人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

人との関わりは減り続けていくのか

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情報収集機器の発展

リモートでの仕事は致し方ないと思います

人によっては通常業務より集中できるそうです

リモートの飲み会は好きではありません

やはり人との交わりがないとつまらないです

コロナ下での働き方にリモートワークを可能にしたのは新しいテクノロジーです

その前にパソコン〉〈スマホの普及がありました

昔は早馬により知らせるが最も早い伝達手段でした

日露戦争の頃でさえ伝書鳩が使われています

電話FAX携帯電話インターネット

スマートフォンに至っては〈個人が一昔前のスーパーコンピューター〉を所有するようなものです

私達は情報機器の発展による恩恵を受けてきました

ショートメールが携帯電話により普及した時

「すごく嬉しい!基本的に人と話すのが嫌いだから 私のためにできた技術」

と喜んでいた女子社員がいました

「通信手段をもっと早く・手軽に・快適に」と陽の方向に進めば

必ず陰の方向にも進むのが自然の法則です

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情報化社会が与えた悪影響 

学校訪問すると今の生徒はほとんど質問してこない」と口をそろえて言います

「ググってダメだと後で個人で聞きに来ます」

「良い質問は皆の前でこそ言って欲しい」

「共有できる」

これは職場でもあると思います

インターネットが無い時代は先輩社員に聞くしかありません

「Aさんは『そんなこともわからないのか』とか説教付き」

「Bさんは『俺の若い頃はな』と自慢話付き」

「Cさんは回りくどくて説明が長い」

「Dさんがわかりやすくて親切でいいよ」

など同期入社と話していました

便利な情報化社会は『人との関りを不要化してしまった』のではないかと問題視されています

現代の情報化社会の良い点は

欲しい情報がすぐに手に入る

自分一人で簡単に情報が手に入る

誰かに気を使い相談する必要が無い

膨大な情報が手に入る

という優れたメリットがあります

18世紀の人が一生を掛けて手に入れた情報が 1週間で収集できる

と言われています

問題なのは他者と関わる機会が減少したことです

これはコミュニケーション能力低下に直結します

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豊かな関係が築けない 

進んだ時代は逆行しません

スマホの購入禁止」など出来るはずもありません

以前いた会社でも〈月一で懇親会費を支給〉していました

私も本部から各支店の懇親会に参加していました

コンタクト直接会うことはやはり重要です

政治家もSNSを良く使用して『自分の考え』を発信していますが

やはり〈街頭演説〉〈講演会〉などはやります

「SNSではたくさんの人が集まるが すぐに離れていく」

直接会って話すことが最も重要

と言います

豊かな人間関係を築く関りを増やす

ということです

スウェーデン

喜びは分かち合うことに

よって倍になり

悲しみは分かち合うことに

よって半分になる

という言葉があります

人といるといざこざがあったりして悩みが増えたりします

独りの方が気楽で自由です

煩わしくても相手がいた方がいいことも多いのです

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました