行動心理学から読み解く不快感情
会社からの指示で『コーチング』『心理カウンセラー』の資格は取りましたが『行動心理士』は自費で学びました
人のしぐさから心理を読み解くスキルです
「FBIも犯罪捜査に使っている」と聞き面白そうなので心理カウンセラーの後、延長して通いました
しばらく『行動心理学』を書き綴りたいと思います
注意点は
①「行動心理学を学んでいる」というと心を見透かされるようで警戒されます
②『かゆいから』『ネクタイずれてないか』で触る場合があります
必ずしも「このしぐさはこういう心理」と決めつけないことです
〈天性のペテン師〉や〈サイコパス〉には通用しません
嘘をついても心理状態が乱れないからです
おなじく〈相手を思いやる嘘〉も心理状態が乱れないです
「俺って才能無いよね?」
「そんなことないよ!やればできると思うよ」(確かに才能ない)
などです
なだめ行動
人間はストレスがかかると、自分の身体に触れることで心を落ち着かせようとする習性があります
これを「なだめ行動」と呼びます
・嫌な質問をされた
・言われたくないことを言われた
・嘘をつくとき
などの不快感情として「なだめ行動」は現れます
「なだめ行動」は人が後ろめたさを感じた後に現れやすいしぐさです
額をこする
下を向いたり・苦痛な表情を浮かべたりもします
体調が悪い時にも見られるしぐさです
ほおに手を当てる
会話の途中の一瞬で見られることが多いです
のど元に手を当てる
女性に多い「なだめ行動」です
言いにくいことを話さなければならない時などに頻繁に現れたりします
避けたい話題の時もや、恐怖を感じているときも現れます
ネックレスを触るなどもそうです
男性の場合はネクタイを触れるしぐさに現れたりします
首の後ろに手を当てる
これは男性に多いです
言い訳をしたり、ごまかしたりするときに多いしぐさです
「話題を変えたい」
「これ以上突っ込まれると困る」時に現れやすいです
「男性が首の後ろに手を当てて話し始めたら要注意」などと言われています
ちなみに犬や猫が自分の体をなめたりするのも、一種の「なだめ行動」だと考えられています
行動心理学はより良い人間関係を築くために
『犯罪者の嘘を見抜く』などの仕事の方は別にして、一般人の場合は『真実を明らかにする』まで行かなくてもいいと思います
「この話題は変えた方がよさそうだ」
「これ以上の問いかけはよくないな」
など 相手に不快を与えないようにする為に活用してください
間違っても「首の後ろに手を当てるってことはやましい感情があるんでしょ!」などとは言わないでください
またこちらの顔がこわばっているから「なだめ行動」が現れる場合もあります
相手が不快な感情を抱かないように関わることが大切です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました