人事からみた採用とキャリアアップの実情

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しぐさから相手の心を読む-3

相手の目を見て会話する心理

行動心理学の2回目で、しぐさから人の心理を分析するのですが、その人独自の癖もありますので必ずしも「そのしぐさはこういう心理だ」とも言い切れませんが、人間関係の中を生きる以上、人の心理を読むことは大事です

目というものはけっこうインパクトがあり、目から伝わってくることも多いです

自分が話しているときに、相手が自分の目を見ながら一生懸命聞いていてくれると自分の気持ちがしっかり受け止められているなと感じます

この「相手の目を見て会話する」行動は「相手に興味・関心を持っている」というサインになります

 相手の目をじっと見る行動は『好意』とも解釈されやすいため、恋愛感情を作り出したいときには有効です

ただし、あまり凝視しすぎると威圧的になります

自分の意見を押し通すときや、怒っていることを伝えるときには、相手の目を凝視して会話をすることが多くなります

相手の目を見て会話する背景には相手との積極的な交流を求めたいという欲求が隠されています

私も数多くの研修をしていますが、講師であるこちらを表情豊かに聞いてくれていると、話す側のモチベーションも上がります

下を向いて話す心理 

あなたが話しているとき相手がずっと下を向いていたら、どんな気持ちになりますか?下を向いて話す行動は相手の話に直面できないという逃げのサインであると同時に、反省のサインでもあります

そして下を向いて話す行動には、つらいながらもなんとか話そうとする努力のサインであるということも忘れないでください 

人は『話したくない・・・』という気持ちを抱きながらも話さなければならない時、つい下を向いてしまいがちです

大切なのは下を向いている態度に腹立たしさを感じる前に、相手の気持ちを読み取る努力が必要で、相手の視線に配慮することで円滑なコミニュケ―ションができる環境が生まれやすくなります 

腕を組む行動の心理 

自分が話をしているときに相手が腕を組んでいると、なんとなく威圧的な雰囲気を感じます

腕を組む行動は自分の世界に入ってくるなという拒否的なサインです

相手に左右されたくない、周りに流されたくない、という心理が知らず知らずのうちに腕を組むことにより相手との間に壁をつくります

また自分の世界にこもりたいという欲求のサインでもあり、 なにか考え事をするときは周りの刺激を出来るだけ受けたくない為に腕を組んだりします 

相手が自分と話しているときに腕を組む行動に出たら、まず自分が相手にどのような影響を与えているか考えるべきで、相手の心にどんな感情が発生しているのかを意深く探ることが重要です 

 

tomohiro358.hatenablog.com

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