サラリーマンは自己責任と自己防衛
社会に出て最初に支店長から教わった言葉です
すべての因果関係(原因と結果)は自分の責任 主体的姿勢でいろ 人のせいにするな
自分の身は自分で守れ
この言葉の意味がよく分かったのは2年経過しチーフになってからでした
新入社員の時、転勤して新天地に行く時、転職して新しい会社に移る時、人間関係などがリセットされゼロからスタートになります
管理職での異動も同じくです
特に経験ない、スキルない、居場所がない新入社員はかなりのストレスです
転職した場合も大変です
京都に20代後半で転職した友人の話では
「まいりました!挨拶しても誰も目も合わさず『よろしく』と言うだけですごく冷ややかな雰囲気なんです 『今日で辞めようか』と思いました」と悩んでました
とにかく新天地に行ったら新しい人間関係が始まり、その地域の文化もあります
たとえよくない人間関係でもそこで仕事をしなければなりません
人間には守備本能が備わってます
自分を守る本能です
守備本能にも陰陽2種類があります
自分で自分を守る個人防衛と集団で自分を守る集団防衛です
個人防衛の強い人は意志が強く,信念派、人の意見に左右されず頑固です
自分の領域、仕事へのスタイル、信念を守るためには心の強さが必要です
人に何を言われても、頑固はこの世に不変をもたらす絶対条件です
仕事のスタイルも黙々していながらも内側には熱いものがあります
もう一つは集団防衛です
仲間との関係を築き、ネットワークを広げ守るカタチです
個人防衛とは逆で、様々な考え方に理解と共感を示し、好き嫌いを抑え、柔軟に組織の中で生きていくスタイルです
縦社会でなく横社会の構築で、和合性が強く、仲間や下の者の面倒見も良くなければなりません
相手と同じ目の高さに立てるフラットな姿勢が重要になります
社会に出ると自分を守るから始まり、仲間を守る、部下を守る、組織を守る、仕事を守る と守備範囲は増えていきます
守備本能に優れた人は物音に敏感だと言います
「今の音聞こえた?」などと聞いてきます
夜中にもかすかな物音で目が覚めたりします
守備能力は極まると 仁徳 につながると言われています
頑固というと短所に聞こえたりもしますが、社会に出たら自分の考えをしっかりしたものにしていくこと
和合性をもち極力好き嫌いをなくして守備能力を上げていくことが大切だと思います
本日も最後までご拝読頂きありがとうございます