と途中のプロセスを観る余裕がありません
幼少期より摺り込まれてきたのが「努力が一番評価される」です
「結果だ大事なのはわかるけど・・・」
ここが仕事の熱量を下げる要因になったりします
「好きなこと」なら一石二鳥
最も重要なのは〈 チャレンジすること 〉だと思います
成功すれば「報酬」「賞賛」「評価」などの多くを得ることができます
失敗すれば「学び」を得ます
「こうするとこうなるんだ」というのは貴重な情報です
努力はどうなのか・・・
業績が抜群の社員を観てみると
2~3割が「頭が下がるほどの超努力型」
7~8割が「努力せずに済む仕組みを構築している」ように見えます
努力型に対して「工夫型」「考える型」というのでしょうか・・・
「いい結果を出したい」はほぼ全員共通だと思います
「努力する姿は美しい」もありますが
「努力するのはしんどい」
「できれば極力努力せずに結果を出したい」
と考える人間の方が多いように思えます
努力より大きなパワーが出せるのが〈 夢中になる 〉です
こちらは好きで没頭してますから 努力より上です
〈 夢中になる 〉ものがあるなら極上の人生
〈 夢中になる 〉仕事なら天職
といえます
「努力は『考える』『工夫する』に勝てず」
「努力は『夢中』に勝てず」
なのかも知れません
要点を抑えた努力をする
はじめて営業の支店に出た時のチーフは〈 努力型 〉でした
両親ともに教師です
いかにも『努力信仰の中で育ってきた人』という感じでした
結果が出せない期間が続くと心が病んでいました
定期人事で北関東の別の支店から 業績抜群のチーフが来ることになりました
「Kは素晴らしい実績を上げ続けている『かなりの努力家』だと思う 見習えよ」
と言い最初のチーフは転勤していきました
次に来たKチーフは想像と違いのんびりしています
「夏は海」「冬はスキー」
「飲みに行ったときは仕事の話はやめて」
という人でした
「いかに最小限の努力で済ますか」をいつも考えてます
「努力で賞与は変わらないが 実績では賞与は大きく変わる」
「無駄な努力が多い『要点を抑えて努力』しないと」
とよく口にしていました
「朝は出来るだけ遅く来たい」
「できるだけ早く帰りたい」
「でも実績は必ず上げる=ボーナスが上がるから」
という思考です
若手時代に学んだことは
「チャレンジすることは重要」
「結果を出すことは重要」
「あとは各自の考え方の問題」
ということでした
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました