人事からみた採用とキャリアアップの実情

長年の採用・教育経験から新卒就活、転職、シニア転職、キャリアアップを企業側からの目線で情報発信していきます 

山の人と谷の人

感謝と不平不満

おそらく道教思想の言葉だと思いますが

「自分の顔の○○が気に入らない」「うちの会社は○○が不満だ」など、欠けた部分にばかり目が行く人を谷の人』=俗人といい

「五体満足で感謝している」「うちの会社は○○が良く有難い」など、ありがたいことに目が行く人を山の人』=仙人と呼ぶようです

仙人とは長く山で修業した素晴らしい思想をもつ人というイメージですが、実際は陽の目で物事を観れるようになった人なのかもしれません

皆が一生懸命に働けば働くほど世の中は便利で快適に良くなっています

不平不満ばかり言う人に比べ「世の中どんどん快適になっていく!ありがたいな!」と周りを見るようになるには確かに修業がいるかもしれません

誰もが不平不満を一切口にせず、感謝の言葉があふれれば世の中は素晴らしく快適になりそうですが、大なり小なり不平不満は必ずあります

「光ある所に影があり」のように、陰と陽は一体のようです

マイナスエネルギーが社会を押し上げる

感謝思考が幸福度を上げることは、かつて世界一幸福度の高い国としてブータン王国が有名です

「食べるものにも、着るものにも、住む家にも苦労していない!なんて幸福なんだ!」とブータン国民の皆が口にしていましたが、スマホの普及により「他の国はこんなに贅沢な生活をしている!」とわかると不平不満が爆発し、一気に幸福度は下位まで下がります

ただ、戦後の日本がそうであったように「アメリカ人のような生活がしたい!」という負の欲求がどんどん日本を豊かにしていきました

不平不満のマイナスエネルギーは豊かな社会を実現するエネルギーになります

「テレビや車が欲しい」などは俗人のエネルギーなのかもしれません

こちらは主に物質欲・快楽欲を満たすようです

仙人のエネルギーは心の豊かさや教養・知性などの無形のものを満たします

欠けた部分に不平不満を抱けば豊かさを求めるエネルギーが発生し

感謝の目で周りを見れば心を豊かにしてくれます

心の豊かさだけ追求する国であれば、快楽・娯楽はなくなり、企業の多くが消滅しそうです

プラス電流・マイナス電流を交差させながら私達は生きているのかもしれません

山の人も谷の人も必要

より便利で快適なもの、より便利で快適なサービスが日に日に増えていき、世の中はどんどん良くなっているのですが、喜ぶのは最初のうちですぐに当たり前になってしまいます

この辺が人間の物欲の強さです

先日も「あそこでパスタ食べるなら冷凍食品の方が美味しいよ」と言われ「今はそういう時代なのか」と気づかされました

言われてみれば冷凍食品専用の冷凍庫が数種類売り出されています

「このアプリ便利だよ!」

「こんなサービスがあるよ」

人の欲求の強さに応えるべく次々により便利で快適なものが世に出てきます

俗人のエネルギーは豊かで快適な社会をつくってくれる反面、人と比較して欠けてる部分から不平不満を発生させます

仙人のエネルギーは心の豊かさや知性を高次元なものにしてくれますが、豊かで快適な社会には貢献しそうもありません

東洋思想の核は中庸といいますが、この2種類のバランスをとりながら幸福を追求していくべきなのかもしれません

高僧であれば仙人の思想のみで生きられますが、われわれは半俗人・半仙人で無理のない生き方の方が幸福の近道のような気がします

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

すぐ辞める若手の脳

定着率が悪いのも良すぎるのも問題

「若手社員がすぐに辞めてしまう」と悩む企業は多いと思います

「最近の若い奴らは・・・」と原因他人論で済ましてしまっては、翌年も同じ愚痴を言う羽目になりますので、まずは原因自分論で考えることから始めます

採用担当者は採用担当者なりに

教育担当者は教育担当者なりに

現場管理職は現場管理職なりに

まずは自分のやり方のどこがまずいのかを考えるべきです

個人的には採用担当と教育研修担当は同じ人が望ましく、現場の長とも密に接することができる人が理想だと思います

「採ったらおしまい」になる可能性があります

そのうえで、若手の定着にどうにもならないことが原因の場合もあります

その場合は若手に拘らずともいいと思います

定着率が良い会社の社長と話したことがあります

「誰も辞めず、高齢化が進んで、SNSを担当できる人間がいない!定年延長などやらず新卒採用したい」とこちらはこちらで別な悩みがありました

私が新卒で入社した会社のグループ企業で倒産した会社がありますが「一番若い社員で43歳!時代変化についていけなくなったのが原因」とのこと

やはり各年代がバランスよく在籍しているのが理想とのようです

今は適性検査で辞める人間がわかる

今度は辞める人間を分析してみましょう

私の会社ではV-CATという、ずっと数字を足し算していく適性検査をしています

足し算ですから誰でもできますが、ようはどこまで集中して計算できるかです

すぐに集中力が途切れてしまう人間は、やはり深く突っ込んで考えられないようです

「今は大変だけど、いずれはこなせるようになるだろう!少し辛抱しよう」

「きついな!やだな!辞めよう!」

かの思考の深さの問題です

思考が続かない人間は「冬は寒いけど、いずれ春になる」とは考えられないようです

「寒いから暖かい場所を探そう」となります

7年間DATAを集め、会社も確信してグループ全社でこの適性検査を導入することにしました

今はいい時代ですぐ辞める人間が適性検査でわかる時代になったということです

また、続かない人間は世の中が歪んで見えるようです

完全な知的障害とまでいかなくても、20%近く境界知能の人達がいます

真面目な人が多く、見た目も普通なのですが、実は朝礼で出した指示が全く理解していない場合もあります

「ケーキを3等分しろ!」というと下図のようになります

「この絵を見ながら書き写して!」と言っても、下図のようにしか書き写せません

一生懸命にやっているつもりで、かなり歪に世の中が見えているといえそうです

知的障害なら国も対処してくれますが、境界知能の人は同じ社会に放り込まれます

頑張れと言われても頑張れない人達といえます

普通の人に見えるので「言っただろ!」や「何度言えばわかるんだ!」「わからなかったら聞けよ」など言われ続けて萎えてきてしまいます

境界知能に対する理解と対処は大きく遅れているのが現状です

さらに厄介なのは生まれたばかりの赤ん坊が最初に経験すべきは酷暑と極寒で生きることと講習を受けたことがあります

赤ちゃんの仕事は成長することですから、暑くても寝る・寒くても食べるということになります

若者が「辞めるべきではないとわかってはいるが耐えられない」となるのは、赤ん坊の頃より冷暖房の部屋で寝ていたからとなりそうです

Ⅹ世代以上とZ世代では耐久力に大きな差があるといえます

これはZ世代に合わせた環境を創らなければならないということです

作れないのであれば採用しないことです

「うちは○○だから採用が厳しい」は採用担当者レベルが低い

ミラー効果というものがあります

会社の文句ばかり言ってる社員や「辞めたい」が口癖の先輩社員が多いと、ミラー効果でモラルが伝染してしまいます

出来れば若手社員とは引き離した方がいい社員です

こういう社員を採用する採用担当者も問題です

「うちは業界的に人気が無いから」

「うちは田舎にあるから」

「うちは小さい会社だから」

「いい人材が採れない」という採用担当者は多いですが、どんなに不人気な業種でも、どんなに田舎の零細企業でも、応募者がたくさん来る企業はあります

わが家の長男が大学四年生で就職活動真っただ中ですが、下図のように4分類してみると

①志望度が高く、行ってみたら本当に素晴らしい会社だった

②対して気に留めてなかったが、行ったらいい会社だった

③志望度が高かったが、行ったら失望した

④思った通りロクな会社じゃなかった

にきれいに分かれます

「全然考えても見てなかった会社なんだけどさ、行ったらいい会社で、OBもすごく生き生き働いてるんだよ!」とさせる採用担当者でないと『どこも受からなかった人材を受け入れる採用』になりかねません

採用は営業よりキツイ競争の職種という中小企業の経営者は多いです

ブランド力のある大企業であれば「来た人材を振り落とす採用」でいいですが、中小企業は人材の奪い合いです

企業は人という細胞で出来ているので、いい人材が定期的に採用できてる会社と、ハズレ人材の受け皿になっている会社では長い年月で大きな差が開きます

腕のいい営業マンが「どれだけ顧客を引き付けるか」ならば、腕のいい採用担当者はどれだけ真剣に志望させるかになります

採用力は必ずしも企業規模とは比例しません

嘆く前に採用担当者の人選も重要です

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

思考と行動の断捨離

自分にできることは何だ!

悩みは幸福度を下げます

悩みは人と比べる行為から発生もします

悩みの中には妄想的なものもあります

妄想的な悩みは未来予測からの不安からも発生します

とにかく人は中庸的な言葉より、偏った言葉に刮目してしまいがちです

少子高齢化で日本は終わる」などの類の言葉です

まだ起きてもいない未来に不安を覚え、悩みます

エピクテトス

幸福への道は一つしかない

それは自分の力ではどうにもならないことについて

悩むのをやめることである

と述べています

自分の力ではどうにもならないこと・・・

少子高齢化を止めなければ

物価高騰を止めなければ

経済の長期低迷を止めなければ

お金はないけど5000万円の家が欲しい

などは「夏は暑い!」「冬は寒い!」などの自然現象と同じで、自分の力では変えることができないということです

逆に言えば自分の力・努力で解決できることはどんどん積極的に取り組むということになります

出来ないことは考えない

出来ることはすぐに取り組む

エピクテトスの語る通りにすれば悩みは減りそうです

やりやすいことよりやらねばならぬこと

前回 話した住宅ローンも一括払いで買えないモノ・短期ローンで買えないモノは本来手に入れるべきではないモノといえます

35年間というローンが個人に認められるという制度が異常なんです

そうしないと住宅が売れないから、国の権力者たちに取り入って認めさせた少々常軌を逸脱した借金だと思います

35年ローンを組まないと購入できないものは、本来購入不可能なものという認識であるべきとマネーリテラシーの高い人たちは主張しています

建築会社と銀行にあおられてか、日本の新築率は異常です

空き家がこれからどんどん増えていく状況で、中古購入が本来とるべき方向な気がします

「土地付きで家をもちたい」

「老後は退職金と年金で贅沢に暮らしたい」

「ずっと同じ会社に在籍して、年齢に応じて昇給したい」

全部会社に依存したい」「全部国に何とかしてもらいたいなどは昭和までです

とにかく国や会社がしっかりお膳立てしてくれると依存心が強くなり、自分で考え自分の足で歩く力は弱くなります

支店長になりたての頃、成績不調極まりない私に対して支店にまわってきた社長にやりやすいことばかりするのではなく、やりにくくともやらねばならぬことをやれ!』と言われます

新任支店長サポーという名のもと、多くの部署の人が関わってきますが、アドバイスが多すぎて手が回らなくなっていた状況に対する言葉でした

まとめれば自分の力の及ぶものやらねばならぬものが正しい選択ということになりそうです

足るを知れば

老子の有名な言葉で

足るを知れば辱められず

止まるを知れば危うからず

とあります

人は古来より足るを知らぬばかりに苦悩していたのかもしれません

「日本の未来は不安ばかり」

「世界情勢は不安定になるばかり」

「AIがどんどん仕事を奪っていく」

などの自分の力が及ばぬものばかり考えず、自分の力の及ぶもので考え、実現していった方がいいのではと思います

周りを見渡しても足るを知る人』『自分の力の及ばぬことを考えない人は幸福度が高いです

本来、良い話はこちらから見つけ出さねばならず、むこうから積極的に来る話はろくなものがありません

投資詐欺が多発していますが、ブラックなものばかりでなく、合法的だがグレーゾーンの投資の話もかなり多くあります

積極的に、一生懸命、熱心で親切に行動するのは向こうが儲かるからでこちらの幸福などは考えていない場合がほとんどです

「知識を勉強する手間も省け、親切にいいものを勧めてくれるから」という考えは「やりやすいから」「楽そうだから」から発生しています

本来やるべきこと=「マネーリテラシーを上げてから投資」は自分の力で取り組む姿勢がないと、結局は知の優れた人に搾取されてしまいます

賢人の言葉を学び直すことは価値のあることだと思います

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

人生100年時代の問題点

まだ来ていない『100年時代』

雇用延長を議論する時に必ず「いったい何歳まで生きるんだろうね?」という話が出ます

「国は今は70歳まで雇用しろと言ってるけど、必ず75歳、80歳まで雇用しろと言ってくるよね」

「労働所得一本の人は85歳でも雇用しろと言いそうだ」

「男性は60歳前後で亡くなったり、寝たきりになる人も多いよね」

雇用延長どうする?という議論が仕事柄多いせいか、長寿社会に対して考えることは多いです

とはいえ人生100年時代はまだ来ていません

今の中学生の半分は107歳まで生きると言われていますので、100年時代は現在の20代・30代の人からではないでしょうか?

昭和の人生70年時代でつくられた様々な制度や考え方は劣化しています

日本の人口のボリュームゾーンは50代で、団塊ジュニア世代が老人になると真の老人大国になります

いろいろな問題があって、この世代は子供をつくらなかったので老後支える世代は激減しますから年金問題』『労働力不足問題などはかなり重くのしかかります

無策に人生プランを考えないでいると、80歳を過ぎても働くことになります

現在60歳でリタイアしている人は、それなりの準備をしてきた人です

バブル崩壊での長い景気の低迷⇒就職氷河期⇒結婚できない・子供が持てないが、この人口ボリュームゾーン団塊ジュニア世代を直撃したのがやはり痛かったです

当時は終身雇用時代でしたから「いらないおじさん切り捨てて若者を採ろう」も出来ませんでした

持ち家より賃貸がいいとは言うが 

よく「持ち家か賃貸か」という議論がされており、賃貸の方がいいという結果が多いですが、賃貸の方がいいというより長期の住宅ローンは絶対組むべきではないという結論で、現金一括購入や5年10年のローンなら持家派の方が優れていると思います

実は賃貸派には大きな問題があります

高齢者には部屋を貸したがらない

年金暮らしになっても住居レベルを下げようとしない

ということです

59歳で必死に賃貸住宅を探している女性の話を聞きました

60歳だといきなりいい部屋が検索から減り、65歳だとロクな物件が紹介されないとのこと

賃貸物件所有者の立場になって考えれば孤独死リスクが高いのが上げられます

貸す側に立って考えてみることです

年金という安定収入があると言いますが、高齢になると寝ている間にお亡くなりになる人も多いのです

「親と連絡が取れない」など周りが騒ぎ出し、発見時には腐敗しています

当然、臭いなどを消し去る修繕費がかなりかかり、さらに事故物件になってしまいます

家賃は年金の口座から自動で引き落とされている場合が多く、大阪では4年前に亡くなりミイラ化していたということもありました

見守りサービスも「プライバシーの侵害」などと主張せず「電気が使われていない」「水が使われていない」などをチェックできる仕組みで、警察の立ち入りができるような法改正も必要かもしれません

中年期まで簡単に借りれていた賃貸住宅の審査も、急にハードルが上がります

さらに、老後は家賃を下げなければならないのに、住居のレベルを下げれなくなる人もいます

なかには「年金の6割や7割近くを家賃が占める」という人もいます

生活レベルを下げたくない人はそれなりの準備をしています

株式投資・不動産投資・ネット副業などいろいろな資産作りがありますが、年金一本は生活レベルを見直す必要があります

老後は家賃低めで、徒歩圏内にスーパーと病院があるということは重要だと言います

100年時代はおじさん・おばさん期間が伸びるだけ 

昔、島田紳助さんが「85まで生きるとして、20代30代は結婚や子育てで忙しく、時間に余裕ができる60代以降はおじいちゃんで遊べなくなってる」と語っていました

職場の女性も「女性が華として扱われるのは20代まで!人生100年時代はおばさん期間とおばあさん期間が伸びるだけ」とぼやいてました

「せめて60歳までお姉さん扱いされる文化になればいいんだけど・・・」

昭和の30代は本当におばさんだったけど、令和の30代は全然若いです

アンチエイジングの知識や商品が発展すれば若々しい60代も増えると思います

男性など運動の有無で全然還暦時の雰囲気が違います

男性は運動がマストです

人類は飢餓や病気と闘い続け、現在の長寿社会を実現したのですが陽が極まれば陰となる』の法則通り、新たな問題点が発生していくと思います

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

 

苦痛から逃れる知恵

人は辛い経験を糧にできる

「子供が傷つかずに大人になることはない」といいます

子供が傷つかないように大人はいろいろ配慮しますが、現実問題それは難しく、時が経てば子供も「辛かったけど必要な経験だった」と悟るようになります

人間以外の動物は『10時間ぐらいしか記憶力がない』といいます

人間は辛いことも嫌な経験も忘れずに記憶しています

これは辛い経験を糧にできるからだと言われています

逆に辛い経験をずっと覚えているから、乗り越えようと知性が発達したとも見れます

辛い経験を糧にできなかった場合、トラウマになるのかもしれません

大概の企業の新入社員入社研修では「知識」「やり方」とは別に考え方を独自に教育しますが、その企業の仕事内容・社風から辛い・苦しいことがあると思いますのでいかにそれを乗り越えるべきかを先に伝授しておくのだと思います

ノルマがキツイ

アイディアが行き詰る

顧客のクレーム

全国転勤

などなど、その企業独自の悩みがあります

強引に抑え込もうとし過ぎると『洗脳』になったりします

 

考え方で苦痛から逃れる 

哲学者のエピクテトス

幸福への道は一つしかない

それは自分の力ではどうにもならないことについて悩むのをやめることである

と説いています

ドラッカー強みで勝負すること!弱みで勝負することは頭痛のタネになるだけと述べています

何か事が起きた時にこれは自分の力でどうにかなるか否かをまず考えるということが大切だということです

ビジネスで勝負するなら自分の強みは何か?』を把握することです

アントニオ猪木さんが異種格闘技戦をする時に「相手は打撃が強いのか?投げや関節技が得意なのか?」をまず把握して、自分の得意な分野に持ち込んで勝負していました

また、悩みは人と比較することから生まれます

以前は『幸福度世界一』と言われたブータン大国が、幸福度を大きく下げた要因がスマホの普及です

「他の国はこんなにいい暮らしをしている!」と知ること⇒比べることが出来るようになったことが、大きく幸福度を下げることになりました

「自分は自分人は人」

「ボロは着てても心は錦」

など考え方を変えて克服している人もいます

幸福になるには知性が重要なようです

日本人の宗教観 

日本人の宗教観というと「無宗教」のように考えている人も多いです

もともとは八百万(やおろろず)神の国で、山には山の神、海には海の神がいて、ありがたい恵みがあるという自然崇拝の国でした

神道には経典がありません

大陸から仏教が伝わってきても「8百万の神様がいるんだから一人くらい追加してもいいよ!お葬式担当にしよう!」という寛大な対応だったと思います

仏教が生まれたインドではヒンドゥー教が強く、カースト制度による身分制度がありましたが生まれた家柄の身分でなく、考え方が立派な人が人の上に立つべきという発想から生まれた仏教は、一人の神様を崇拝するのではなく良い考えを身につけることによって苦痛や悩みを乗り越えていこうという、宗教というより哲学のようなスタイルで広まります

エスキリストやアッラーの教えを絶対視する他の宗教とは少し違い良い思想であればどんどん取り入れるというのが日本人の宗教観です

苦あれば楽あり

なせば成る

朝の来ない夜はない

失敗は成功の母

解決できない問題はない 

世界は自分を映す鏡 

明日は新しい日だ 

意匠惨憺 

下学上達 

一意専心 

一粒万倍 

長い考え方から四字熟語まで、さまざまな良い考え方を取り入れてバージョンアップすることにより、悩みや苦痛から逃れていきます

この日本人のスタイルは大災害にあった時などの窮地に現れます

暴動も、火事場泥棒などもほとんど起こらず

「もっと困ってる人がいるのだからそっちを助けてやってください」

などという言葉が多く聞かれ、世界は驚きます

無批判に一つの宗教にすがるのではなく、一人の神様を崇拝するのではない日本人の宗教観は、一種の哲学にも見えます

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

人生を狂わす長すぎる住宅ローン

モノの値段は不透明

学生時代はファミレスでアルバイトをしていました

コーヒーが250円で、お代わりし放題・・・・・

「喫茶店でも一杯500円くらいとるのに大丈夫なのか?」と疑問に思います

退職が決まったアシスタントマネージャーに聞いてみると「ああ、コーヒー豆は一袋100円だし、一袋で30杯作れるからね」「自社オリジナルで創っているし、1種類だから100円でも質は高いよ」とのこと

学生でしたから「100円で30杯ぼったくりじゃないのか?」と思ったりします

営業企画部にいる頃は「宣伝費は価格の1%以内」と強く言われていました

先輩社員が「化粧品会社はいいよな!」とよくぼやいていました

化粧品の大手4社は、原価(材料費)は全体の10% くらいで、中身より容器やパッケージ、なにより化粧品は宣伝広告費に莫大なお金をつぎ込んでます

宣伝広告費にお金をつぎ込まないと売れない」という性格の商品です

メーカーの利益率が高いわけではありません

一般的な洋服の原価は20%~30%程度で、1万円の洋服にかかっている費用は2千円から3千円です

廃棄コストがかなり多いのが、流行を追うファッションの痛いところです

富士山の頂上では100円のカップラーメンが1000円ですが、その価値はあります

「なんでそんなに高いんだ!じゃあほかの店行くぞ!」も出来ないし、輸送コストがかかります

その他、原価率は

ショートケーキは26%ですが、これはまだいい方で

宅配ピザは15%で(配達でなく)お持ち帰りは半額というのもよくわかります

かき氷はなんと12%で、考えてみれば水のようなものです

わたあめは原価率はなんと3%

ただ原価の低いものイコール儲かるものとは一概には言えないのも事実で、とある秋祭りで「今日は雨でわたあめが3つしか売れなかった」とぼやいているのを聞いたことがあります

やっぱり家建てたい病 

最も大きな買い物は家で、現金一括購入は少なく、多くの人はローンになります

海外は中古7割:新築3割ですが、年々空き家が増え続けている日本は、なぜか中古3割:新築7割です

30年間給料は横ばいでも税金は上がり続け、年間手取り額は130万も減っているのに新築信仰が根強いです

「半分は頭金を入れて、あとは10年間のローンで購入した」という友人もいました

これは妥当だと思いますが、中にはサラリーマンとして勢いのある30代中盤から40歳辺りに35年ローンで組む人もいます

これは少し狂った購入法で

・35年間の間、倒産・解雇・病気・離婚・子供の進学などなど何があるかわかりません

・35歳で組んだら70歳、40歳で組んだら75歳までローンがあります

車の3年ローンとはわけが違います

会社の状況は変わる確率が高く、自分の健康だってどうなるかわかりません

先日、仕事の都合で住宅ローンが支払えず泣く泣く家を売った友人がしみじみ語ってましたが

「大手建築会社と銀行のタックが多い」

「あいつら、その場の売上が欲しいだけで、人の人生の不幸なんて考えてやしない」

とのこと

住宅展示場などに行くと、最初のアンケートで年収&現在の家賃を聞き出しほら今の家賃より安く家が手に入りますで一気に購入へのボルテージを上げます

夢が膨らみ始めると止められなくなります

問題は家を買うことではなく、35年というローンです

経験した手口の流れ 

アインシュタインが言った複利の力は人類最大の発明の逆がローン金利です

「家は財産」などもよく言われますが

・車を購入し貸し出して利益を得る

・不動産物件を購入して貸しだして利益を得る

・購入した時より高い価格で売ることができる

などを資産と呼び、利益を生まないものは負債と言います

私は自分の住む家はお金を生まないのでどうでもよく、モデルハウスだった中古物件を買いましたが、不動産投資は新築派です

毎回、6社~8社に見積もりを頼みますが、地震の耐震等級などは大差なくなってきています

事業なので利益を出さなければなりませんが、大手ほど建築価格は高いです

経営も自分でやるので、あれもこれもやってくれずに、建ててくれればいいだけです

同じ建物でも建築コストが1000万~2000万違いました

大手ほど銀行と強いタックを組んでいて「必ず融資を承認させます」と言いますが「35年でなく20年ローンで計算してください」というと

「・・・・赤字です・・・・」と言ってきます

「でもうちの建物はおしゃれだし、日本一です!」と商品の価値アップを必死にしてきます

「それじゃロールスロイスでタクシー会社を運営するようなものです!クラウンで十分です」などと言うと「こいつはよく知っていて、いい客じゃない」と向こうのテンションが落ちていきます

周りには立派な賃貸だが空きが目立つところが多いです

建築会社のいうところの家賃設定にしているので高過ぎるのです

安くすればローンが返せません

固定資産税は持ち出しという人も多いです

建てさせちゃえばこちらのもの!」というのが建築会社と銀行の担当者です

農業が体力的に厳しくなり、老後は畑にアパートを建てて収入を得ようと考えていたお年寄りがどんなに苦しんでも知らぬ顔です

事業計画も建築会社がやる場合には「建てよう!」と決断するように出来ています

私の担当してくれた銀行マンは、その現状を非常に怒っていました

コンプライアンスが進んでいるようで、まだまだ人の不幸なんて知ったこっちゃないという会社は多いです

長いローンは大きなリスクで、リスクを背負うならそれなりの知識と計画が必要です

また事業なので、自分で事業計画を立てるべきです

住宅ローンも35年という長期で組む場合は、ライフプランをしっかり創るべきです

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

リーダーのレベルは国民のレベル

政治家のレベルは国民のレベルと比例

国民はみずからの程度に応じた政治しかもちえないというのは松下幸之助 さんの言葉です

松下幸之助さんは

国民が政治を嘲笑しているあいだは嘲笑い値する政治しか行なわれない

民主主義国家においては、国民はその程度に応じた政府しかもちえない

と述べていました

「国民一人ひとりがもっと自分のこととして政治に関心を寄せなければならない」ということです

民主主義の怖いところは

本当に日本を良くしよう!と真剣に考えている人間も

社会学人間学をよく理解している人間も

未来に対してどのような政策が必要かわかっている人間も

ただただ不満だらけで生きている人間も

考える力が乏しい人間も

頭脳レベルも、志のレベルも、責任のレベルも関係なく一人一票ということです

故に国民のレベルが低ければ、政治家のレベルも低いとなります

そんなことから松下幸之助さんは、家庭においても学校においても政治の大切さを啓発するとともに、何が正しいか、何が国民全体にとって利益となるのかを見極める眼を育てる教育が大切だと訴えていました

猿は木から落ちても猿ですが、政治家は選挙で落ちればただの人です

我々が考えている以上に国民の顔色に神経質です

優れたリーダーは環境から生まれる 

賢明な国民がいないかぎり、賢明な国家リーダーは生まれてこない

ということになります

これは深刻な事実であり、真実です

 昔から親の顔が見てみたい!」とよく言われてました

政治家は国民の顔色をよく見ている

企業は顧客の顔色をよく見ている

子供は親の顔色をよく見ている

「何をすれば評価してくれるんだろう?」という評価項目は重要で、それに影響を受けていきます

政治家も「投票率が高いのは高齢者」となれば、なにがなんでも年金と社会福祉は守ろうとします

ポピュリズム衆愚政治が生まれる真の原因は、大衆迎合的政策を振り撒く政治家の側にあるのではなく、その政策と政治家を広い視野も深い思考も持たず、安易に受け入れてしまう国民の側にあるようです

レベルの低い人の評価を気にしていれば、低いレベルの指導者になります

独裁主義は悪いことではない 

日本が今求めているのは優れた独裁者!」橋下徹さんが発言していました

私達は独裁者という言葉にいいイメージをもちませんが「すべての権限が集中し、なんでも早く実行できる力を有した人」のことです

歴史上優れた独裁者はおり賢帝などと呼ばれていました

ただ、自分の利益のみ追求する人や愚者が独裁者になると国民は非常につらい目に合うので『独裁政治』が腐敗すると三頭政治が生まれ『大衆政治』になっていきます

「一人が決めるのではなく、3人の賢者で話し合って決めよう」

「3人がダメだから、みんなで決めよう」

というのが歴史の流れです

この全員参加システムが賢者も愚者も入り混じって混乱を呼ぶ状態になる場合もあります

21世紀アカデメイア学長の田坂広志さんは

「前回の大統領選挙において、自身が敗北した選挙結果を認めず『票が盗まれた!』『不正な選挙だ!』と証拠も示さず決めつけ、支持者を煽りたて、死者が出るほどの連邦議会襲撃の暴動を誘引した人物がいる

そして、この人物はその犯罪行為に対して行われた裁判も『魔女狩りだ!』の言葉で一蹴し、事実に反する情報を平然と述べ立てている

しかし残念なことに、この人物が現在、所属政党支持者の中で圧倒的な人気を誇り、次の大統領選挙で勝利する可能性さえ、現実的に論じられている

 だが、もし制度と法律を守る』『事実と真実を尊重する』『虚偽と不正を排するといった民主主義の土台を破壊するこの人物が、民主主義的選挙制度を通じて選ばれるのであれば、それは文字通り民主主義の自殺と呼ぶべき悲劇であろう 」と述べています

年金受給を2年間伸ばしただけで暴動が続いている国だってあります

「賢者も愚者も一票は一票!」なのであれば、賢者が増えれば政治のレベルは上がり、愚者が増えれば政治のレベルは下がるということです

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

もうひとつのステップアップ

摺り込まれた雇われ人生

働き方の変化について書き綴っていますが、今回もその続きになります

かつてナウル共和国という国を紹介したことがあります

働かなくても大丈夫ですよ

税金は不要

日々の生活費までも支給

医療費・学費・水道光熱費までタダ

家事でさえ外国人労働者がやります

結婚したら新居は国が無料で建てます

ハワイやグアムのような南国に、このような超高福祉国家がありました

 リン鉱石の採掘事業で莫大な利益をもたらし、掘って売るだけのリン鉱石採掘事業だけで国民を養うことができたのです

一人当たりのGDPは日本の2倍!

この国民総ニートの国は、リン鉱石が尽きるとともに崩壊します

30年以上働いていなかった国民は働けません

福祉が充実するほど自殺率が上がると言われます

紛争地域や食うや食わずの日々の国は自殺者がいません

福祉の充実は人の生きようとする力を弱くします

超高福祉国家だったナウル共和国の人達は、働く気力もなく無気力になっていきます

日本人もナウル共和国の末路を対岸の火事のように見ていてはいけません

終身雇用・年功序列でリスクをとらずに生きてこれた時代が長かった日本人は世界一失職に弱いとされています

おまけに日本の企業は堅実な経営が多く、長寿企業が多いです

労働は人に雇われる一択!』という日本人は多いです

「FIREみたいな生き方はダメ人間の発想だ!」

「投資家なんて働きもせず、ろくな人種じゃない!」

というのは日本人のみによくみられる発想です

リスクをとる人ととらぬ人 

国もサラリーマンを選択する国民を有難がります

源泉徴収という優れた制度で、難なく国民の給料から1/3を確保できるからです

アダムスミスのいうように国の支配層が真っ先に考えるのは、国民の財布からいかにして金を搾取するかであるの通りです

その他、消費税・酒税・ガソリン税などなど合わせると47%で、まさに『五公五民』をわからぬように複雑にして見事に実現をしています

特に若い世代に知っておいてほしいことは資本主義においてリスクを取るか、リスクをとらないかで富は大きく違ってくるということです

社に雇ってもらって生きるのはローリスクな生き方ですから、基本的にローリターンです

経営者や投資家はリスクをとって生きているので、うまく事が運べばハイリターンです

会社が大きな利益を出したら基本的には株主と経営者がその多くをとります

人員不足などの状況になれば給料を上げますが、従業員の給料はコストなので基本的には抑えるべきものです

(お金)はリスクをとらぬものからリスクをとるものに流れるのです

①従業員②専門家③経営者④投資家のうち、最も財を築けるのは③経営者④投資家です

ただ、日本の場合は家柄も学歴も性別も関係なく、誰でもが平等に③経営者④投資家を目指せます

今の日本は100円から株式投資できるので本当に恵まれた国です

投資信託ETFなどは株式のプロが運営してくれ、ネット証券なら手数料も格安です

会社もネットで創れるので、小学生でさえ起業しています

リスクを取るか否かの問題です

小さくともリスクを考えた人生を 

私の叔父達もそうですが、大手新聞社や大手家電メーカー、大手電力会社で勤め上げてきたのでリスクをとって生きる人達を愚者の生き方のように言います

「今の若い人はかわいそうだ」とよく口にし、終身雇用・年功序列の権化であるこの世代は働き方の多様化を考えようともしません

日本は働き方1.0時代が長すぎました

終身雇用・年功序列は終わったのに、それを見ようとしない人もいます

団塊の世代より前の人達は、成長期の経済とはいえ倒産も多く、不安定な中を生きてきましたが、団塊の世代などは氷河期世代などから見ればぶら下がり世代といえます

就職氷河期世代からは働き方の多様化に理解を示します

Y世代・Z世代は『リスクをとる生き方とリスクをとらない生き方』をよく理解して小さな投資家でも、小さな経営者でもいずれはリスクをとる生き方をとらねばならないと考えておいた方がいいと思います

失職に弱い気質はこれからの時代を生きるのに最も弱点になると思います

「リスクをとらない生き方はリスクをとる人たちに搾取される」

「ぶら下がり人生では生きる力が弱くなる」

など、多少乱暴でもこう考えた方がいいと思います

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

 
 

一本足打法よりプラス副業

副業の時代になる

前回の働き方の変化の続きになります

給料所得のみという一本足打法から、副業をプラスして給料以外の所得を増やそうという話です

これからの時代、水源はいくつかあった方がいいです

Z世代は『60・20社会』=労働期間60年・企業の寿命20年を生きるからになります

日本は寿命の長い企業が多いですが、会社は変わらずとも業態は大きく変えて延命している場合が多いです

大手の百貨店は元はすべて呉服店でしたが、呉服が衰退産業になったので百貨店という業種に生まれ変わりました

デジカメやスマホの発展でカメラフイルムは衰退しましたが 、業種転換できた富士フイルムは生き残り、コダックはうまく業種転換できませんでした

トヨタ自動車だって、もとは紡績機械の会社です

会社の寿命は長いですが、まるっきり業種が変わり、スキルが通用しなくなった社員も多いと思います

会社は変わらずとも、別会社になったも同然です

副業を認める会社は近年増えて来て6割近くになりましたが「本業に専念しろ!目移りするな!」という古い考えや「いかがわしいものを始めた社員が、他の社員を勧誘して怪しい仕事の蔓延で社内を混乱させた」などの経験から、副業禁止の会社はまだまだあります

この30年の給料減と税金増で実質の手取り収入は年間で130万減っています

月にすれば10万円以上の減ですから、給料所得のみの一本足打法では生活はどんどん苦しくなっていきます

二刀でないと満足いく暮らしは遠のいていきます

私が若い世代に助言しているのは副業で稼いだ分は株のインデックス投資に廻せ!』です

やるならネット証券一択で、厳選されたETF投資信託に限ります

NISAに選ばれた金融商品なら安心です

ただし投資詐欺が増えているので注意してください

よほど頭脳明晰でない限り、アクティブ投資は避けた方がいいです

いわゆる3万~10万を稼いだらNISAなどの大きくは伸びないが、長期で運用する株に廻せということです

若い世代はまだまだ長く働けますので、40年・50年・60年でとてつもない財を築けます

副業はこずかい稼ぎではなく、将来働かなくてもいいように経済的自立の為の資金作りとしておススメします

高額を狙わず労働を最小限にする

私の同級生に副業を勧めたら「会社の帰りにピザ屋でバイトはじめたんだけど体力的にきつくて」と嘆いてましたが、それは単なるダブルワークです

令和の時代の副業は、自宅で・楽に・特技を生かしてのネット副業がメインになります

「ネット???」とピンとこない世代はダブルワークで人に雇われるしかないですが、令和の時代はネットで副業するには非常に恵まれた時代と言えます

下図はメインなものだけですが他にもたくさんのネット副業がありますし、工夫次第でいろいろ創出できると思います

私はさほど高額収入を狙わなくともいいと思いますが、極力労働力を使わないものが理想です

スマホに無料の複利計算アプリをダウンロードすることをお勧めします

①元金0

②月々5万円

③年利5%

④投資期間50年

など入力してみてください

定年までにはかなりの財産がつくれます

例をあげれば、給料から毎月3万円・副業収入から5万5千円の計8万5千円を年利5%で50年間投資すると、貯金では5千100万円ですがインデックス投資では1億8千5百万円になります

上の図を見ればわかる通り、複利の力は30年目辺りから効いてきて、40年50年で加速します

地味にコツコツと積み立てるインデックス投資は若いうちから長くやらないと複利の恩恵が受けることができません

例えば1億2000万円つくれるとして、それを4%ルールで生活費に廻せば、1億2000万円はそのままに月40万円を使うことができます

これなら、雇われなくても自分の好きなことができます

3000万円で月10万

6000万円で月20万

9000万円で月30万

が4%ルールの基準です

現在の給与から投資に大きく廻すと生活レベルが下がり、買いたい物が買えず人生が楽しめなくなるので、やはり副業でのプラスアルファをお勧めします

「大きく稼ぐ副業がいい!」という人は、また別のアドバイスになりそうです

こちらは、いずれ副業を本業にしていく人の思考・行動になります

小学生が起業する時代 

PC・スマホ・インターネットが登場した今、副業は雇われるのではなく自らネットで稼ぐのが理想です

X世代だと「ネットで?何やればいいの?」という人が半分以上を占めますし、複利の力を利用しようとしても、その恩恵を受ける前に寿命が尽きてしまいます

やはり二刀流はZ世代からの生き方になりそうです

最近はα世代の小学生がネット起業する人が増えているそうです

資金はクラウドファンディングで集めて、自分のアイディアで月に10万円以上稼いでいるようです

もうこの世代は、能力のある半数以上が働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)となりそうです

昭和生まれは、夢はあっても雇われて一生涯を終える人がほとんどですが、Z世代からは好きなことで生きていく人の方が多くなるかもしれません

X世代は年金プラスアルファの為に副業を

Z世代は経済的な自立を達成し、好きなことをして生きる為に副業を

おススメします

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました